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2008/04/09

Flying Teapotがやってきた

最近、江古田のプログレ喫茶、FLYING TEAPOTさんに行って、母檸檬の御手洗水子さんの作品展示や日比谷カタンさんのライブに行ってきたわけですが。
『Flying Teapot』って有名なプログレのアルバムの名前からとったそうですね。私はFlying Teapotさんのサイトで知ったのだけど。

mixiの方のコメントでちょっと書いたけど。
実は、「Flying Teapot」なる言葉を知ったのはだいぶ昔になります。数年前、ライブのチラシか何かかな、それで「Flying Teapot」という言葉に再会して、ひどく懐かしい気持ちがしました。そして、ずっと気になっていたんだけど。最近やっと実際にFlying Teapotさんにお邪魔したりして、感慨深かったです。

高校時代、私は演劇部に所属していました。ま、ほとんど幽霊部員だったけど。
誤解を怖れず言えば、学生時代の部活動・サークル活動で一番大切な時間は、昼休みや放課後、部室にたむろして、みんなといろいろおしゃべりする時間だと思います。私はあのころもどうも人と交わるのが苦手で、そういう時間はあまり持てませんでした。だいたい高校時代の私の昼休みの定位置は図書館の書庫でしたし。ただ、本とかはあまり読まずに、書庫の薄暗がりでぼんやりしていました。

だから、公演とかの時、ちょっと顔を出してなんかこちょこちょやるだけって感じでした。
部員が講堂とかで発声練習とか稽古をしているのを聞きながら、私は講堂の裏でひとりでトンカチ振るって大道具とかこしらえてるのが性に合ってました。

でも、部室の片隅に転がってた『青森県のせむし男』とかの角川文庫の戯曲集で寺山修司に出会ったし、寺山繋がりでいろんな方とご縁ができたから、演劇部に在籍していた事は私の人生にかなりの影響があったと思います。部員のみんなが今何をしてるかは解らないのですが、みんなよりずっと影響が残ったと言えるかもしれません。

演劇部のレベルは、高校演劇コンクールで地区大会を通るけど、県大会は落ちるくらいだったんだけど。

で、ある年の高校演劇コンクールの話なんですが。

『フライング・ティーポットがやってきた』(あるいは『フライング・ティーポットがやってくる』、ひょっとしたら『フライング・ティーポット』だけだったかもしれない)というお芝居をかけた学校がありました。既存の戯曲じゃなく、その演劇部オリジナルの作品だと思います。
そんなの必要ないのに、ガリ版で作ったチラシをみんなに配ったり、力の入ったお芝居だったと記憶しています。

内容はもうほとんど憶えてないのですが、ストーリーのあまりない、前衛劇とか抽象劇という感じの作品でした。スポットライトを抱えた役者さんが客席のほうを逆に照らしたりしてたのを憶えています。そして、最後、役者全員が「フライングティーポットがやってきた」(あるいは「フライングティーポットがやってくる」だったかな?)と叫ぶのが印象に残ってます。

寺山修司に出会ったころとはいえ、前衛劇とか抽象劇とかちんぷんかんぷんで。他の部員と「なんだこれ?」と話したのを憶えています。
審査員の講評も、その、前衛的・抽象的な部分でけちょんけちょんで、けっきょく地区大会落ちたと記憶しています。こちらは例年通り県大会に行けましたが。

ただ、あの時、「うまいや」と思う自分もいて、だから、他の部員に思わず「面白くない」と言ってしまった自分がとても恥ずかしいです。
そして、今は、前衛的、抽象的な演劇実験室◎万有引力の公演しかほぼ行ってない私であるわけで。そういうのも含めて恥ずかしいと思ってます。

『フライングティーポットがやってきた』、ほんと、改めてまた見たいなぁと思ってます。

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