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2007/05/21

偏陸さんの写真展

昨日は森崎偏陸さんの写真展、henriX「my self portrait」を拝見しに下北沢のLA CAMERAへ。森崎偏陸さんは寺山修司の右腕として活躍された方であります。今年の5月4日、寺山修司の御命日に高尾霊園で偏陸さんにお会いして、今回の写真展の案内状を頂きました。

会場のLA CAMERAは下北沢駅から歩いて10分くらいのところ…、だったんですが、見落としてしまい、気が付いたら太子堂の商店街まで行っちゃいました。電話して、行き過ぎたみたいだから、ホテホテと戻って。

会場のLA CAMERAは小体なギャラリーでした。荒木経惟さんと関係が深い場所かなぁ、昔読んでた『写真時代』という雑誌でよくLA CAMERAの名前を見かけたような記憶があります。

偏陸さんの初写真展だそうですが…。
えと、偏陸さんの、ある、体の一部が、写し込まれたり合成されているという趣向でした。
確かに「my self portrait」です。
高尾霊園で頂いた案内状もよく見ると、だいぶ加工されていますが、同じモチーフが写ってます。こういう趣向、私大好きです。

ギャラリーの壁面にはポスターサイズの作品。あと、フォルダにつづった作品を見せていただきました。

いろんなのがありましたが。私は自然の中で撮ったのがいいと思いました。花や緑に埋もれた偏陸さんの。雪に埋まってるのがあって、冷たかったろうなぁと思いますが、良かったです。人工物と撮ってるのだと、ピースの箱から先っちょを覗かせているのが良かったです。寺山修司の映画『書を捨てよ町へ出よう』でしたか、ピースの箱を燃やしてるシーンが印象的でしたが。私、一時期、ショートピースを吸っていました。“短い平和”に火をつけて、煙にして、喜んでました。

写真は撮ったそのままというよりも、合成したり、加工したりした作品が多かったです。そう言えば、昔、誌名は忘れましたが、アサヒカメラという写真雑誌の荒木経惟特集号の表紙が、デジタル合成された合成写真でした。「よくこんなことできるなぁ」ってびっくりしたんですが。あのころの機材だと何千万円とか何億円とかしたんでしょうが、いまだとそこそこのスペックのパソコンと、ちょっと高めの画像処理ソフトがあればできる事でありますな。時代は進んだものです。もちろんそういう作業をやるのには、いまも昔も変わらず、“絵心”が必要なのではありますが。

写っている偏陸さんの、偏陸さんより若いはずの私のより、なんかずっと若々しいです。私のよりずっと立派だし。かなりショック、であります。というかほんと、いろんな意味で縮こまった生き方をしてるなぁ、私。と思いました。

下北沢の雑踏で人あたりを起こしたのと、偏陸さんのにあてられて、寄りたいところがあったのですが、そのまま帰宅。ちょっとぐったり。

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