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2006/11/23

『中通無情』ライブ

昨日は高円寺ShowBoatへ。ろみさんのライブを観に。
ブッキングライブのようですが、題して『中通無情』とか。
ご出演は
ろみさん、
睡蓮の弦さん、
Alan Smithee's MAD Universeさん、
愚弁さん、
でした。

今回、ろみさんはいちばん最初。ろみさんの怨歌ワールド。
怨歌。プロテストソングというのがありまね。60~70年代の歌。
プロテストソングのプロテストの対象は、政府とか大企業といった“体制”。そして、それらに虐げられた者たちの歌。

怨歌もまた虐げられた者たちの歌だけど。しかし、その者たちを虐げているのは“体制”と括れるものではなく。三上寛さんの曲に『誰を怨めばいいのでありましょうか』というのがあるように、はっきりと見えない、もやもやしたものである場合もあって。
しかし、寺山修司の言葉に「政治的解放も部分的解放にすぎない」とあるように、プロテストソングの世界よりもっと根の深いものであるように思います。

出口の見えない、閉塞状況の“現代”。だからこそ、怨歌ワールドが花開くのであろうかと思います。

2番目、睡蓮の弦さん。おふたりのユニット。おひとりはShowBoatでのろみさんの対バンで2度ほど拝見した波流乱満さん。で、もうおひとりが元(涙…)vexationのしゃあみんさんでした。びっくりです。しゃあみんさんはサイレントタイプのチェロにエフェクターつけて。波流乱満さんはエレキギター。
波流乱満ソロの時みたいな、現代音楽にあるような感じかなぁ、“普通の意味での”リズムとメロディーを廃した音楽。

3番目がAlan Smithee's MAD Universeさん。インストバンド。普通なら個性はバンドでありましょうが、このメンツですと…。
『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』のフレーズが出てきました、好きな曲なので、嬉しかったです。

そしてトリが愚弁さん。やっぱりヴォーカル&舞踏の、上半身裸の方の存在感が強烈です。痩せ型ですが、しっかり筋肉がついて、それに薄皮をかぶせたような体。それにタトゥー。雄弁です。マッチョにならず、やせぎすにならず、という体を作るのはずいぶん大変なように思うのですが。

ちなみに愚弁さんは三角みづ紀さんと親交があって、三角さんの『東京心中』に出演しています。また、vexationさんのアルバム作りに愚弁のドラムスさんがいらしたとか。

つまり、今夜出演の4バンド中、3つまで繋がりがあって。ふしぎなご縁の夜でした。

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