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2008/05/07

昨日の子供たちspecial

5日も実はダブルヘッダーでした。新宿でお芝居を拝見したあと、いったん帰宅。
ひと休みしてから渋谷アピアへ向かいました。
題して『昨日の子供たちspecial「異化された鯉幟」歌と詩の二重螺旋が織りなす反-神話絵巻』とか。ポエトリーリーディングと音楽のライブです。

当日のご出演は
竹内 紀(vo,g)、
恋川春町(poet)、
竹内ゆえ(vo,g)、
いくぜい(poet)、
小林薫(vo,g)、
佐野 伸(poet)
の皆さん。

恋川さん以外はお名前をちょっと失念してしまったので、ご出演順に書きます。
ほんと、私の人の顔と名前が憶えられない部分は障害レベルに達してます。

最初の方、リーディングとギター&ハモニカ弾き語りの方。
イケメンさんです、私がこうだったらいいなと思う風情の方でした。

2番目はギター&ハモニカ弾き語りの方。
喪男の悲哀を知っている方のようで、共感できる歌でした。
チューニングを音叉で合わせているのが懐かしかったです。

3番目がリーディングの方。キーボードの自動演奏機能をバックにしてのリーディング。
こういう事もできるのですね。
リーディングの方ってのは、原稿を読みながら朗読されるのが多いのですが。その原稿もチラシの裏を使ったり、演出的に使われたりします。
この方は原稿は脇に置いていらっしゃるようですが、見ることもなく暗誦されていました。
また、音楽の尺もぴったりで、たぶん、だいぶ作りこんでいらっしゃると思いました。

4番目が女性ソロ。ギター弾き語り。ギターはクラシックタイプとフォークタイプの2本用意されていました。いや、ギターの分類、よく解らないんですが。糸巻きがヘッドの縦長の穴に仕込まれてるのがクラシックギター、ヘッドから飛び出しているのがフォークギターってのが私の認識なんですがね。たぶん違うとかと。

足首くらいまでの丈の長い赤いスモック?その下も赤いジーンズ?赤いスニーカー。
歌は森山良子みたいな感じかしら。ナチュラル系のゆったりした曲でした。ゆったりしたなかにも激しいものが感じられる曲もあったりしたと記憶しています。

5番目が恋川春町さん。

今回の恋川さんは赤いドレスをお召し。2日の骨肉歌謡祭とは違う、タイトじゃない、ちょっとゆったり目のドレスでした。胸元に黒いレースが顔を出しています。

他の出演者さんたちはソロでしたが、恋川さんはEG伴奏つきでした。
その演奏は、メロディーというよりはノイズ、静謐を感じさせるような騒音でした。

今回、ふと気がついたけど。

恋川さんは装身具の類は着けていらっしゃいませんね。イヤリングとかネックレスとか指輪とか。そして今回、爪は黒いマニキュアで塗っていらっしゃいますが、メイク自体は自然な感じ。口紅も自然な赤ですし。ゴス系、ビジュアル系の白塗りとか派手メイクとかアクセサリーじゃらじゃらじゃない。真っ赤な派手なドレスですが。そういうのではない。逆に白塗り系でアクセサリーじゃらじゃらの恋川さんってちょっと想像できない感じがします。でも詩はセックスとか激しい、ダークな感じなものなんですよね。私の中での恋川さんの分類がちょっと微妙なのはそんなところからかと。

今回、恋川さんのリーディングにちょっとはまりました。音楽系よりリーディングの方がはまるとちょっと怖いですね。音楽は演奏が終れば我にかえる事ができる。余韻は残りますが。

リーディング、言葉は音楽と違ってリズムとか、はまるファクターが少ないけど。(そのぶん、独特のリズムをつけたリーディングをなさる方もいます)。ただ、そのぶん、いったん深みに引きずりこまれると、我にかえるのが難しいような気がします。

いや、恋川さんの言葉にはまったのじゃなく、“恋川春町”という存在にはまってしまったのかもしれません。言葉だけではなく、ちょっとしたしぐさとか、表 情とか、恋川さんの肉体の“存在感”とか、そういうものに。だから、私の深いところまで届いたのかもしれません。“音楽”というはまりやすいファクターが ない分。

ラストの方もいい感じがしました。男性、けっこうお歳を召した感じがしました。ブルースフォークみたいな感じでした。チューニングメーターも音叉も使わずにチューニングをなさっているのがほんと、ヴェテランって感じがしました。

終演後、皆さんとちょっと飲んで、いろいろ話をして、帰宅しました。

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