「夜艶戒談・其の壱」
という訳で日曜日の話の続き。
渋谷から三軒茶屋・グレープフルーツムーンへ。日比谷カタンさんご出演のライブを拝見しに。
企画ライブ、題して「夜艶戒談(よつやかいだん)・其の壱」とか。
当日のご出演は
南謙一さん、
出雲麻紀子さん、
そして、日比谷カタンさん。
三人のライブとトークショーという趣向のライブでした。
お話しによると出雲さん発案&日比谷さん企画進行とか。
グレープフルーツムーンは久しぶりです。私にはある意味思い出深いライブハウス。
昔、好きだった女の子がいて。その子がバンド始めたと聞いて初めてインディーズバンドのライブに行ったのが、グレープフルーツムーンでした。ま、そのときにはだいぶ嫌われていて、ひとことも口きいてもらえなかったけど。
あと、ある他の好きな女の子、やっとデートに誘えて一緒に行ったのが、グレープフルーツムーンでした。あの時は「ひょっとしたら上手くいくかも」って期待に胸を膨らませていたんですがね。…トラウマスポットかよ!
ま、いや、グレープフルーツムーンでは色々思い出深いライブがあったです。VEXATIONさんの「ヲ人形と音楽会」とか、日比谷さん、URiTAさん、OCCURPOOさんの三人会ライブ、「ヒビウリプー」を初めて見たのもグレープフルーツムーンでしたな。
三軒茶屋駅を出ると小雨。晩ご飯を適当に食べてからグレープフルーツムーンへ。
最初は南謙一さん。アフロヘア。コンバース・オールスター系のハイカットバッシュ姿。エレアコにエフェクターをつけて。エレアコはサウンドホールが半ば塞がれていて。ギターの生音が漏れないためでしょうか。
座ったスタイルの演奏でしたが、もう最初っからシャウト、パワフルな演奏。床をどしんどしんと踏み鳴らす振動がこちらまで響いてきて。エフェクターも思いっきりふんずけてましたが、壊れないかしらんと思いました。
お次が出雲麻紀子さん。先の丸っこい厚底ブーツ姿。出雲さんがキーボード弾き語りで、あと、鳴り物各種とかドラムスの男性と。
20年くらい前にコンテストに出して賞を取った歌とかもあって。
そして日比谷カタンさん。先の尖ったブーツ姿。
会場にちなんででしょうか、『いびつな月のはからい』、いつもよりアップテンポな気がしました。そして『スガスガしい休日』、『ウスロヴノスチの切符切り』前半。MCを挟んで『終末のひととき』。それから『逆抵牾参る~Quarter View Saga』をフルバージョンで。フルバージョンを聴くのは久しぶりです。ラストは秋葉原GOODMANでも拝聴した『対話の可能性』のボサノバ風というか、リゾート風アレンジver。GOODMANでもそうだったけど、そのアレンジからノーマルに戻す時のドライブ感がとても好きです。
これで演奏は終わって、こんどはお三方のトークショーコーナー。
南さんが用意した質問に日比谷さんが答えて、あと、三人で展開していくという感じでした。
トークの内容も色々面白かったです。私自身の思うところもあったりして。
アイドルの話題が出ました。アイドルかぁ。南さんは原田知世が好きとおっしゃっていたけど。あたしも原田知世は好きでしたな。でも、映画とかは見に行ってません。『白いドレスの女』は原作があのころ大好きだった北方謙三だったので見に行きましたが。映画としてはがっかりでしたな。
いや、アイドルを好きになっても絶対私の傍にはやって来る訳がないし。好きなアイドルのグラビアを見ながらナニしている時、当のアイドルはどっかの金持ちイケメンとギシアンしてるんだろうなっていう、醒めた気持ちは最初から持ってましたし。そういう意味でアイドル的な存在は持たずに若いころは過ごしましたし、そして今はもうアイドルなんて歳じゃないし。
いや、閑話休題。しかし、ホラー映画とかもほんと見てないなぁ。
トークショーは1時間ちょっと。四方山話、楽しみました。
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