今年初めて行ったライブ
けっきょく例年のように正月休みはぼんやりして過しました。
お出かけしたのは30日のかわなか先生の上映会と1日の天井棧敷OBの皆さんの新年会、そして4日の三上寛さんの無善寺ライブ。
ほんと、ぼんやり。人と会うでもなく、本を読むでもなく、録り溜めたアニメや映画を消化するでもなく、ましてやテレビを見るでもなく。いや、正月番組のバカ騒ぎは大嫌い。ふだんでもバラエティ番組とかのわざとらしいバカ騒ぎを見ると嫌悪感を感じてしまうくらいだから。
ま、ほんと、よくこれだけぼんやりできるなぁと思います。
心の奥底でどこかヒリヒリとした焦燥感は感じますし、だから心から安らかではありませんが…。
いや、閑話休題。
という訳で、1月4日、高円寺・無力無善寺に三上寛さんや敬々さんのライブを観に行きました。これが私の今年初めて行くライブになります。
当日のご出演は
無善法師さん、
名倉さん、
敬々さん、
空飛ぶ絨毯さん、
そして、三上寛さんでした。
無善法師さん、なんかいつもとちょっと風情が違うなぁと思ったら、いつもの下帯にエプロンとか、そういう格好じゃなかったです。やっぱり寒いし。
名倉さん。EGロック弾き語り。喪男のルサンチマンを歌い上げます。俺はキモメンだからオナニーするしかないという歌とか、初めて風俗に行った時の歌とか。
好きだった女の子に彼氏ができて、今頃その子は彼氏と毎日ヤッてるんだろうなという歌。あたしも胸の奥がちくちくしましたよ。
3番手が敬々さん。最初の歌が『牛祭り』。少年が始めて屠殺しようとするけど、できないという歌。なんとなく思い出したのは『地獄の黙示録』のラスト、原住民の牛を屠る祭りの中、ウィラードがカーツを殺すシーン。ドアーズの“The End”の後半部分が流れて。
4番目が空飛ぶ絨毯さん。EG&EB&Drにヴァイオリンが加わってます。曲はレゲエ調というのか、そんな感じの曲をメインに。途中でポエトリーリーディングの方が加わったりして。
トリが三上寛さんでした。今回音はちょっと歪ませぎみで。ほんと、正月ボケが吹き飛びそうなパワフルなステージでした。
ライブが終わって、敬々さんから八戸から送ってきたばかりだっていうイカの酢漬けをお相伴しました。イカの胴体の中にゲソと白菜とスティック人参を詰めて酢に漬けてあるの。おいしかったです。
このライブで正月明け、少しはエンジンがかかったかなぁ。
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