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2009/03/09

「SERAPHITA」

昨日は渋谷の青い部屋へ。
サエキけんぞう&西川祥子企画ライブ「SERAPHITA」を拝見してきました。
電氣猫フレーメンさん、黒色すみれさんがご出演、、それからDJが素股Qさんということで。
今回、4時スタートという早めの開演時間でした。終演は9時とか。高校生くらいの女の子でも行ける時間帯という心配りだったのかなと思いますが。

サエキけんぞうさん、お名前はちょくちょく目にする方でありますが。Wikipediaのサエキけんぞうさんの項目を見て思い出しましたが、エッセイを1冊読んだことがあるかな?読むものを切らして地下鉄の売店で何か買ったような記憶が。しかし肝心の書名とか内容が思い出せない…。あたしの記憶って肝心の事を忘れて枝葉末節を憶えてるから嫌です。

当日のご出演は、
黒崎真音さん、
サエキけんぞうさん、
電氣猫フレーメンさん、
富崎NORIさん(イラストレーター。トークショーとして)
黒色すみれさん、
ロウズとギグルスさん。
それからサエキけんぞうさんと西川祥子さんが司会でした。

あと、オリジナルカクテルがありました。バルザック(だったっけ?)と白夜。バルザックはココアベースの黒いカクテル、白夜はミルクベースの白いカクテル。ノンアルコールとか。
これもまた未成年のお客さんに配慮したものかと思います。

開演は5時くらいかな。サエキけんぞうさんと西川祥子さんの前説でスタート。
お客さんは超すし詰め状態でした。

最初が黒崎真音さんでした。
カラオケをバックにオリジナル曲とカヴァー曲。
オリジナル曲はアニメかゲームのテーマ曲みたいな感じでした。

黒崎真音さんはいつもは秋葉原のライブカフェで活動しているそうです。
インディーズアイドルになるのかしら?
私もライブの演目でほんの少しそういうのを拝見した事があります。
“ヲタ芸”っていうんですかしら、私の世代だと“親衛隊”になるのかな。
ファンの方々の独特の踊りというか声援で、
いつもはうんと盛り上がるようなステージだそうです。

サエキけんぞうさん。ピアノの伴奏でシャンソン。
歌詞は日本語でした。直訳で超訳とか。
シャンソン界の“王様”みたいなアプローチであります。
やっぱり日本語訳は歌詞の意味が取れていいです。
歌い手によってはけっこうストレートに性的な用語も飛び出すみたい。

私は三上寛ファンクラブの会員ですが。
三上寛さん、近年フランス公演とかもなさってます。
三上寛さんの歌詞の世界もけっこう性的な用語が飛び出します。
そういう部分でひょっとしたらシャンソンの世界にも近しいのかしら?

電氣猫フレーメンさん。今回も元・VEXATIONの永井幽蘭さんと球体関節人形作家でもある由良瓏砂さんのおふたり。
以前、Alamode Nightで拝見した音楽と朗読のお芝居、眠れぬ姫の物語の再演でした。
「VEXATIONのテーマ」を始め、VEXATION曲もたくさん出てきて嬉しかったです。

イラストレーターの富崎NORIさんのトークショー。サエキけんぞうさんと西川祥子さんも交えて。富崎NORIさんは球体関節人形と少女たちをモチーフにして描くイラストレーターさんのようです。TALKING HEADS誌とかでもイラストレーションを拝見していると思います。
あのイラストレーションはコンピューター上で描いていらっしゃるようです。てっきり手書きだと思っていたのでびっくり。
富崎NORIさんのイラストレーション集の紹介。大槻ケンヂが腰巻に文章を寄せられているようです。

球体関節人形について。私なりの解釈・認識ですが。球体関節人形はもともとはヨーロッパの工芸品だったとか。球体関節で手足が動かせるから、プレイバリューが高そうですな。子供のいい玩具だったのではないかと思います。それをモチーフにハンス・ベルメールが写真作品にして。それもただ人形としてではなくて、球体関節を利用して畸形に組み替えたりして。下半身が上下についてたり。
それを澁澤龍彦らがアートとして日本に紹介して。だから、日本では球体関節人形はアートとして事始めした、と。こう解釈してるんですが、どうかな?
つうかベルメールの写真集もまだ買ってないぞ…。

黒色すみれさん。黒色すみれさんは今回「星の王子さま」でヒツジ役の蘭妖子さんが被っていたような白い、ふわっとした、羊の毛のようなウィッグをお召し。そして白いドレス。背中には片翼。かわいらしい、素敵なステージでした。
ほんと、黒色すみれさんのライブもたくさん行きたいし、音源も欲しいのですが…。新宿ゴールデン街のすみれの天窓も行きたいなぁ。しかし、深夜+1にもほとんど顔を出せてない現状ではあります。

写真コーナーがあったりして、トリがロウズとギグルスさんでした。歌とパフォーマンス。
ロウズとギグルスさん、こちらもAlamode Nightで拝見しています。衣装やメイクのこり方が半端ではなく、もう異次元の住民というオーラを発している方々なのですが。

貴族のような衣装、道化のような衣装、の方々に混じって、おひとりだけ白のシンプルなスリップのような衣装の女の子がいます。頭を包帯でぐるぐる巻きにして。そして、みんなからハブられるという役回り。その子がある種のキーなのではと思っているのですが。

包帯で頭をぐるぐる巻きというのは、テラヤマ系のモチーフなのではと思います。あるいはテラヤマ系の筋肉少女帯でも「何処へでも行ける切手」とかで包帯で頭をぐるぐる巻きにした少女が出てきますが。寺山修司直系か、テラヤマ系のアーティストからの間接的な影響か。それとも寺山修司は関係なく、他にルーツがあるのか。

寺山修司を追いかけているうちに、なんかゴシック&ロリィタ系のイベント行くようになった私としてはよく考えているポイントです。寺山修司とゴシック&ロリィタの親和性。樋口ヒロユキさんのゴシック&ロリィタ解説書「死想の血統」にも寺山修司についてだいぶページが割かれていましたし。

ちなみに私はけっこう包帯フェチですが(爆)

これでプログラム上は終演ですが、青い部屋のオーナーの戸川昌子さんがご登場。
お歌も何曲か聴けました。嬉しかったです。
そして、客席にお見えになっていた、青い部屋系のシャンソン歌手のソワレさんの「愛の賛歌」のアカペラで〆。

終演は予定の9時を回って10時くらい。
ちょっとくたびれたけど、アイドルあり、ロリィタあり、シャンソンありのとても楽しい一夕でした。

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