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2008/09/21

ダダカン展@銀座

昨日は出勤日。口実作って抜け出して、ダダカンこと糸井貫二の展覧会、「鬼放展」の銀座会場を駆け足で見てきました。先日「鬼放展」の東高円寺会場を見てきましたので、こちらも拝見したいと。

会場は銀座のアーチストスペースという画廊。銀座によくあるこじんまりとした雑居ビルの画廊でした。お部屋の香水の匂いがぷんぷんするエレベーターに乗って3階。

アーチストスペースさんもこじんまりとした画廊でした。お客さんはそこそこ入っていました。
展示内容は東高円寺と同じ感じ。銀座と東高円寺で展示ジャンルを分けてはいないようです。写真パネルとかは同じのが展示されているようです。

展示内容はダダカンさんの作品、ハプニング(パフォーマンス)の記録、そして、ダダカントリビュートのほかのアーティストさんの作品といった感じでした。。

メールアートと呼ばれるダダカンさんが他の方に送ったアートな手紙と、そして、ダダカントリビュートの作品たち。その多さ。ダダカンさんがいろんな方に慕われた様子が伺えます。それがひょっとしたらダダカンワールドのいちばんの魅力かもしれないなぁと思います。

もう活動をほとんどおやめになってる頃にも、ダダカンさんはお客さんがあると自宅で全裸パフォーマンスでお迎えされた、おもてなしされたようです。

アンダーグラウンドで全裸になるのがお好きで、そしてたくさんの人に慕われている方、というと、高円寺のライブハウス、無力無善寺の大将、無善法師さんを思い浮かべます。そういえば、アナーキーでアンダーグラウンドでむちゃくちゃで素朴で暖かみのあるダダカン展の風景、なんとなく無力無善寺を思わせます。

銀座での全裸パフォーマンスのメモ、面白かったです。事前の計画か事後の結果としての事かわからないのですが。全裸になり、お巡りさんに捕まったあと、小道具の布で股間を隠すという段取りがしっかり書かれていました。

銀座でダダカン展を拝見して思うのは、やっぱりここらへんの日本のアンダーグラウンドアートについてもっと知りたいなぁという事です。

だいたい、こういうアンダーグラウンドアートシーンの成り立ちもよくわかりませんもの。安保闘争あたりが関わってくると思うのですが。また、海外との関わりもですね。海外のアンダーグラウンドもよくわかりませんもの。寺山修司のエッセイでちょっと読んだくらいと、あと、かわなか先生の映像作品や昔話で伺うばかりでしたし。

かわなか先生の映像作品で牧朗さんのハプニングの映像を拝見したことがあります。ゼロ次元の映像もちょっと拝見しました。また他にも昔のアンダーグラウンドの映像もモチーフでちょっと見たりしました。

なんて言うのかな、プリミティブさ、それゆえ泥臭さ、無茶苦茶志向さが好きです。なんかわけわかんない内にわけわかんない事してるって感じがします。牧朗さんはダリ展があったとき、芸術的な衝動につき動かされて、服にパンをたくさんぶら下げて展覧会場を練り歩いたそうです。そういう原初的な衝動。おサレにソフィストケーテッドされてない衝動。その衝動の発露としての全裸、いや、フリチンと呼びたいな(男性限定だけど)

フリチン映画が好きです。いや、自分で勝手にそう呼んでいるんだけど。イメージフォーラム附属映像研究所の卒展とか、映像作家系の学生さんとかの作品でたまに見かけるんですが。自分のなかの衝動を制御できぬまま、とにかくフリチンになってわぁ~~っとやる映画の事です。まぁ、フリチンになることすらできずに忸怩としている自分も開放感を貰えます。

まぁ、今の時代、みんなこじんまりとしておサレになってしまった今の時代に対するアンチテーゼとしても見られるかと思います。もっとフリチンパワーを!
(芸がないくせにすぐ全裸になる今時の芸人さんは嫌いですけど。芸があって全裸にもなれる芸人さんは尊敬しますけど。為念。)

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