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2008/06/13

ナンシー関展に行ったけど

昨日は渋谷PARCO PART1で開催されている「ナンシー関 大ハンコ展」に行ってきたのだけれど…。終業+残業後到着した会場は大混雑で、行列もほとんど動きません。それぞれのケースにたくさん収められたナンシー関さんの消しゴムハンコ、たくさんの方が一つ一つ丁寧にご覧になってる訳だから、列もほとんど動きません。諦めて出てきました。
会場もちょっと手狭でデブの私には優しくないです。デブに優しくないナンシー関展ってどうよ(爆)

ま、ナンシー関の本とか読めばいいわけだし。確かにナンシー関の手になる原版を拝見できるのはいいことですが、まず作品を読んでいきましょう。

ナンシー関が遺した消しゴムハンコは5千個以上あったとか。処分された、現存してないのもあるのかしら?それとも作品は全部とっておく方だったのかしら。ナンシー関は何となくぜんぶ取っておくタイプの方のような気がします。それを描かれているキャラクターとかできちんと分類・整理して保存されているようです。それを全部集めた本もあるようです。4千円位するのでちょっと手が出ませんが。

ナンシー関の本は時々買うぐらいです。読むものを切らして、何を読もうか迷った時とかによく買います。ハズレがないので。ただ、ナンシー関が得意としたテレビとかタレントに関するエッセイはよく解りません。なんせここ20年近くほとんどテレビを見てないので。だから、元ネタを知らないので、ナンシー関がそれに何か書いてもよく解らないのですが。でも、解らないなりに面白く読ませてくれる語り口は逆に凄いと思います。ほんと、元ネタを知ってれば、何倍も面白く読めたのでしょうが。

2002年のテラヤマバスツアーでナンシー関の実家を通りかかりました。ガラス屋さんみたいでした。バスの車窓の高い位置からは、暗い土間と、その奥の明かりがこぼれている帳場が見えました。

寺山修司が通った幼稚園、寺山修司が預けられていた叔父の映画館の跡地、そして、ベトナム戦争カメラマン・沢田教一の生家。決して広くない(失礼!)青森市街にこれだけのスポットがあるのかと驚きました。

青森、海峡の町。たくさんの人が行きかい。海を越えて行こうとして行けずに留まった人、海を越えて帰ろうとして帰られなかった人、そういう人たちも住んでいたかと思います。だから、独特の文化が生まれていたのではないかと。よく考えたら私の生まれた場所も海峡の町ではあるのか…。

やっぱりナンシー関には通じるものを感じます。たぶん、それは、私の「ひねたデブ」の部分からかと。いや、やっぱり、“標準”から離れてしまい、“標準”を斜に構えて見る事が第二の天性になってしまっていると思います。寺山修司好きもそれからだと思ってます。

そして、その、“標準”から離れてしまった私からは、どうも“標準”の世界が集団狂気の世界に入りつつあるように見えて、しょうがないのです。一緒になって集団狂気の世界に逝けた方が幸せだったかもしれないけど。

いや、多数が“正常”で、小数が“狂気”なら、こちらのほうが狂気の側でしょうがね。

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