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2008/06/17

『M/世界の、憂鬱な先端』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000001-maip-soci
『連続幼女誘拐殺人 宮崎死刑囚に死刑執行』
とか。

宮崎勤事件を中心とした吉岡忍のルポルタージュ、
『M/世界の、憂鬱な先端』(文春文庫)を2回読みました。
これを機にもう一度読んでみようかと思います。

孤独の中、狂気の世界にはまり込んでいった宮崎勤。
そして、決して許されざる罪を犯してしまった宮崎勤。

これで事件の決着はついたのでしょうか。
もちろん、理不尽に命を奪われた方々のご家族の悲しみや、
宮崎勤のご家族の苦しみはこれからも続くのでしょうが。

また、同じように、孤独と絶望から狂気の世界に逝ってしまう人もたくさんいるのでしょう。
その陥穽は我々の傍らにぽっかりと口をあけているような気がします。

そういう人たち。そういう人たちが救われて、
こういう事件を起こさないようなセーフティネットを、
今の世の中は与えられるのでしょうか?

ま、 『M/世界の、憂鬱な先端』に描かれる宮崎勤像は私にとっても
「付き合いたくない奴」でしたが。

そして、私もその陥穽に堕ちてしまいませんように。
孤独と絶望が狂気をもたらしませんように。
孤独と絶望のどん底にあってもなお、愛する事を忘れないように。

東京では小糠雨が振りだしました。

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