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2006/12/26

ASRock 939SLI-eSTA2を買ってみたよ

さて、23日の土曜日にパソコンが壊れた話。

去年の秋からASRockの939Dual-SATA2という、PCI ExpressとAGPを両方サポートしているという珍マザーを愛用していたのですが。AGPビデオカードから使い始めて、この機能を活かして、PCIeのビデオカードへも移行はスムーズに済みました。

土曜の朝、パソコンがまた固まってました。またノースブリッジのヒートシンクが外れたかと思ってケースを開けたけど、ヒートシンクはついたまま。で、リセットをかけて立ち上げようとしても、BEEP音がピーピー鳴るばかり。たしかAMI系のBIOSはBEEP音の数で故障部位が判る筈だけど…。ネットで調べようにも肝心のパソコンが動きませぬ。やっぱりこういうのはプリントアウトして持っておくべきでした。

で、まぁ、だいたい、ビデオカードがいかれたのだろうと思いました。カードを外してみるとスロットに差し込む端子部分、2箇所がちょっと欠けてます。欠けた箇所はもげたような汚い形跡になってなくて、なんかきれいに工具で削ったみたいな感じです。最初からそうなってたかもしれないけど。
ま、それが原因か、さんざんオーバークロックしたせいで壊してしまったのかもしれないと思いました。

で、939Dual-SATA2ですから、PCI Express X16の他に、AGPもついてます。で、今まで使っていたRADEON9600のビデオカードを応急処置で挿してみました。BIOSのグリーティング画面が表示されて、BIOSも正常に立ち上がった「ピッ」っという音がするんですが…。
どうもノースからPCIe経由でJMB360に接続されているHDDが認識できないみたいです…。
…という事は、ノースチップののULi M1695のPCIe周りが壊れたのかなぁ。

さて、どうするか?ちょっと悩んで。

まず最初にマザーを変えようと思いました。あと、それで駄目だったらビデオカードと。
マザーが1万くらい、ビデオカードは買い換えるなら、やっぱり2万円台半ばくらいの物が欲しいです。えと、ほんとお金がないんですが…。ボーナスなど影も形もないし…。

で、秋葉原へ。

いつもはニコニコと向かう秋葉原。しかし、こういう時は、こういう壊れたパーツの買い替えとなると、トボトボと思わず擬音が入ってしまいます…。

今まで使っていた939Dual-SATA2はもう1年以上前の品物だから、さすがに売ってるところはないでしょう。で、その後継の939Dual-VSATAあたりを考えていたんですが。でも、それもざっとショップ巡りをしたくらいでは見つかりませんでした。

それで買ってきたのがASRockの939SLI-eSTA2というマザーです。8千円くらいでした。
思ったより安かったです。Socket939自体がもう終息する方向で、最終処分の時期だったのでしょうが。

ASRock(http://www.asrock.com/)の939SLI-eSTA2の製品紹介ページは
http://www.asrock.com/product/939SLI-eSATA2.htmです。
買った理由は939Dual-SATA2と同じULi製のチップセットという事と、ASRockだから、BIOSも939Dualと同じAMIだろうと踏んだからです。そうなら、939DualにつけていたHDDを単純に繋ぎ替えて、OS再インストールなしで使えるかなぁと思って。

939SLI-eSTA2はULiのM1697というシングルチップセットを載せています。GIGABYTEのGA-K8U-939というマザーをちょっと使いましたが、こちらはULiのM1689シングルチップセット構成の品物でした。M1697はM1689のPCIe版と考えればいいみたい。

こいつもASRockらしい、ユニークというか、珍マザーであります。なにしろnVIDIA製じゃないチップセットでSLI対応を謳ってます。このマザーが出た直後くらいにULiはnVIDIAに吸収合併されたみたいですが…。あと、939SLI-eSTA2はSocket939マザーですが、939Dualと同じく、別売りのドータボードでSocketAM2にも対応できるようです。

その、SLI対応ですが。PCIe対応のビデオカードってPCIeを16レーン使うものが多いです。しかし、939SLI-eSTA2はSLI接続の時、M1697の制限から、それぞれのビデオカードに8レーンしか割り当てられないようです。これの上位機種の939SLI32-eSTA2だと、M1697の上流にPCIeチップセット、M1695を噛ませる事によって、16レーン×2のSLI構成になってますが。
しかし、SLIで組めるほどのリッチなユーザーは、8レーン×2になってしまうようなマザーを使いますか?きちんと16レーン×2でSLIののマザーを買うと思います。

で、デフォルトだとプライマリのPCIe×16スロットには×16行って、セカンダリのPCIe×16型のスロットにはPCIe×1行くようです。SLIする時には、ジャンパをチョコチョコ組み替えて、8レーン×2構成にするようです。

プライマリPCIe×16スロット直下のPCIe×1は2スロット占有のビデオカードを使っているので使えませんが、セカンダリのほうならなんとか何かカードが挿せそうです。PCIe×1のカードも何か使ってみたいです。

ちなみにプライマリのPCIe×16スロットにはカード固定用のロック機構がありません。ビデオカードのロック機構は、AGP時代が始まってしばらくしてからつくようになって、PCIeまで、当たり前の機構だと思ってましたが。しかもセカンダリのPCIe×16型スロットのほうにはついているんですよね。使用頻度が少ないはずのセカンダリの方だけ。この作風はやっぱりASRockだわ

939SLI-eSTA2は2つのPATAポートと4つのSATA2ポートを持ってます。で、eSATA、つまり外出しのSATA対応でして、2つのeSATA2ポートもあります。バックパネルにポートがついています。で、中出し用のSATA2ポート2つと、外出し用の2つのSATA2ポートは排他使用になってます。
それをジャンパで切り替えるのかなぁ、BIOSで切り替えるのかなぁと思ってましたが…。

マザー右下隅にある中出し用STAポートから、マザー左上にある外出し用SATAポートまで、“ぐるりん”とSATAケーブルを取り回して繋ぐみたいです。確かにこれなら解りやすいし、排他なのに同時に繋いで「あれ?」というトラブルも起きないでしょうが…。
ここら辺の意表を突かれる技がASRockです。
しかし、こうするならいっその事、3.5インチベイや5インチベイに取り付けるパーツを添付して、前出しにできるようにしてくれたほうが便利かもと思いますが。

紙のマニュアルはK7S8XE+、939Dual-SATAと同じく多言語版のクイックインストレーションガイドが付属しているだけです。しかし今回は日本語もありました。やるじゃん、ASRock。少々痛んだ日本語だけど…。

マザーボードのレイアウトはあまり褒められたもんじゃないと思います。ドータボードでSocketAM2に対応するというギミックのせいか、チップセットがPCIスロットの右側に配置されています。で、普通サイズのヒートシンクが乗っています。これが干渉して少々長めのPCIカードだと、一番下のスロット以外挿せません。私の手持ちパーツだと、アイ・オー・データのキャプチャカード、GV-MVP-GXWが干渉して、一番下のスロットしか挿せませんでした。あと、玄人志向のNO-PCIというノイズ低減ボードが使えなくなりましたが、まぁ、これはシャレで挿していたので…。

平べったくて冷却効率の高いチップファンとか、ヒートレーンで放熱フィンをもっと問題ないところに取り回すとかしてくれたら良かったかもしれませんが。コストの上がりそうな事をASRockに期待してはいけません。

この項つづく。

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