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2008/02/24

ゴス展とDawn&Barbaraの展示会

土曜日は横浜2ヶ所、高円寺1ヶ所回ってきました。くたくたになりましたが楽しかったです。
まず横浜編。

横浜美術館の『ゴス展』。行きたいと思っていましたが、横浜まで出かけるのはけっこう億劫です。だから、後述のもうひとつ出かけたい用事ができて、やっと重い腰が持ち上がりました。しかし、渋谷から東横線で横浜美術館最寄り駅のみなとみらいまで直通なんですな。渋谷始発なら座れますし、けっこう気軽に行けます。知らなかったです。

知人にゴスやゴスロリ系の人がいます。でも、ゴスって何かよく解りません。惹かれる世界でありますが。『オタク・イン・USA』によると、“GOTH”はヒップホップやオタクと同じ、サブカルチャー・グループのひとつのようですが。そういう解釈がいちばんいいのかな?

でもまたアメリカの“GOTH“と日本の“ゴス”とは違うような気がします。
キリスト教文化のしみついているメンタリティを持つ民族、場合によっては個人ではないと“GOTH”解らないと思ったりもしますが。

まぁでもゴス展へ。

リッキー・スワロー。骸骨とか「死」のイメージとPOPなイメージの同居かしら?寝袋の彫刻とか、もちろん触ってはいけませんので触りませんでしたが、ハードなマテリアルで柔らかさを感じさせる彫刻がすごいと思いました。

Dr.クララ。メキシコの方のようですが。日本語とか漫画絵とかちりばめられた大判の作品がありました。この展覧会のため来日されてこしらえた作品のようですが。お相撲さんが描かれているのが印象に残りました。やっぱり外国人の目からするとお相撲さんは奇妙な存在なのかしら。

ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展で見たようなシュールな解剖図とか解剖模型、オブジェといったものが面白かったです。私はこういうのが好きみたい。綺朔ちいこさんの幻想少女解剖図も好きだし。…っていうか、ゴス展やるなら綺朔ちいこさんも出してほしいなぁ。球体関節人形系もないぞ。

束芋。日本の方のようです。映像インスタレーション作品。360度ぐるっと囲まれたスクリーンに手のドローイングアニメーション。

吉永マサユキ。ゴスとかゴスロリファッションの女の子たちの写真。この展覧会のキモかと。っていうか、この展覧会の紹介、この写真だったので、これしかないと思っていましたけど。あるかなぁと思いながら見ていましたが、知人の写真を発見。ここで知人の写真を発見するかどうかでハマり度が解るのかもしれません。

イングリッド・ムワンギ・ロバート・ヒュッター。おふたりのユニットのようですが。これも映像インスタレーション作品。白い四角いのが敷き詰められた真ん中に壁が立っていて両面に映像が映写されています。あと、白い四角いのが敷き詰められたところにも赤ん坊が映写されています。
その白い四角いの、タイルか何かと思ったら、角砂糖でした。

ピュ~ぴる。痛めつけられた姿だったり、いろいろな趣向を凝らしたセルフポートレイト。そして、男性から女性へのボディ・カスタマイズの写真。それと花嫁のオブジェ。『タクシードライバー』でトラヴィスがつぶやく"morbid self-attention"という言葉を思い出しました。でも、この言葉が、ゴスというもののひとつの要素のような気がします。

『ゴス展』と銘打って、このセレクションどうよ?“ゴス”をどれだけ代表しているのか?というのは解りません。そして、アートから攻めてどれだけ“ゴス”というのが理解できるかはわかりません。“ゴス”というのはトータルなもので、生き方から何かから全部ひっくるめての人としての“あり方”だと理解しています。

それからゴス展の入場料に含まれているので、常設展もちょっと覗いてみました。

ヘレン・ハイド(Helen Hyde)の作品が素敵でした。100年くらい前に来日して版画とかこしらえていた方のようですが。女性や子供の描き方、とてもかわいらしくて素敵でした。現代の感覚から見てもちっとも古びていない感じ。
http://www.davidsongalleries.com/artists/hyde/hyde.htmlとか、
http://www.castlefinearts.com/Japanese_fine_arts_woodblock_prints/Helen_Hyde_Biography.aspx?catID=260&Page=0
の画像をご参考に。(英語は読めないので、よく解らないのですが)

おなかが減ったので、メシ食うつもりで中華街に足を伸ばしてみました。横浜人形の家というのがあるそうで、そっちも覗こうかと思いましたが。なんか気が進まず。中華街もうろちょろしましたけど、何処で食べていいか解らなかったので、けっきょく豚まんひとつ食べただけ。何を買うとかどこへ行くとか決めずに、ひとり中華街をぶらつくのは面白くないです。誰かと一緒だとよかったのかもしれませんが。

で、横浜駅へ。マイミクのSOSUKEさんのお仲間が立ち上げたファッションブランド、Dawn&Barbaraの展示会へ。まぁそういう服で私のサイズがあるわけないし、だいたい手が出る台所事情でもないしと思ったのですが。でも、見るだけでも見てセンスを磨こうかと。そして、ゴス展と合わせ技で横浜に向かうきっかけになるし。

Dawn&Barbaraさん、頂いた案内状を見るとゴス系かと思いましたが、ちょっと違うようでした。
古着とかをほどいて、仕立て直したりして服を作っているようです。だからほとんど一点ものみたい。そして、婦人服とベビー服がメインのようです。

子供服とかかわいらしいのがいっぱいです。子供用の水玉模様のレインケープがかわいらしかったです。フードを大人サイズに作れば大人用にもいいかも。たとえば、英軍の軍装品には、肩丈のフードつきレインケープというのがあります。イギリスのしとしとと降る小糠雨にはそういう雨具がいい塩梅のようです。そういう雨具がひとつ欲しいなと思っているのですが。

しかし、風が強かったです。

横浜美術館。風切り音が轟いてきて。なんかインスタレーションかしらんと思っていたら、素で美術館にふきつける風の音だったです。
鉄道ダイヤも乱れていて、やっと乗った帰りの列車、車窓から見える街並みが砂埃でかすんで見えてました。

いったん帰宅して、着替えてから高円寺へ。

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