写真屋・寺山修司展
昨日は銀座のBLD GALLERYさんに「写真屋・寺山修司/摩訶不思議なファインダー」展を見に行きました。ほんのちょっと覗いたくらいだけど。
田中未知が発掘した、寺山修司の未発表の写真の展覧会らしいです。未発表歌集『月蝕書簡』に続く、嬉しい出来事であります。
会場のBLD GALLERYさんは、銀座のブランドショップの入ったビルの最上階にある、おしゃれな感じのギャラリーでした。
今回の展覧会は「写真屋・寺山修司/摩訶不思議なファインダー」展の第Ⅰ期になります。
サブタイトルは『「眼球譚」「悪魔の囁き/「実在しない怪奇映画のスチール写真」の撮り方」』。これが12月27日の土曜日まで。
そして、年明け1月9日から第Ⅱ期が始まって、2月28日まで。こちらのサブタイトルが『「千夜一夜アラビアンナイト」「ヨーロッパ版〈犬神家の人々〉」「摩訶不思議な客人」』であります。
展示されている写真はほとんどが海外で撮影されたもののようでした。
白人系外国人モデルさんと、天井棧敷の方でしょうが、東洋人がモデルになっています。
また海外の風景ですから、和風テイストの写真はなかったです。
あと『トマトケチャップ皇帝』とかのスチルの展示もありました。
それから寺山修司愛用のカメラの展示、フィルムの展示、それから写真関係の原稿の展示など。実際寺山修司がシャッターを押したカメラ。書いた原稿。その息づかいを想います。
(ほんとざっと見てきただけなので、詳しくは書けませんし、間違えていたらごめんなさい)
物販もありました。いろいろあって目移りしたんだけど、やっぱり買うならまずこれじゃなきゃと思って買ったのはこの本。
フィルムアート社の今回の展覧会の写真も収められた、『写真屋・寺山修司』です。
こちらもざっと見たくらいですが、ほんと、わくわくするような寺山ワールドが広がっています。いや、寺山修司の写真の世界はあまり知らないのですが。
他に物販は書籍類とか、缶バッジとか、絵葉書とか、Tシャツとか。Tシャツは『草迷宮』なんかに出てきた横綱を締めた女力士がモチーフです。ちょっと欲しかったけど、やっぱり本を優先して買おうと思ったので。だいたい私の入るサイズあるかなぁ…。万有引力TシャツはLLサイズがあって嬉しかったのですが…。
会期も長いですし、また見に行こうと思います。もちろん年明けの第Ⅱ期も見に行きたいです。
ほんと、ざっと見たかぎりの簡単なレポートですが、よろしければ皆様も是非。
やっぱTシャツ、欲しいなぁ…
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