昨日はチェコ大使館、チェコセンターに「[シュヴァンクマイエルのキメラ的世界〕と〔日比谷カタン〕を2007年9月4日(火)チェコセンターにおいて鑑賞する悦楽共犯者たち。」というイベントに行ってきました。
今時分は会社でも半袖シャツですが。でも、チェコ大使館かぁ、大使館に行くならやっぱり背広着て行かなくちゃならないのかなぁと、久しぶりに上着に袖を通してチェコ大使館のある広尾へ。いや暑いっす。文字通り滝汗。
地図を見ながら何とか迷わずにチェコ大使館着。入場時に厳しいボディチェックでもあるかと思いましたが、何もなしで入れて、受付を済ませました。ま、アメリカ合衆国大使館あたりならちょう厳しいボディチェックをしなきゃいけないと思いますが。
やっぱり大使館、小体ですが凝った感じの建物です。ホールは地下にあって、降りていく感じがいいです。
最初に『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』の上映があって、そのあとに日比谷カタンさんのライブのようです。
チェコ…。わたしの中のチェコのイメージを探してみると。いや、チェコ・スロバキア時代の知識になるかもしれませんが。
まず、『ロボット』なる言葉を生み出したのはチェコのチャペックですな。
日中戦争中、日本軍をさんざん苦しめて日本軍兵士から「チェコ銃」と呼ばれたZB26系機関銃。
第2次世界大戦前夜、チェコを占領したドイツ軍が手に入れて、大戦初期には電撃戦を陰で支え、大戦中期からはその車台が自走砲や駆逐戦車に使われ、ナチスドイツ崩壊のその時まで活躍した38(t)戦車。((t)はチェコスロバキアの略で、チェコ製を示す)
岡本公三たちがテルアビブ空港乱射事件で使用したVz58。当時、東側の歩兵用小銃はソ連のAK系がメインだったのが、AK系と外観は似つつも独自メカニズムを採用しています。
伝説のテロリスト、カルロスも愛用したコンパクトサイズのサブマシンガン、Vz-61。
そして、西側のシューターたちをうならせた傑作自動拳銃、Cz-75。
えと、なんか知識が思いっきり偏ってますけど…(滝汗)。
そういった知識から浮かぶ上がってくる、私がチェコの人たちに持ってるイメージは、「メカは友達」といったところでしょうか。私も工場町、松本清張が「職工の町」と吐き捨てた町の生まれですから、なんとなく親近感がもてます。戦前は造兵廠もあったし。
いや、閑話休題。
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