ハクビシン
昨日は月がきれいでした。もう満月かな?だとすると、十五夜は9月の終わりごろになるのでしょうか。汗をかきかきの家路でしたが、虫の声はもう秋バージョンですな。夏ももう終わり。もう、夏といっても私にとってはただ暑いだけの季節になってしまいましたが。
思い出すのは竹内まりあの『セプテンバー』、ひと夏の恋破れ、9月には忘れてしまうような恋。そんな恋の経験もなくオッサンですな。しょぼん。
いや…。
ふと気がつくと、アパートの塀によじ登ろうとしている小動物の姿。猫?しかし、猫にしては尻尾が長いし、横顔も長くて、どうも猫じゃないみたい。塀の上を伝って向こうに行こうとしてます。ちょっと気になって「チチチ」と呼んでみます。一瞬こちらを振り向きました。鼻筋にドーランを塗ったような白い帯。わぉ、ハクビシンじゃないですか。
ひと月まえ位に、奇妙な貼り紙を見ました。
なんか小動物の写真があって。おおかた、迷子ペットの貼り紙だろうと思って通り過ぎましたが。その写真、犬や猫にしてはなんか変な感じがして、戻って改めてしげしげとその写真を見てみました。文章を読むとどうもハクビシンとかいう動物の写真です。「最近変なペットを飼うのが流行っているからなぁ。」と思って文章をよく読んでみると、貼り主はペットのハクビシンが逃げた飼い主という感じじゃなくて、ハクビシンの駆除をやってる業者っぽいです。連絡先もフリーダイヤルだし。駆除が商売になるくらいハクビシンっているのかなぁと思いましたが。
それでネットでちょっと調べたりして、今回出会ったのがハクビシンと判りましたが。
まさか現物にお目にかかるとは思いませんでした。
私が今住んでいるところは緑が多いし、公園とかも広いのがあるのが気に入ってます。めったに公園も行きませんが。でも、あるというのは嬉しいことです。緑が多いから、たぶん、ハクビシンも生息できるのでしょう。
しかし、街を歩いていて、犬や猫、それにネズミ以外の四足を見かけるのは嬉しいことです。数年前、日暮里にある公演を見に行って、狸を見かけましたが。それ以来です。
駆除業者がいるくらいだから、ハクビシンは害獣なのでしょうが…。
まぁあまり人様には迷惑をかけずに、共存してほしいものですが。「人様には迷惑をかけずに」というのも人間のエゴでありましょうが。
しかし、また見かけたいものです。
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