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2007/05/07

イメージフォーラムフェスティバル6

さて、昨日はイメージフォーラムフェスティバル東京での最終日。
G、Hプログラムを観ました。かわなかのぶひろ先生の『この一年』、part1とpart2でした。
ラストかわなか先生の作品で〆られるというのはありがたい事です。

去年の春、かわなか先生が造形大を定年で退官される。そのことからお話が始まって、煌翔での上映会で上映された作品のダイジェストとか、造形大でのかわなかのぶひろ特集の様子とか描かれています。

片付けられていくかわなか先生の研究室の様子。『月刊テラヤマ新聞』がチラッと写ってたり。ゴールデン街の「チルドレン」の新装開店の様子とか、アングラ仲間の、去年亡くなられた牧朗さんのこと、脳腫瘍で亡くなられた、ゴールデン街の仲間だったドキュメンタリー監督を偲ぶ会の様子。急死した唯尼庵のきーよさんの事。

三上寛さんは唯尼庵で一時期働いていた事があって、かわなか先生ときーよさんが三上寛さんのライブに行った翌早朝、きーよさんは亡くなられたそうです。「夢は夜ひらく」をリクエストされたとか。4日、無善寺ライブで三上寛さんは「夢は夜ひらく」を歌われました。

そして、part2の後半部分はまるまる、1989年に中上健次が熊野で主催した石橋幸のライブの様子が写されています。前半は中上健次、都はるみらを交えてのトークショーと、石橋幸の歌のシーン。石橋幸はソ連の虐げられた人たちの歌を発掘して、ロシア語で歌う方なのですが。

トークショー部分では長回しをどさっと突きつけてきます。
確かに、そういうスタイルにしないと中上健次たちの話は感得できないかと思うのですが。。
あとのトークでかわなか先生もおっしゃっていましたが。
普通の番組なり映画なりなら、例え本意が伝わらなくても、見せ場を残してバサッと切るか、もちろん商業作品ならカメラマンをたくさん使って、アングルを切り替えたりするのでしょうが。

あと、会場で展示されていたインスタレーション作品について。

伊藤隆介さんの『オデッサの階段』と、奥山順市さんの『8ミリ・ミシン』の装置。
『オデッサの階段』、ターンテーブル上に階段がしつらえられ、ぐるぐる廻るその上を乳母車がゴトゴトと動くようになってます。それをCCDカメラが映して、スクリーンに投影されるようになってます。階段は上り下りはない、刻み目みたいな感じになってるけど、カメラアングルの具合で乳母車がずっと階段を下っているような様子が映し出されています。『戦艦ポチョムキン』のあの有名な、乳母車がひとり階段を落ちていくシーンがエンドレスに続くという趣向です。会期中ずっと落ちてたわけですね。

070507←今回のチケット(一部修正済み)です。
さて、これでイメージフォーラムフェスティバルも終わり。ゴールデンウィークも終わり。ちょっとさみしいです。
あたしは決して実験映画のいい観客ではありません。鑑賞眼もできてるとは思えません。では、何で全プログラム制覇!と考えたのか。
ま、ほんと、私は思いがけないところで思いがけないかたちで意固地になったりします。妙な思いつめ方をします。たぶん、そういう性格のせいでしょう。

いちばんの理由は引越ししたことかなぁ。前は歩いていける場所にあったパークタワーホール。今は地下鉄に乗っていかないと行けなくて。そうなったら逆に「今度は全プログラム制覇しちゃる!」になったのかなぁと思います。

しかし、やっぱりきついですな。でも、見逃したプログラムがあると「見逃したプログラムに無茶苦茶はまる作品があったかも?」と思ったりしますが。でも、やっぱり、来年は全プログラム制覇はもうちょっとやめませう。4回券買って、プログラムとにらめっこしながら何を観るか、にしましょう。

ま、連休中「小人閑居して不善をなす」よりはいいでしょうけど。
いや、かわいい女の子とまったりといちゃつきながら過ごしたいですけど、黄金週間は。
でも、それは、ぜったい無理ですけど。

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