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2008/09/08

『寺山修司コレクション』

昨日の土曜日は阿佐ヶ谷のLoft-Aさんに、劇団APB-Tokyoさんの実験公演、『寺山修司コレクション』を見にいってきました。先週は演劇実験室◎万有引力さんの実験公演、『歌うシンデレラ』を拝見してきましたから、2週連続の実験公演ですな。

Loft-Aは初めて行く場所です。老舗の新宿Loftグループの1店のようです。ライブハウス通いが趣味ですが、ライブハウスの新宿Loftは行ったことがないんですよね。新宿Loft+1は数回行きましたが。Loft-Aさんは、Loft+1系のトークショーメインのハコ、いやコヤか?の場所のようです。

土曜日は出勤日だったので、終業後阿佐ヶ谷へ駆けつけ。客入れ時間は過ぎているかなぁと思っていましたが、私の番号だとギリギリ客入れに間に合いました。

初めてのLoft-A、面白い場所です。入るとまずバーカウンターがあって、舞台つきのイベントスペースがその奥にあります。バースペースとイベントスペースが分かれているのは渋谷アピアっぽいです。アピアよりは広い場所だし、イベントスペースにもドリンクカウンターがありましたが。

限定百人という公演でした。客席はすし詰め状態。汗かきのデブとしては少々心苦しいです。入場時に包帯をひと巻きと、なにやら書き付けられた紙片を貰いました。

ややあって開演。

実験公演という事で、どういうスタイルになるかと思っていましたが、寸劇と小コーナー集という趣向でした。

開演、幕が開いたり閉じたりというのが数回あって。あ、そういえば、寺山芝居で幕があるのはあまり見かけないなぁと思いました。
んで、お芝居は客席から始まりました。

客席にも役者さんを配置して、舞台と客席を渾然一体と使用とする試み。客席は安全地帯じゃないという思想、好きです。
私はやっぱりビデオゲーム世代からか、「入って行けるお芝居」好きです。

客いじりというか、観客参加型のコーナーもありました。お客さんの点呼とか、お客さんに自分で自分に包帯を巻かせたり、心理トリックのコーナーとか。
ここらへんの舞台と観客の距離を測る試み、実験的だと思います。そのスタンスをうまく取れば素晴しいと思うし。でも、逆に失敗してしらけると盛り下がるし、とても難しいところかと。そこら辺実験公演ぽかったかしら。APBさんも客席に役者さんが居たり、客いじりを取り入れていますが。万有引力もここ数回の公演でお客さんを舞台に上げるのが復活していますし。

寸劇、寺山芝居の名場面集かしら。それはよく解りません。ほんと、バイト代を貯めて上京したら、天井棧敷のお芝居を見る機会があったのに、それは今でも悔やまれます。寺山戯曲もあまり読んではいませんので。

高野美由紀さんの寺山詩?の朗読コーナーもありました。高野美由紀さんはチャイナドレス姿でした。わぉ。

『寺山修司コレクション』として、どれだけ寺山的であったかというところは解りません。前にも書いた通り、私自身があまり寺山芝居について知りませんので。寺山芝居の引用とか、寺山思想の応用とか、それを「コレクション」としてお芝居をどう創り上げるか、そこらへんはあまりよくは理解はできなかったかもしれないけど。ただ、私がここのところよく考えている、「テラヤマ系」という考えにまた思うところが増えました。

終演後、よろしかったら打ち上げにというアナウンスがありました。先週の万有の実験公演にもそういうアナウンスがありましたし、それもまた実験公演という、こじんまりとした、お好きな方々の集まりという事ならではと思います。ただ、私はヨレヨレ状態だったので、打ち上げには参加しませんでした。先週の万有の打ち上げも参加したかったけど…。残念です。

Loft-Aを出ると阿佐ヶ谷は雨。雨の中を帰宅。

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