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2007/03/14

詩と映像のクロスロード

ふと気がつくとまた三連荘でイベント。いや、金日月火と続いたので、ほぼ4連続か。
という訳で、昨日は渋谷アピアに「詩と映像のクロスロード」企画ライブに行ってきました。ポエトリー・リーディングと映像作品の上映ライブです。
ちょっとだけ知り合いの楠木菊花さんのポエトリー・リーディングと、煌翔でのかわなかのぶひろ&萩原朔美・映像書簡上映会でいつも映写係をなさっている木村和代さんの映像作品の上映があるというので。

当日のご出演は、ポエトリー・リーディングが
ヴィヴィアンアリスさん、
楠木菊花さん、
あやはことり さん、
青木研治さん、
そして、映像作品が、
宮崎和海さん、
小野光洋さん、
木村和代さん、
でした。

ポエトリー・リーディングなる表現形態を始めて拝見したのは、独唱パンクでの青木研治さんでした。それから、同じく独唱パンクで楠木菊花さんを拝見したのが2度目。まだ、楠木菊花さんは地元からライブのために上京されていたと記憶しています。
それから楠木菊花さんは、ある時はお目当ての方の共演者として、あるいは楠木菊花さんを見に、とかでぼつぼつ拝見しています。ポエトリー・リーディングという表現形態もちょくちょく拝見していますが。

私は洋楽だとThe DOORSが好きなんですが、そのアルバムに、詩の朗読が入ってるのがあります。また、邦楽だと筋肉少女帯が好きなんですが、それにも詩の朗読が入ってい るアルバムがあります。そういう朗読が入っている音楽アルバムって、どれだけあるかわからないのですが。

いや、まだ、“ポエトリー・リーディング”なる表現形態にはあまりまだ馴染んでいません。詩の“朗読”なら、それこそ学校の授業でやったりする事もあるし、何より昭和精吾さんの寺山修司の詩の朗読のファンですが。

いや…。

ヴィヴィアンアリスさんはギターの弾き語りも交えてのポエトリー・リーディングでした。

楠木菊花さんは着物姿、狐のお面をつけて。和風でありました。
悲しく怖いわらべ歌から。楠木菊花さんの歌声、よかったです。
そして、狂女となっての詩の朗読。
狂女という“物語”への仮託。その上での激した感情。そして、お面を外して、楠木菊花さんご自身のでしょうか、激した詩。

私の母親も祖母も、とても私を大甘に育てたと思います。でも、母親も祖母もいったんブチ切れるととても怖くてね。いや、殴られたりはしなかったです。母も祖母も逆に自分を傷つける方でしたから。だから、女性が感情が激した状況というのにとてもナーバスです。という訳で、楠木菊花さんの激した状況もとても怖く、でも、ある意味また懐かしく、でした。

あやはことりさんはロリィタ系かな。座って前に小卓(アイロン台?)を置いて。手作り絵本を見せながら、ぬいぐるみの腹をはさみで裂いて、中から可愛いものを取り出しながら、傘にハート型に切り抜いた布切れを貼りながら、トイレットペーパーを解きながら、のリーディングでした。

青木研治さんはさすがにうまくて。いや、最初に拝見したポエトリー・リーディングの方だから、ある意味青木研治さんがポエトリー・リーディングのリファレンスなんですが、私の中では。メトロノームに合わせてのラップぽいのとか。青木さんはお客さんがハッピーになるようにと、それが素直に口にできるので、尊敬しました。
あたしはいつも他者に敵意を抱いてばかり…。

映像パートは宮崎さん、小野さんが公園とかの風景の中、うごめく人とノイジーな音の組み合わせ。木村和代さんは水の風景がいい感じでした。

という訳で、ライブを拝見して帰宅。
帰省もあるし、懐具合からすれば、今月はもうライブとか行けないかなぁ。

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