« 昨日はサバゲ | トップページ | 『狼と香辛料』第二幕 »

2008/01/16

『シゴフミ』第2話

昨日、録画してあった『シゴフミ』(http://www.shigofumi.com/)の第2話「ロケット」を見ました。
第1話の私の感想はhttp://buff.cocolog-nifty.com/buff/2008/01/post_94b8.htmlです。
(たくさんネタバレしているのでご注意)

継続視聴はしないなぁと見ながら思っていたのですが、ラストの急展開に第2話は見なきゃってことで。

(以下、ストーリーに触れますのでネタバレ注意)



明日奈が父親に強制されていたのは売春じゃなくて素人ヌード撮影会のモデルでした。
撮影会でシーツをぎゅっとする手のシーンを見て、これは後ろ手をついて足を持ち上げて開いているなと思った私は妄想力過剰デスカ?

で、今度は明日奈の妹の美紅(ミク)まで巻き込もうとした父親を明日奈は刺し殺す、と。
そして、それに気がついたらしい翔太まで彼女は殺すんだけど。
埋めてあった翔太の死体もあっさり発見され、捜査の手も迫った時、明日奈は盗んだ服を着て、髪を短く切って、列車で北へ逃げようとします。

その発車前の車中にフミカが現われます。翔太から明日奈にあてたシゴフミを携えて。
翔太の気持ちを知った明日奈は、翔太がロケットを用意していた廃ビルに舞い戻り、彼のロケットを打ち上げようとしますが。

発射寸前、ロケットにかぶさったシートの紐を切ろうとしてナイフを構えた明日奈、紐は切れたけど、その様子をビルにやってきた刑事に見られ、こちらを襲おうとしていると勘違いされた明日奈は刑事に射殺されます。

薄れゆく意識の中、明日奈と美紅と翔太の名前が書き付けられたロケットが天空高く昇っていくのを見つめる明日奈の姿。

明日奈まで死んでしまうのは意外でした。

私は明日奈が売春してたと予想していましたが、ヌードモデルだったみたいですね。最大限好意的に(あるいはこっちの都合よく)解釈すれば、彼女はまだ“汚れて”なかったと解釈できるかな。また、殺人で捕まり、殺人犯として裁判を受け、“汚される”事もなく。
彼女は“純粋”のまま死んでいったと。そう作り手側はお話を持っていこうとしていたみたいです。

私は、彼女が“汚されても”生きていって欲しかったなと思います。父親殺しのほうはじゅうぶん情状酌量の余地がありますし。だいたい未成年者だから少年院で少し過ごせば出られるでしょう。明日奈なら模範囚で過ごせるだろうし。少なくともハタチそこそこの、まだじゅうぶんやり直しのきく年齢で出られるだろうし。まず第一に明日奈は根っからの悪人ではないのだし。

そう感じたのは私がトシを食ってるせいかもしれませんが。彼女みたいな境遇なら、人生を踏み外す事も仕方ないと思います。汚れてしまっても仕方ないと思います。きちんとやり直していくのなら、彼女を受け入れてくれる人もきっと現われると。そう思ったんだけど。

しかし、明日奈のナイフは凄いです。力の弱いはずの少女でも、人ふたり刺し殺せて(しかも翔太は胸郭を貫いて心臓ひと突きです)、穴掘りにまで使っても輝きを失わず(明日奈がいちいちきちんとナイフを研いでいたとは思えないです)、髪の毛をスパッと切ったり、引っかかったシートの紐も一刀のもとに切れる。しかもスイッチブレード(飛び出しナイフ)。なんか明日奈の使ってたナイフ、ものすごくいい品みたいです。欲しいです。

いや、作り手、そういう現実的なナイフのリアリティを知らないのかなぁ。いちど戦記物か何かで、敵弾がビュンビュン飛んでくる中、道具がそれしかないので銃剣で隠れる穴を必死になって掘るシーンを読んだことがあります。まねしてナイフで穴を掘ってみたけど。まともに掘れないわ刃は傷だらけになるわさんざんでした。人ひとり埋められる穴なんてとてもじゃないけど掘れないと思うけど。

そういうリアリティな感覚がない分、明日奈に汚れて生きるより純粋なままの死を選ばせたのかもしれません、作り手は。

そういえばフミカは拳銃を持っていました。オープニングにも出てきます。これが火を吹く時もあるのかしら?コルト・ガヴァメントにゴテゴテ装飾をつけたような感じの銃でしたが。ハンマーが降りた状態で突きつけるのが“?”でした。ま、ガヴァにもダブルアクション化したシーキャンプとかありますけど。(解る奴だけ解れ)

さて、継続視聴するかどうかですが…。

作り手は話の意外性を優先しているような印象を受けました。その分、感動を起こさせる部分、例えばキャラクターの描きこみとかが若干後回しになってしまっているかと。そういう作劇術もありと思いますが。私のテイストからはどうかなぁって感じです。

あと1~2話見てから決めようかと思います。ま、私はDVDとかグッズ類をほとんど買わない(つうか買えない)ので、あまり深夜アニメのいいお客さんじゃないんだけど。

|

« 昨日はサバゲ | トップページ | 『狼と香辛料』第二幕 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92510/17712357

この記事へのトラックバック一覧です: 『シゴフミ』第2話:

» (アニメ感想) シゴフミ 第2話 「ロケット」 [ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人]
シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫) 父親の死の原因を知ってしまった翔太を明日奈は傷つける。それは愛する妹を守るため、そして妹の幸せを願う純粋な気持ちからの行動。しかし事件は明日奈の予想を超える早さで世間に明るみになる。その事実を知った明日奈は混...... [続きを読む]

受信: 2008/01/16 22:32

» シゴフミ 第02話「ロケット」の感想。 [いーじすの前途洋洋。]
シゴフミ 第02話 「ロケット」 評価: ―― 信じたかったのはロケットじゃなくて・・・・・・ 脚本 大河... [続きを読む]

受信: 2008/01/22 02:46

« 昨日はサバゲ | トップページ | 『狼と香辛料』第二幕 »