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2007/12/09

『クリスマスに願うこと。』

昨日は銀座7丁目のギャラリー、ロイヤルサロンギンザへ。
『クリスマスに願うこと。~カンバスとヒトガタに封じられた少女たち~』という展覧会へ。
絵師の綺朔(あやさき)ちいこさん、人形作家の由良瓏砂さんご出展というので。

由良瓏砂さんと出会ったのは4~5年前。寺山修司関連のイベントで知り合ったのですが。その前に、三上寛さんを通じて知り合った同じく人形作家の三浦静香さんとの二人展を拝見していました。その偶然にびっくりした方です。

綺朔ちいこさんはこれもまた数年前のテラヤマ系のイベントで作品に出会いました。その時は幻想の少女解剖図というような趣向の作品で、いっぱつで惹きこまれました。綺朔さんの描く少女たち、大好きです。

今回の展覧会はタイトルどおり、“少女”系の作品を集めた展覧会みたいでした。絵画からヲ人形まで。好きな空気の展覧会でした。

綺朔ちいこさんの絵の隣に飾られていた“こやまけんいち”さんの作品も印象深かったです。切り抜いた絵を額の中にディオラマのように飾った作品がメインで したけど。そういうディオラマってのがまず好きです。たとえば、箱の中の少女たち、病棟の少女たち。白いドレス、メンストレーションや自傷の血が滲んだド レス姿。

“少女”たち。セピア色がかっていて、繊細で、儚げで。この言葉はあまり使いたくないしい、うまく言い表せていないのですが、どこか“病んで”いて。つよく惹かれます。人格障害に関する本を何冊か読んできましたが、境界型人格障害の人の放つと言われる強烈な魅力というのにも関わっていると思います。それに近しい人に強烈に響きあう魅力。

さらにそういった人たちは「基底欠損領域」というものを抱え込んでしまっているとか。「基底欠損領域」とは、「基本的信頼感」の欠落ということで。そして、「基本的信頼感とは、生きていく上で必要な、無意識的な信頼感」だそうですが。

私も「基底欠損領域」を抱え込んでいる人間だと自覚しています。

「クリスマスに願うこと。」?

ま、私くらいのオッサンは特に願うことはありません。
ほんとうに欲しいものはひとつだけありますが。
それは心から寛げる場所です。
暖かい家庭といったものでしょうか。

ま、それは、手に入りそうもありませんし。だから、願うこともありません。
それはたぶん、それを持つ能力が私にはないから。それが「基底欠損領域」のせいだろうと考えていますが。

ほんと、消費社会に毒されたクリスマスは、カップルが盛り上がってるクリスマスは、クソ喰らえと思いますけど。
ただ、子供たちには楽しいクリスマスであることを願っています。

「クリスマスに願うこと。」はそれかな?

(BGM:大槻ケンヂ『Underground Searchlie』より「Guru」&日比谷カタン「ヲマヂナイ」)

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コメント

どうも、40代境界性人格障害のぷりんぱふぇです。

でも、60代、自己破産、生活保護 の彼で
そして女の影がちらほら。
結婚したら地獄じゃないですか?

私が好きなのか
私のおカネが好きなのか
こんなこと考えると、
いくら親身になって私の人格障害を治してあげたいという彼でも 信じられないのです。

これも基底欠損かなあ

投稿: ぷりんぱ | 2011/12/02 20:27

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