« 映像の地下水脈#7 | トップページ | 三上寛トーク&ライブ »

2008/06/30

『引力の法則』

日曜日は演劇実験室◎万有引力公演『引力の法則』を観てきました。
楽日でした。

雨の中、笹塚ファクトリーへ。笹塚ファクトリーは万有公演がよくある場所です。迷わずに到着。受付を済ませ、取り置きのチケット代を払い。お財布の中身は完全に息切れ。アパートの更新があって物入りだった6月でしたが、月末の給料日まで何とかもたせる事ができました。ふぅ…。

『引力の法則』という演目はだいぶ前に拝見しています。もうどういうお芝居だったかも忘れているのですが。

演劇実験室◎万有引力。『万有引力』という劇団名は生前の寺山修司と親交のあった谷川俊太郎の『二十億光年の孤独』という詩の、

万有引力とはひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなもとめ合う

という一節からとられているのですが。その、『引力の法則』。ちなみに私もこの一節が大好きです。「宇宙はひずんでいる それゆえみんなもとめ合う」か…。

いつもの万有スタイルで、お客さんを並ばせておいて客入れは一気に。通路に背の高い脚立がすえられていて、それをくぐって入場。

もちろんいつもの万有スタイルで、すでに舞台では役者さんがうごめいています。
客入れが済んで暗転、ふたたび明るくなると、一列に並べられたテーブルについた役者さんたち。そのテーブルが今回いろいろ変幻自在に使われていました。色も塗られていない無骨なテーブルです。

今回もストーリーが進んでいく、というよりは、「引力の法則」というテーマに沿った寸劇の積み重ね、レビュー形式のお芝居でした。彗星のように失踪した男。地上の天文学。

以前の公演で拝見した、暗闇の中、ハンマーで火花を散らすという演出がありました。いい感じです。

客いじりもありました。また、選ばれた観客を舞台に上げるというのも。この、観客を舞台に上げるというのも、ここ数回の公演で復活した手法です。以前は食事させたりしていたのですが、さすがにそれはなくなったみたいですが。

ほんと、ここ数回の万有引力公演、いい感じにのれます。万有が変わったのか、私が変わったのか、解らないのですが。でもほんと、いい感じでした。

今回、井内さんのご出演がなかったのが残念。コメディリリーフで、万有でいっとう好きな方なのですが。

ラスト、観客を舞台に上げて、東京都圏の地図に、自分の住んでいるところに夜光塗料を塗った画鋲を刺す、というコーナーがありました。数年前、橋本の公演であった趣向ですが。今回も闇の中、刺された画鋲たちが星のように光りました。

さすが休日の楽日ということで、お客さんはすし詰め。デブにはちょっと心苦しい状態でした。ちょっときつかったのですが、でもとても楽しめました。

パンフレットによると、今年の万有公演は10月に郡山、11月に松山で、東京公演はないみたいです…。う~ん、見送るか、旅費貯めるか、ちょいと思案のしどころです。

ちょっと寄りたいところもあったのですが、カラッケツ。涙を呑んで帰宅。お会いしたい方もいらしたのですが…。

|

« 映像の地下水脈#7 | トップページ | 三上寛トーク&ライブ »

コメント

自己レスです。
あと、ホルストの「惑星」が効果的に使われていました。安いのでいいから「惑星」買おうかしら?

投稿: BUFF | 2008/06/30 12:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92510/41683949

この記事へのトラックバック一覧です: 『引力の法則』:

« 映像の地下水脈#7 | トップページ | 三上寛トーク&ライブ »