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2007/10/30

アメリカのケツを舐めるということ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000001-mai-pol
<海自補給艦>「最後」の洋上給油

もう「合憲か?違憲か?」「正義か?正義じゃないか?」という視点より、きっちりと「アメリカ合衆国のケツを舐めてないと、この国の豊かさも安全も維持で きないのか?」という論点から論じるべきではないかと思うのだけど。極論だけど、大事な視点だと思います。ケツを舐めてれば豊かで平和でいられるなら、舐 めてればいいじゃないと思うんだけど。そして、この国は、とりあえずそこそこの豊かさと安全は保障されている事でしか、国家としての体をなしてない国だと 思います。(でも、それは大事)

ただ、それもそうはいかなくなってきているかと。

アメリカ我執国がやっていることはテロリズムの種をまき散らかしている意味以上のことはないです。自分の肉親や友人がアメリカ合衆国に殺された人は、その恨みからテロリストになっていくでしょう。それをアメリカ合衆国は日々行っていると。

ほんとにアメリカ合衆国がテロを封じ込めようとするなら、アメリカ合衆国に反感を抱いている潜在的なテロリストまで皆殺しにするしかないじゃな い?そしてそれは“正義”とは呼べない。彼ら潜在的なテロリストがみんなグローバリズム、つまりアメリカ合衆国式の、物質的な豊かさに溺れてボケてくれる とは限らないし。まぁ、太平洋戦争に負けた日本人があまりにあっさりと寝返ったから、おとなしいから、「アメリカ合衆国」式の豊かさに溺れてボケてくれた から、アメリカ合衆国は味をしめたかもしれません。そういう意味で日本にも責任があるかもしれないけど。

だから、自衛隊の給油活動はテロ抑止になってはないと思います。一時的な対症療法の役には立ってるかもしれないけど。ただ、押さえつければ押さえ つけるほど、テロリズムの種は深く強く根を張っていくでしょう。そして、こちらが緊張に倦んで生じた一瞬の油断をついて、またテロが起きるでしょう。

問題はテロを押さえ込むのではなく、テロに遭わない国家としての態度だと思います。ただ、そっちのほうがずっと難しいでしょうが。アメリカ合衆国の唱えるグローバリズムをまず捨てなきゃならないし。

ま、ほんと、アメリカ合衆国はベトナム戦争で懲りてないというか。しかも今回はインドシナ半島の小国ではなく、中東の油田地帯のド真ん中。喪ってもシャレにならない場所。 そしてソ連も手を焼いた、ソ連が弱体化して、崩壊の原因にもなった場所。
いや、もうアメリカ合衆国は弱体化していくしかないと思ってます、この戦争で。だから、アジアにおいては睨みが効かなくなってきて、中国や北朝鮮には宥和政策をとっていかなきゃならないと思うし。それは日本の国益に反する場合も出てくると思います。

そして、アメリカ合衆国が弱体化していく状況で、いつ合衆国を見限るか、見限らなくてもケツ舐めを減らすか。そして、アメリカ合衆国のケツ舐めて りゃ良かった立場から抜けて、アジアにおいて日本はどうするか。ある程度中国のケツも舐めなきゃいけないのか?とか、そういうのが問題になってくると思い ます。

まぁほんと、どうなっていくのでしょうか。

そして、任務を遂行されている自衛官の皆様には、政治屋のクソみたいな権力争いの歪みの中で任務を遂行されている自衛官の皆様には、心よりご苦労様と申し上げます。心を病んで当たり前だと思います。

ほんと、寺山修司の短歌、
『マッチ擦るつかのま海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや』
を思い起こします。

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