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2007/02/26

ST380811AS

昨日は行きたいイベントがあったのだけど。土曜日の状態もあったし、混雑している場所に出かけるのはちょっとしんどかったので、パス。スマヌ。

こういうときは部屋でひとりPCでもいじってるのがいいかなと思って。懸案だった自宅PCのCドライブ交換をやりました。
秋葉原へ。今使っているCドライブは80G。特にそれで問題ありません。OSとアプリ、全部入れてもそんなに容量食わないし。あとは録画ファイルをDVDに焼くために、編集したファイルを仮置きするのに容量食うぐらい。逆に大容量ハードディスクにして、仮置きファイルを処理しないままに置いといて。その時PCいぢりに失敗して、CドライブをフォーマットしてOS再インストールって事になれば、ダメージは大きいです。

という方向で80Gでいいかなと。

まぁ、今時売られているハードディスクとなると、80Gあたりが最小容量みたいで、それもフェードアウトしつつあるという状況みたいです。

買ってきたのはSeagateのST380811AS。BarracudaATA 7200.9シリーズに属する品物。この前買ったST3320620ASは7200.10シリーズの品物ですから、ひと世代前の物になります。
この品物の最大の特徴はLow Profileであるという事。普通の3.5インチハードディスクよりちょっと薄くできてます。メーカーの能書きによるとケースないエアフローの改善とかに役立つとか。きちきちのスリムデスクトップなんかだと効果はありそうです。あるいはメーカー品で、本製品搭載を前提として設計されてものもあるかもしれない。ま、あたしはでかいケースを使っているので、エアフローの改善はあまり意味がないでしょうが。

070226左が普通の3.5インチハードディスク。右がST380811ASです。ちょっとだけ薄いです。Low ProfileのBarracudaATA7200.9はこの80Gモデルと160Gモデルがあるから、160Gプラッタ(ディスク)1枚で、片面で80G、両面で160Gという事なのでしょう。ハードディスクにはプラッタを複数枚搭載した物もあって、普通それを前提にシャーシを設計するのだけど、この品物はシャーシをプラッタ1枚という前提で設計して、薄型にしてあるようです。
160Gも80Gモデル+千何百円みたいですが、上記の事情により、あまり容量が大きいのは入れたくなかったので、こいつにしました。

ちなみにこの品物はSATA2世代の3.0Gb/s対応品ですが、買ってきたそのままでは1.5Gb/sに落とすジャンパがついてます。見づらいですが、コネクタ右脇の白く見えるのがそれ。これを抜かないと3.0Gb/sになりません。この、ジャンパで1.5Gb/sに落とす機能はST3320620ASにもついていましたが、デフォルトでジャンパはついてません。1.5Gb/sに落とそうと思ったらジャンパを買ってこないといけません。ここらへん、7200.9から7200.10へ代替わりした部分であるなぁと思います。

Low Profileであると言っても、側面と底面の取り付けネジ穴は普通の3.5インチハードディスクと同じ場所についてます。ハードディスクの取り付け方がよほど特殊なケースでなければ問題なくつくかと思います。

ちなみにお値段は5千円台半ば。ハードディスクレコーダーの普及のせいもあるんでしょうが、ほんとうに安くなったものです。

あと、ついでにデジカメ用のSDメモリ、Lexarブランドの512Mが千円ちょっとで売られていたので、それも買っちゃいました。おととしの6月、無名ブランドの512Mを5500円くらいで買ったんですが…。ま、これで全国大会もばっちりです。

で、移行なんですが。

Seagateのサイトに"Acronis Migrate Easy"なるツールがあって、それを使えば楽勝かなと思ったのですが。"Acronis Migrate Easy"はWindows上から、あるいはそのソフトを使って作るBootable CD-ROMから、ディスクのフォーマットやディスクのコピーができるツールのようなのですが。使ってみると「この操作は製品版じゃないとできません」なんてメッセージが出まくりです。それもフォーマットとかコピーの設定を済ませていざ、となるとそのメッセージが出てきます。ええ加減むかつきました。ハードディスクがSeagate製品かどうか判別して、Seagate製品じゃなかったら"Acronis Migrate Easy"が使えないという方式だったら良かったのですが。ただのデモ版じゃん。

もうひとつの手立てとして、NortonGhostを使ってCドライブのイメージをとっておき、ディスク交換後、書き戻すというのも考えたのですが…。『システムの復元』で起動が遅くなってる部分もあり、はなから再インストールという事にしました。めどいけど。

で、またまた例によって例のごとく、マイクロソフトに電話して再アクチして。今回ちょっと待たされました。ま、日曜の夜に出てこようという人も少ないかなぁ。逆に、日曜日PCを組み立てて、夜に再アクチするって人も多そうだし。

という方向でOS再インストールとアプリの再インストールもだいたい済みました。
これでハードディスクのSATA化も完了。PATA-SATA変換コネクタもなくなったので、だいぶケース内はスッキリです。

で、使用感ですが。

まぁ、静かです。サラサラっていう感じで、ファンの音の方が耳につくぐらい。
ST380811ASもNCQを有効にしてみましたが、パフォーマンスはどうかなぁ。ただ、NCQはヘッドの移動量が少なくなるかと思いますので、シーク音は減少すると思うのですが…。
ここらへん、どうでしょうか。

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