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2009/07/19

『化物語』『懺・さよなら絶望先生』第3話

という訳で、『化物語』と『懺・さよなら絶望先生』第3話とか。
(最初からネタバレゾーンなのでご注意を)

『化物語』第3話「まよいマイマイ 其ノ壹」 
戦場ヶ原ひたぎと彼女にとり憑いた蟹に関するお話は前話でひとくぎり、次の「まよいマイマイ」のお話が始まったようですが。
今回のヒロイン・八九寺真宵の登場はおはなしがだいぶ過ぎてから(最初のほうでチラッと姿は現しますが)。阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの会話シーンが大半を占めます。

その日は母の日。母の日を素直に祝うのが苦手な暦(私もそういうのって苦手ですけど)。家をこっそりマウンテンバイクで抜けようとした暦、妹に見つかって口論。暦はそのままマウンテンバイクで出かけて、団地の公園にやってきます。
人気のない公園で過ごす暦。そこになぜかやって来たひたぎ。ふたりの会話。
しかし、どうやってひたぎは暦の居場所を見つけたのかしら?しかもおろしたての服を着て。

ひたぎは助けてくれたお礼に暦を裸エプロンで一週間毎朝起こそうかと提案したり、ちょっと奇妙なふたりの会話。しかし、その裏に甘じょっぱい雰囲気が溢れています。どうやらひたぎは本格的なツンデレモードに入ってるみたい。
ふたりの関係を進めたくてもはっきりそうとは口にできないもどかしさ。遠まわしに探り探り、しかし結局関係を進めることはできず。毒舌を吐いてみたり。甘じょっぱいです。

思い出話。ひたぎはその団地の公園が縄張りだったとか。小さいころはその団地で暮らしていたのかしら。そして、家を買って引っ越して。でも、母親がひたぎの大病を機に新興宗教にはまってしまって、借金までして貢いで、結局両親は離婚して、ひたぎは父親は家を出てあばら家暮らし。 家は人手に渡ってしまったのでしょうか。なんか、切ないです。

暦は迷子らしい女の子を見つけます。その子が八九寺真宵(はちくじ・まよい)。小学5年生の女の子。大人びた感じがする、可愛らしい子です。
迷子の彼女を助けようと声をかける暦。つっけんどんに返す真宵。
しかし、よく小学生の女の子に声をかけられるなぁと思います。ふつー、若い男性が小学生の女の子に、例え困っている様子でも、声をかけるなんて。いっぱつで「不審者注意」のプリントが全父兄に回されそうであります。
絶望した!小学生に声をかけただけで変質者と思われる現代社会の世知辛さに絶望した!!でありますよ。(作品が違うか?)
ひたぎの件も、ホチキスとカッターナイフで脅されて近づくなとひたぎに警告されても、力になれるかもと近づく暦でした。暦って世話焼きタイプなのかなぁ。でも友達はいないタイプなんですよね。あたしもちょっとそういうとこありますけど。いや、ま。

しかし、暦をシカトする真宵。それに逆切れした暦は真宵とケンカして、最後は真宵をノシてしまいます。小学生女子と真剣にケンカしてノシてしまう男子高校生の暦。ぱんつ丸出しで気絶してしまう真宵。真宵が手にしていた行き先のメモを見る暦。暦に訊かれたひたぎは真宵の行き先の見当がつくと暦に告げます。暦は真宵にお姉ちゃんが連れて行ってくれると言うのですが。
その時、真宵は暦に告げます。自分は蝸牛の迷子なのだと。以下次回に続く。

真宵は自分が丸々入りそうなでっかいリュックを背中にしょってます。蝸牛のせいなのかな。あのリュックには何が入っているのでしょうか。それもおはなしのカギになるのかしら?

ほんと、今回の大半は暦とひたぎの会話劇でしたし。おはなし的にはほとんど動いてないけど。でも、スタイリッシュかつ前衛的な演出で面白く見せてくれましたが。
次回は暦が真宵を忍野の所に連れて行って、真宵に憑いてる蝸牛をどうにかするのでしょうか。

今回も新房タッチのちょっと前衛的な画作りや演出が面白かったです。
それとちょっと面白い視覚効果に気がつきました。
あるシーンとかで、緑色のうっすらとした筋が見えるんですよね。何でかなーと思ったら、その、スタイリッシュな景色描写のせい。赤い柱がいくつも並んでいるシーンがあったのですが、それから切り替えで淡色の景色が映って。だから、その残像で緑色の筋が見えたんです。
そこまで考えて作ってあるのかしら。実験映画的にも面白い趣向だと思いました。

あ、そうそう。時々暦とひたぎのふたりの顔がとり・みき描く「たきたかんせい」っぽい感じになるのも面白かったです。

『懺・さよなら絶望先生』第3話
今回から本オープニングっぽいです。第1期の『さよなら絶望先生』は第4話から、第2期の『俗・さよなら絶望先生』は第3話から本オープニングっぽいから、だいたいそんなペースなんでしょうか。

ネタてんこ盛りのオープニングです。元ネタ的に私が解ったのは、アポロ13号っぽいロケット発射シーンとか、2001年宇宙の旅のスターチャイルドっぽい可符香とか、落ちてくる可符香をラピュタっぽく受け止める絶望先生とか(これは化物語にもあったシーンですね)。

あ、あと、OPには「ぴあ」の表紙で有名な及川正通っぽいカットとかもありました。及川正通は天井棧敷のポスターも描いてるんだよなぁ。…と思って調べたら、なんと元ネタは天井棧敷の「書を捨てよ町へ出よう」のポスターじゃありませんか!わはは!!道理でどこかで見た感じがした訳です。テラヤマ系なあたしとしては嬉しい限りです。
ポスターハリスさんの演劇実験室◎天井棧敷のポスターも含むアングラ演劇ポスター集『ジャパン・アヴァンギャルド』は高くてまだ買えてない私…(涙)。持ってたなら一発で解っただろうなぁ。
あ、そうそう。主題歌を歌ってる大槻ケンヂも寺山修司ファンみたいでありますよ。そういう繋がりかと。

フォーマットとしては、プロローグとして単行本の「前巻までのあらすじ」(ただしデタラメ)の朗読、オープニング、そして本編がA~Cパート、エンディングのあとに絶望絵描き歌のコーナーって固めているようです。
Cパートは絶望先生と影武者の話で行くみたい。原作でも何話かありましたし。
あと、絵描き歌は声優さんたちの絵描き歌コーナーなんですが。完成絵を見せて描いてもらってるのかしら?どうも知ってる声優さんと知らない声優さんがいらっしゃるみたいです。(いや、解ってるけどお遊びでアレンジして描いているのかなぁ)

ほんと、今回はお遊びが少なくて、手堅くきている感じがします。それも面白いのですが、でも、やっぱり、視聴者置いてきぼりにするかしないかギリギリのお遊びも欲しいところであります。

しかし、政治ネタはいいとして、カルトネタは大丈夫なのか?

という方向で、楽しみな作品が2つもあってしばらく週末は楽しいです。
しかし、ひたぎの裸エプロンのイメージカットが見たかったなぁ。
どうもヤンデレ&ツンデレ属性があるみたいなわたくし。
リアルじゃ大変だとは解っておりますが…。

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