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2007/08/16

ザ・シムズ2

お盆休みは結局日比谷カタンさんのライブに行ったくらいで、あとは近所のスーパーに食料の買出しに行ったり、床屋さんに行ったりしたくらいでほとんど引きこもっていました。エアコンの効いた部屋でゲーム、で結構さみしくもならず、まったりと引きこもっていたんだけど。で、引きこもりの友だったのが前にも書いた『ザ・シムズ2』と『シムシティ4デラックス』でした。

という方向で今回は『ザ・シムズ2』の話。

『ザ・シムズ2』の前作の日本語タイトルは『シムピープル』でした。『シムピープル』の原題は"The Sims"で、『ザ・シムズ2』の原題は"The Sims2"ですから、原題そのままのタイトルになった訳です。
『シムピープル』もよく遊んだソフトです。鬼のように出まくった拡張パックも最後のほうは買わなかったけど、けっこう買いました。だから、再インストールの時はシムピープル本体から拡張パックを順番にインストールしていって、大騒ぎでした。

両作とも生活シミュレーションとか、人生シミュレーションとか呼べばいいのかな、そういうゲームです。

ある町があって。既存の住人か新規の住人となってその町で暮らします。新規住人なら初期資金で家を建てるか建売住宅を買い。生活に必要な調度類を整えます。そして、仕事を見つけてお金を稼ぎ、近所の人たちと仲良くなっていきます。

「料理」「技術」「論理」「体力」とかのいくつかのパラメーターがあって。パラメーターを上げるには、パラメーターを上げる機能を持つ家具類を購入し、自キャラにそれを使わせてパラメーターを上げていきます。職業のランクアップのために要求されるパラメータのレベルがあって、その要求レベルに達するまで自キャラを鍛えていきます。また、ランクアップのために要求される友達の数もあって、そのためにも近所の人と仲良くなっていかなければいけません。さらに近所の人と仲良くなっていけば、恋愛関係に進んでいき、結婚とかもできます。そして子供を持つ事もできます。

シミュレーションゲームってのは、シミュレーションの対象からどういう要素を取り出して、どうゲームにアレンジするかというのがキモであると思いますが。ザ・シムズシリーズはいい感じでゲーム化してあると思います。

『シムピープル』から『ザ・シムズ2』になって。

グラフィック上のいちばんの違いは、『シムピープル』は2Dと3Dの混合、擬似3Dのグラフィックだったのですが、『ザ・シムズ2』ではフル3Dグ ラフィックになってます。で、『シムピープル』では視点がクォータービュー4方向切り替えでズームイン・アウトのみだったのが、かなり自由に視点を動かせ ます。『シムピープル』に慣れてると自由すぎてちょっと戸惑ったりもしますが。
Radeon1950proなら1024*768の解像度で描画オプションをいちばんきれいで重いのにしてもほぼストレスレスでグリグリ動いてくれます。もうちょっと古めのビデオカードでも大丈夫でしょう。

今回、ゲームのルール上のいちばんの変更点はシムが歳をとるようになった事でしょうか。
乳児、幼児、子供、ティーン、成人、老人と変化して いき、最後は死んでいきます。遺伝の要素もあって、子供に継がれていくようです。『シムピープル』だとキャラは歳をとらなくて、大人ならずっと大人のま ま、子供はずっと子供のままでした。ちょっとリアルじゃないなぁと思って、『シムピープル』では子作りはしなかったんですが。

ただ、歳をとっていくのはプレイ中のマイキャラだけの事で、他のキャラはプレイしない限り時の流れは停まったままのようです。そこらへんリアルじゃないって言えばリアルじゃないけど、でも、そこまでやられるとプレイが大変ではあります。

あと、「望み」と「恐れ」という要素が増えました。「望み」が叶うとポイントが手に入って特殊アイテムが入手できるようです。また、望み関係のゲージが上がります。

で、プレイしてみます。

ソフトを立ち上げると、まず、プレイする町の選択画面が表示されます。既存の町が3つと、あと、プレイヤーが新規に自由に町を作れるようです。
どの町の紹介文を読んでも、ツインピークスっぽいと言うか、なにやら訳ありっぽい町です。

町をひとつ選んで、その町の既存キャラじゃなくて、新規キャラを作ってプレイしてみます。

顔ひとつ作るにも3Dになったせいでしょうか、輪郭とかスライダーで細かに設定できます。思わず某アダルトソフトの「おっぱいスライダー」を思い出しました。また、そういうのが面倒となれば、逆に出来合いのデザインのキャラから好きなのを選ぶ事もできます。

成人のシムをひとり作って、町に住まわせてやります。家までいちから建てるのは面倒だったので、建て売りの家にしました。家財道具を調え。町での暮らしを始めさせます。

で、ほどなく恋人を作って、所帯を持って。

ベッドシーンもありますた。「ウフフなこと」とぼかされてますが。初めての相手とベッドインする時は、ムービーみたいなモードになります。あと、婚約とかの時もムービーモードになります。2度目以降のベッドインはベッドの上でどったんばったんやって、なにやら湯気が立ってきて、最後は花火が上がります。なんか「釣バカ日誌」の“合体”シーンみたいなセンスです。

で、所帯になると奥さんの望みも見られるようになるんですが。見てびっくり。他のシムとウフフなことをしたいとか、浮気願望が。嫌リアル…。なんかささくれ立った気分になったので、腹ボテの奥さんをよそに浮気してみます。しかし、妊娠初期の女性は緑色の吐瀉物をトイレで吐き散らかします。これも嫌リアル。

最初はティーンのゴス娘を口説いてみましたが…。どうもティーンまでは「ウフフなこと」はできないっぽいです。で、職場から帰りについてきた成人女性を相手に…。これはウフフできました。

しかし、奥さんも子供が生まれると浮気願望がなくなって、子供に関する願望が…、と思ってたら、子供が大きくなってくるとまた浮気願望が…。嫌リアルだなぁ。まぁ、子供が生まれると子供の相手と仕事が手一杯で、浮気なんぞできませぬ。それもリアルっちゃリアルか…。

これもフル3D化したおかげでしょうか、太ったり痩せたりという事もおきます。『シムピープル』では、誰かと仲良くなるならまずメシだったので、メシを食いまくっていたら太りました。なんか嫌げな音楽が流れて、確かに腰周りがふっくらと。嫌リアルだなぁ。

ま、『シムピープル』、あるいは『シムシティ』から引き継がれている、少々毒気のあるユーモアセンスが世界観の根底にあります。浮気願望もそうでしょうし。それが好きか嫌いかで本作に評価は分かれると思いますが。私は好きですが。

今回、子作りもしてみたんですが。「ウフフなこと」のほかに「子供を作る」もメニューに出てきます。この世界ではみんなきちんと避妊しているのか、「できちゃった」はないようですな。ここらへんはリアルじゃないけどいい感じです。妊娠した女性のシムはだんだんとお腹が膨れてきます。さすがに産院とかじゃなく、産気づいたらその場で産んでしまいますが。

今回、男の子が生まれました。顔つきは両親と似るようですが。あと、父親と同じ癖、手をぱちんぱちんと打ち合わせる癖を引き継ぎました。

しかし、仕事のレベルを上げるために、だいぶあとから子作りをしたんですが。子供が小さいうちにお父さんお母さんは老人になっちゃいました。老人期を迎えると一瞬で白髪頭になります。ちょっとショックです。

『シムピープル』には記念写真としてスクリーンショットを撮れる機能がついてました。『ザ・シムズ2』では、動画も撮れるようです。ただ、描画オプションによっては撮れないみたいなので注意が必要かと。

ま、『シムピープル』でもその機能はほとんど使わなかったんだけど。でも、親が両方とも老人になって、父親はもうすぐ天に召されそう、という時に、記念写真を撮ってみることにしました。親子三人、前庭に「雲を見る」行動をとらせて並んで座らせて。そして写真を撮りました。なんかじ~んとして、切なくなって、ちょっと涙が出そうになりました。そして、ふと思ったけど。そういう毒気のある、シニックなセンスもあるけれど、根底に流れているのは人生賛歌かもしれないですな。

前作『シムピープル』と比べて、寿命が限られているぶん、忙しいです。限られた時間の中でキャラの能力値を上げてスキルアップし、友達や恋人を作り、所帯を持ち、子育てをしなきゃいけません。前作みたいに全能力値がフルのスーパーキャラを作る訳にも行きません。裏技で老化を停める方法もあるみたいですし、前作みたいに遊びたい人はそうすればいいんでしょうが。でも、そうやって、“死”があるほうが、プレイの印象は深いんじゃないかと思います。

……

つうかリアルじゃ子供どころか家族や恋人も持てないまま、このまま老いて死んでいくしかないあたしの立場わ?ま、もって瞑すべし、か…。

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