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2007/11/24

四谷伝統芸能祭り

昨日は三遊亭あし歌さんご出演の四谷伝統芸能祭りを拝見しました。
場所は四谷三丁目の新宿歴史博物館2階の講堂。
これは予選会も兼ねていて、これを通った人がグランドチャンピオン大会?に出られて、チャンピオンになれるようです。
私は去年も拝見していて、今年も行かなくっちゃという感じでした。

当日のご主演は
開口一番の方があって(お名前を失念しました、申し訳ない。でもうまい人でした。)、
三遊亭きつつきさん、
瀧川鯉橋さん、
田辺一凛さん、
瀧川鯉之助さん、
神田ひまわりさん、
お仲入りを挟んで、
三遊亭落花生さん、
立川談修さん、
田辺凌鶴さん、
三遊亭あし歌さん、
コント青年団さん、
三遊亭遊馬さん、
でした。田辺一凛さん、神田ひまわりさん、田辺凌鶴さんが講談、コント青年団さんが漫才、ほかの方は落語です。田辺一凛さん、神田ひまわりさんが女性、あとの方は男性でした。

開口一番の方は、『寿限無』のアレンジ版。『寿限無』は前座噺だそうですが、それを大きく変えて。長い名前がいくつも出てきて、ほんとぜんぶ憶えるだけで凄いです。
神田ひまわりさんは新作講談。講談にも古典と新作があるとは知りませんでした。
立川談修さん。蝦蟇の油売りの口上、ノーマル版と酔ってべろんべろん版、ほぼそれだけで噺を成り立たせてるってのが凄いと思いました。

田辺凌鶴さんは『誉の使者』。豊臣秀吉が徳川家康に、鎌倉の鶴岡八幡宮に1万石の寄進を命じると。しかし、家康は千石しか寄進しなかったと。激怒した秀吉は家康に申し開きの使者を使者を求めると。使者として立ったのは武人としては大活躍、しかしこういったことにはとんと疎そうな粗忽者の村越茂助。さて、彼の首尾はいかに…というお話です。

『誉の使者は』先日、四谷大木戸演芸サミットで一龍斎貞寿さんのを聴いています。貞寿さんverは1万石出せなかった理由として、家康が江戸に拠点を構えたばかりで台所事情が悪くて、という話が出てきます。凌鶴さんverは家康が倹約家で出さなかったと。1万石出さなかったこと、また、茂助が安い石高に甘んじているって事、潰れかけの中小企業に勤めるサラリーマン的には、貞寿さんverの方がすんなり飲み込めます。凌鶴さんverだと「家康ってケチなんだなぁ。そのケチで家臣も苦労するんだなぁ。」って気持ちになります。まぁもちろん家康のケチっぷりには「いつか天下を取るんだから、今は我慢しとけ。」的な「一緒に夢を見よう。」という部分があったのかも、それで家臣が納得していたのかも、という感覚も持ちますが。

三遊亭遊馬さん。『茶の湯』。去年出演された方のご出演も多いのですが、遊馬さんも去年もご出演。去年は『蛙茶番』でしたか。たまたま見ていたNHKの演芸コンクールも『蛙茶番』でご出演だったと記憶しています。ほんと、たまたまテレビをつけたらご出演だったという感じでしたが。顔芸が凄い人という印象がありました。今回もでたらめなお茶を飲んだご隠居と小僧さんのゆがむ顔のところが面白かったです。

コント青年団さんも去年拝見した方。去年は会社ネタでしたが、今回は学校ネタでした。

三遊亭あし歌さんは『宮戸川』。幼馴染の男女がデキる話ですが。ほんと、たあいなくて。
この前ちょっと書いた携帯小説『恋空』ですが、ネットで調べるとレイプだの妊娠だの男の乗り換えだのが出てくるようです。ほんと、若い娘っ子向けの小説でさえぐっちょんぐっちょんの昨今、こういうたあいなさの話を聞くとほっとしますな。
ただ、宮戸川はこのあと奥さんが行方不明になり、どうもならず者に殺されたらしいという話になってはいくのですが…。

話は変わりますが、新宿歴史博物館の2階にはゴツイ自動販売機があります。飲み物の自販機なんですが、缶やペットボトルを売るんじゃなくて、カップ入りの飲み物を出す自販機。これが凄くてホットとコールドは普通として、フラッペって言うんですか、細かく砕いた氷の入った飲み物も出せる自販機です。しかもストローが刺さった状態で出てきます。メカマニアとしては大興奮物です。ただ、扱いが少々難しくて、液晶タッチパネル式で砂糖やミルクの量とかまで微調整ができる仕様だし、いろいろ操作がややこしいので、お客さんはそれを前にまごまごしています。私も去年はまごまごしてました。でも面白いので2回ほど買ってみました。(ちなみに普通の缶とかペットボトル入り飲料を売る自販機はエレベーターで地下1階に行ったところにありますです。)

そうやって演芸会を楽しんで。帰り際、三遊亭あし歌さんにご挨拶。スーツ姿だったのでちょっとびっくり。あとから理由がわかりました。

おめでとうございます。

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