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2007/04/03

第25回 日本冒険小説協会全国大会

という訳で、3月31日、第25回日本冒険小説協会全国大会に行ってきました。

出発はお昼をちょっと回ったところ。今年も遅い出発になってしまいました。
新宿駅でロマンスカーに乗り換え。ロマンスカーが全席禁煙になったという話ですので、新宿駅西口の喫煙コーナーに寄って一服。最近良く寄ります。健康きちがいになった今の世の中、仕方がないと思いますが。しかし、ロマンスカーは行楽列車でしょう。そういうので禁煙と窮屈な目に遭わせるのはちょっとおかしいと思いますが。ま、健康増進法は建前で、車内清掃の手間とか、内装がヤニで汚れるとか、ほんとうはコストダウンのためだと思ってます。アイドルなのにオトコとお泊り旅行して商品価値を失って、しかしそれでは表立ってクビにできないので、喫煙を理由にクビにされた某アイドルタレントみたいですね。

小田原駅でJRに乗り換え。喫煙コーナーを探してうろちょろ。JR線の小田原駅プラットフォームだと、東京寄りの端に喫煙コーナーがありました。来年のために書いときます。

春の海を見ながら熱海着。タクシーで金城館へ。急いで着替えて熱海駅へとんぼ返り。駅頭でお出迎え。顔見知りになった駅頭の旅館とかの案内の皆さんとちょっとお話して。
駅頭着が4時前で、5時半には引き上げました。もっと早く着いて、もっと早くから立っていたかったです。

宴会開始が6時のところ、準備におして6時半とかで、しばらく休んで。
全国大会スタートです。

今回は第25回全国大会という節目。四半世紀ですな。という事で大勢の皆さんがお見えでした。ここ数年の倍近かったんじゃないかしら。
最初に記念写真を撮ったんですが。宴会場の舞台はすし詰めで、私も撮りたかったし、ままよとばかり舞台を降りて、集合写真を撮りました。あたしは入らなかったんで、ちょっとさみしいんですが、ま、きちっと写真が撮れたし。もって瞑すべし。

今回、節目という事で、作家さんや編集者さんもたくさんお見えでした。日本冒険小説協会の生みの親のお一人でもあらせられる島地勝彦さんもお見えでした。

大賞発表。

日本軍大賞の大沢在昌さんはドンペリのマグナムボトルをお持ち込み。私は疎くてよく判らないのですが、スポーツチームのユニフォームでしょうか、AMDの大きなロゴの入ったウェアをお召しでした。AMD派のあたしとしては大喜び。もうAMD以外のCPUは使いません、あたし。つうか、あのウェア欲しいなぁ。あれ着て秋葉原に行きたいです。

外国軍はディック・フランシス。早川書房の方がお見えでした。
しかし、ディック・フランシスは御歳84歳とか。84歳はあたしにとっては地平の彼方みたいな年齢ですが、それよりずっと手前で倒れると思いますが、しかし、面白本をお書きになれるガッツ。かくあられたらと思います。

最優秀映画コラム賞は十河 進さん。かわなかのぶひろ先生が解説をお書きになっていて、ビックリハウスアゲインのかわなか先生のコーナーに取り上げられていたのを読んでいるのですが…。かわなか先生は煌翔の上映会でお見えにならず。ちょっと残念。

正直に告白しますが、三作とも未読でした。お恥ずかしい…。

館内で二次会、小宴会場と本部を行ったり来たり。オークションで嫌Tシャツをゲット。夏は嫌Tシャツを良く着てます。ベトナムの地図に“Next time,Let us win it”と書いてある奴とか、骸骨がナイフでダイバーの喉を切り裂いているグロな絵の描かれたSEAL(米海軍特殊部隊)の奴とか、目黒寄生虫館のとか。今回はちょっと強烈なのが手に入って満足。今年の夏は愛用しましょう。

あと、紛失していた会長の『読まずに死ねるか3』をよしださんから。百円均一棚で見つけたとか。よしださんはほんとうに均一棚の魔術師です。
しかし、会長の新刊も読みたいです、ほんとうに。

ひとやすみと戻った部屋。ひとりで春雷がぴかぴかするのを眺めているうちに寝てしまったようで、あまり二次会も参加できませんでした、残念。

残念だったのですが。耳の調子が悪くて。にぎわってる場所では、あまり人の話が聞き取れませんでした。酒が入ると悪くなるみたい。聞き取る耳自体がおかしいのと、解釈する脳のほうもちょっとおかしいのかと思います。だから、あまり、話しはできなくて。

翌朝、春の海を眺めながら朝食。皆さんともうちょっといろいろお話しできてたらなぁと思いつつ、ちょっと後ろ髪をひかれつつ、東京に戻りました。

小田急線小田原駅のホームには喫煙コーナーが見当たらなかったです。で、新宿駅西口でまた煙草を吸って、ブックファーストで『狼花』と『映画がなければ生きていけない』を購入。(『再起』は見当たらなかったのでAMAZONへ発注しました)しかし、ブックファーストの店員さん、もうちょっと気を使って袋づめしてくれないかなぁ。本の背が小口からめり込んでたよ。

それから帰宅して。第25回全国大会も終わりました。25年かぁ。長いような短いような…。
もっと続いて欲しいと思っていますが。いや。
第1回全国大会の時の会長の年齢を、私はもう越しているはず。そして、私の人生の半分をだいぶ超えて会員であります。そう思うと感慨深いです。

いろいろ思うところがありますが…。

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