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2007/04/18

睦雄の子守唄

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000811-reu-int
米バージニア工科大で銃乱射事件、容疑者含む33人死亡
町山智浩さんのブログに“彼”の書いた戯曲が紹介されています。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20070418

『コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー』は本棚にあるし、『タクシードライバー』はココロの映画であります。津山事件を下敷きにした岩井志麻子の『夜啼きの森』も読みました。
“受け入れられない”人たち。周りの人たちに“受け入れられない”人たち。恋焦がれても、大好きな女性に“受け入れられない”人たち。

彼らのルサンチマンは、痛いほど解ります。
いや、いちばんの問題は、私の、そして当人たちの肥大しきって歪んだ自意識にあるとは解っていますが。

これが本田透さんのいう『鬼畜ルート』の行き着く先かと。
痛いほど解るけど、行ってしまったらダメだよ。ほんと。
俺だって、こらえてるんだからさぁ。

喪男は、受け入れられる事を望んじゃダメだよ。
喪男は、愛される事を望んじゃダメだよ。
喪男のはらいそは、脳内にしかないんだよ。

この手の事件の嚆矢は本朝の津山事件かと思います。
受け入れられない男、喪男が、追い詰められた挙句、銃を手にとって周りの人たちを殺しまくる事件は。津山事件の犯人・都井睦雄。“睦”という文字を名前に持った男が“睦み”を手に入れられなかった皮肉。

今日は寒かったし、コロンバイン銃乱射事件のふたりにトリビュートして買った、黒いトレンチコートを着てみました。ま、今度の冬までもう着ることもないでしょう。(クリーニングに出そっと)

もちろん、何度も書きますが、彼らの気持ちは痛いほどわかりますし、トリビュートしますが、彼らの犯した事はけっして認めません。自分にもそういう衝動、『鬼畜ルート』への衝動が芽生える事がありますが、それは死ぬまでは押さえつけておかなきゃいけないと思っています、どっちみち。
だいたい、銃乱射に走る人間より、自殺する奴の方が多いんじゃないかな?

それとも、『パリ・テキサス』のトラヴィスのように、ひとり姿を消してしまうか。(『タクシードライバー』も『パリ・テキサス』も主人公の名前はトラヴィスですな。喪男的な名前なんでしょうか?)
ちなみに『パリ・テキサス』もココロの映画であります。一時期毎日のようにビデオをかけていました。ビデオテープがテロンテロンになって再生できなくなるなんて経験は最初で最後でした。

睦みえぬ哀しみ裡に秘めしまま卑しき街をひとり歩まぬ
(某所に書いた奴をちょっと推敲)

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