日比谷カタンさん@紅布
最初がミラーボールズさん。名古屋からお見え。
昭和40年代風長髪の男女おふたりのバンド。エレアコ2丁です。こういう編成もあまり見たことがないです。女性の方がボーカルです。歌の世界はどう言えばいいのかなぁ。懐かしいというか昔っぽいというか、うまく言えないけど。でも好きな感じでした。
お次がヒラマミキオさん。ヒラマミキオさんはWikipediaにも項目があります。凄いです。
ヒラマミキオさんは東京事変に在籍していらした方のようです。東京事変、椎名林檎のバンドだと記憶していますが。
椎名林檎は昔、CDを何枚かとDVDを買ったことがあります。ライブハウス通いを始める前ですからもう7年以上前でしょうか。
秋葉原の今は亡き某PCショップの動画再生デモで椎名林檎のPVが使われていたのがきっかけでした。あのころはPCで動画を再生するというのも大変な時代でしたな。今のHD画質なんて夢のまた夢の時代。
まぁそれからライブハウス通いが趣味になって、椎名林檎も買わなくなってしまったのだけど。
ヒラマミキオさんはサウンドホールにピックアップをつけたエレアコ(こういうのもエレアコでいいのかな?)、それからキーボードの女性のおふたりでの演奏でした。
ギターを構えてすっくと立つヒラマミキオさんの姿、むちゃくちゃかっこよかったです。
サウンドはストレートでさわやかだったと思います。
そしてトリが日比谷カタンさん。
今回気がついたのですが、日比谷さんのギター、サウンドホールが塞がれています。以前からなのか、活動休止期間中のカスタマイズなのか、わからないのだけど。
前奏からアカペラで「ヲマヂナイ」に入って、「いびつな月のはからい」「ブツブツ膏」。
MCがあって、新曲です。わ~い。
新曲「サッカリンブルース」。曲調は「ヴィリジアンゼラニウム~少女緑化計画」に似てるかなぁ。MCのせいもあったと思いますが、ヴィリジアンゼラニウムの緑子ちゃんがそののち少々爛れた生活に入った頃の続編歌、みたいな感じがしました。あたしはサッカリンというと、時々やってくる露天のポン菓子のおじさんが、ポン菓子に甘みをつけるのに使っていたのを思い出します。
それからもひとつ新曲。おぉ!
「終末のひととき」(でしたか?)。こちらは静かに終末を迎えるセカイのスケッチ、という感じの歌でした。燃える遊具。私は「ターミネーター2」の冒頭の炎に包まれ遊具が燃え上がる公園、のような風景を連想しました。
日比谷さん、新曲をいろいろ準備中のようであります。楽しみです。
それから「対話の可能性」で〆。…と思いきやアンコールで「ヘテロのワルツ」。
その時MCがあって、「ヘテロのワルツ」は初めて作った“歌”であると。その歌を作るようになった思い出話。「ヘテロのワルツ」、私も大好きな曲です。私もずっとひとりだったし。私は“彼女”はいないけど、できそうに思えた時もあったけど、結局いなくなったけど。いろんな事があって、翻弄されても、でも一緒にいる人になってくれたら嬉しかったのですが…。いや…。
という方向で2日連続でライブに行きましたが、きつかったけど楽しかったです。
9月、日比谷さんはたくさんライブがあります。全部は無理っぽいのでどれを行こうかと頭をひねっています。
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