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2008/06/22

都電で母檸檬さん

昨日は母檸檬さんの都電ライブに行ってきました。
貸切りの都電でのライブです。

集合場所は早稲田大学の演劇博物館に正午、だったのですが。直前までほとんど集まらず。いつものように勘違いしたかなぁと思っていましたが。正午あたりにぼちぼちと皆さんお集まりでした。

そそ、早稲田大学の演劇博物館もちょっと覗いてみました。大昔からその存在は知っていたのですが、今回初めて入りました。卒業からでさえもう何年やら…。気になっていたのですが、寺山修司関連の展示はないみたいでした。ただ、今回特集展示があったので、それにあわせてお休み中だったのかもしれません。だいたい早稲田出身の演劇人のコーナーはあっておかしくないと思いますが…。

演劇博物館は小体ながら古い感じのいい場所でした。今回、また出発が遅れてちょっと覗くぐらいしかできなかったのですが、いつかゆっくり拝見したい場所です。

小1時間して皆さんで都電早稲田駅へ出発。

都電に乗るのはほんとうに久しぶりです。前に乗ったのは、内藤陳会長の出演されるお芝居を拝見しに、都電沿線の水森亜土さんの劇団のアトリエに行った時だと記憶しています。下手すると20年くらい前。

都電を貸し切れるという話はだいぶ前に伺ったことがあります。今回初めて貸切り都電に乗るのですが。貸切り都電は普通の都電と違う貸切り専用の車両みたいです。床は磨きこまれた木張り。車両のカラーリングも違います。上半分がクリーム色で下が臙脂色のツートンカラー。上半分がベージュ色で下半分が小豆色だった、昔の西鉄の路面電車のカラーリングと似ていたので、とても懐かしかったです。

都電早稲田駅での乗り込みが面白かったです。早稲田駅のプラットフォームは2両分の長さがあるんですが、貸切り車両は奥の方に停車して、一般の乗車降車は手前でやります。だから、貸切の乗り降りをやってる間も一般車両は普通に運行できるみたい。

ややあって出発。

今回、母檸檬さんはアコースティック仕様です。ドラムスの宇津先生がアコギに回り、ツインギター。しゃあみんさんがセロ。花女さんと水子さんのプロローグ。

鬼子母神駅から立島夕子さんが乗り込んできて、幕が切って落とされたような感じ。一気にヒートアップ。通路を蠢き回り、駆け回る、立島さん、花女さん、水子さん、そして宇津先生。

窓外に目を向けると。のんびりと走る都電、緑も多くて、沿線だけ別空間のよう。線路の砂利を割って青々と茂る雑草。

そしてさらに異空間を封じて走る我らが貸切り都電。まるで潜水艦のように、血の中の水雷のように。

血が熱い鉄道なら
駆けめぐる汽車はいつか心臓を通るだろう
同じ時代の誰かが、
血に穿つさみしい響きをあとにして
(寺山修司『ロング・グッドバイ』)

窓越しに映る“日常"、こちらを指差す沿線やすれ違う車両の人たち。異物同士の斬り結ぶとき。彼らにもささやかな綻びを与えられますように。

いや…。

荒川遊園地前で降りて、荒川遊園へ。ここもなんだか懐かしい、丸っこい場所です。古めかしい観覧車、動物園。点検中でしたが、ジェットコースターもありました。昨今の“絶叫マシン”からするとずいぶんおとなしいものでしたが。初めて乗った故郷のジェットコースターを思い出しました。

売店にはビールが置いてありました。それがいちばん嬉しかったです。売店で売られている軽食類がすべておつまみとして立ち上がってきます。ま、持ち込みおっけーなので、酒屋さんで買ってきたほうが安いけどね。

荒川遊園で皆さんとしばらくまったりして帰宅。

都電で鬼子母神駅、それから先日開通した副都心線に乗り換えて。副都心線の深く潜っていくエスカレーター、ほんと、核シェルターとして使えそうです。花柄が鋳込まれた透明アクリルのベンチが素敵。行き先表示板に列車時刻が出てないのは、さすがまともに運行できてない副都心線でした。最先端の“現実”がちゃくちゃくと崩壊しつつあるのが現れていて愉快でした。

さて、どうなるかとても楽しみです。

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