« メモリが廉いそうな | トップページ | 第1回 三遊亭あし歌の会 »

2007/06/01

暗闇にノーチラス

昨日は六本木のSuper Deluxeに、かわなかのぶひろ先生&あがた森魚さんのイベント、『暗闇にノーチラス』を観に行きました。

『暗闇にノーチラス』というタイトル。あがた森魚さんが映画の世界にのめりこむきっかけが、小学校の先生から『海底2万哩』という映画をすすめられた事だったそうです。『海底2万哩』に出てくる潜水艦・ノーチラス号。現代という“暗闇”を切り裂くノーチラス号というイメージとか。

かわなか先生は近年、『つくられつつある映画』というインスタレーション公演をなさってます。
かわなか先生の映像、ミュージシャンによる音楽、そして、いろんなパフォーマンスという趣向のインスタレーションです。

あがたさんがファウンダーを務める函館イルミナシオン映画祭でかわなか先生とあがたさんが『つくられつつある映画』公演を行い、それがきっかけで今回の公演に結びついたそうです。

んで、昨日は終業と同時に会社を飛び出して六本木へ。地下鉄六本木駅。わざとらしい、かえって耳ざわりな小鳥の声が流れる六本木駅から、ここが滅んだってちっとも痛痒を感じない、むしろ快哉を叫びたい場所、六本木ヒルズを通り抜け、Super Deluxeへ。

いや、喪男的に六本木は思わずワニ眼化する街です。

ゴロゴロ雷の音。雨が降ってきました。私はSuper Deluxeで行われた最初の『つくられつつある映画』公演を拝見していますが。その時も雷だったような記憶がありますが…。
開場時間すぎに到着でしたが、時間がだいぶ押していて、ちょっと客入れ待ち。

Super Deluxeはかなり広いクラブです。そして壁の色が白。その壁をスクリーン代わりにしてあちこちに映像を映すわけです。

入り口から見て右手に演奏コーナー。演奏コーナーにやや下手に壜がたわわに実っている木。これは出演者でもある、びん博士さんのコレクションとか。昭和20年代、壜が機械で量産されるようになる前の、ひとつひとつが職人さんの手作りだったころの品物のコレクションとか。

ややあって、開演。

まず、バンドの演奏。定番的なEB、Drとかの他にアコーディオン、バイオリン、チェロなどなど。
黒いインヴァネスをまとったびん博士のアコギの歌。
そしていよいよあがた森魚さんの演奏。

かわなか先生の映像もあちこちに映し出され。お客さんの、演奏者のシルエットまで映し出され。

ダンス、舞踏、ライブペインティング、びんに花を活けてまわるパフォーマンス。舞踏の方、白塗り、生成りの白装束。それまでもスクリーンになって。

中入りでびん博士によるびんが当たるビンゴ大会。そして、後半戦。

私は『つくられつつある映画』シリーズは、最初の『つくられつつある映画』から2度目になりますが。今回は、その時よりは大人し目だったような印象があります。シンプルになる部分はシンプルになって、ブラッシュアップされているなと。あと、ふしぎと優しい印象でした。これはあがたさんの音楽のせいもあるような気もします。

しかし、立ち見で後半腰が痛くてちょいと大変でしたが、実験映画もライブも好きな私としては、いっぺんにそれが体験できる楽しいイベントでした。

日比谷カタンさんとか母檸檬さんが音楽でできないかなぁとかちょっと思ったりして。

|

« メモリが廉いそうな | トップページ | 第1回 三遊亭あし歌の会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92510/15276105

この記事へのトラックバック一覧です: 暗闇にノーチラス:

« メモリが廉いそうな | トップページ | 第1回 三遊亭あし歌の会 »