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2006/11/03

見てみたい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000134-jij-soci
女子中高生13人を搬送=三重
学園祭で自主制作のビデオを上映したら、気持ちが悪くなって病院に担ぎ込まれた生徒が出たというニュースみたいです。

どういう作品だったのでしょうか?

グロテスクな、生理的嫌悪感を生じさせる作品だったのでしょうか?
それとも、ポケモン騒動みたいな光がチカチカするような作品だったのでしょうか?
あるいは、“DOOM酔い”みたいな現象が起きたのでしょうか?

『フリッカー』という実験映画があります。かわなか先生の実験映画入門みたいな上映会で拝見しましたが。モノクロームだけど、チカチカ画面がまたたく(フリッカー)作品で、本編に入る前にテロップで「気持ち悪くなるかもしれないので注意」みたいな文言が流れました。

“DOOM酔い”というのは、一人称視点ゲームとかの3D画面に酔う現象とか。DOOMってのはこの手のゲームのはしりであり代名詞でもあります(私もはまりました)。この手のゲームって、歩いているところを表現するのか、移動中は画面が揺れ るのですが。視覚情報としては歩いて揺れてる感じがきてるのに、平衡感覚器官はそういう感覚を受け取らない事が脳内で齟齬をきたし、気持ち悪くなるそうで す。
となると、酔うほうが感性が鋭くて、酔わないのは鈍感だっていう事かもしれないなぁ。
あたしは酔った事がないけど。

で、まだ映像製作に慣れてない人が映画を撮った場合、映像がブレブレで、それでよって気持ちが悪くなる場合もあるようです。

女子中高生13人が救急車で病院に担ぎ込まれたそうです。どのくらいの人数がその場に居合わせたかは判らないのだけど。ずいぶん多いような印象を受けます。映画ってのは 暗いところで、密集状態で見る場合が多いでし、ましてや女子校ですから、ある種のマス・ヒステリー状態を起こしたのかもしれません。

その、地方の、閉鎖的な、女子校の、マス・ヒステリーを起こすような精神風土、ちょっとそそられたりして(妄想たくましくし過ぎ)。

とりあえず私はゲームでも実験映画でも気持ち悪くなった経験はありません。映像そのものに酔った経験はないし、映されている物に対して生理的嫌悪感を感じた事はありますが、気分が悪くなるほどの事はなかったです。目をそむけた事はありますが。

しかし、この作品、ちょっと見てみたいです。この手の作品をわざとこしらえて、「飛び道具映画特集」なんてのもやってみるといいような気も。

いや。

映像作品で神経的なダメージを受けた事はありませんが、音楽ならあります。
YMOの『BGM』というアルバムでした。
YMOブームの頃、借りて聴いてみたのですが。アルバムを聴き終えるとものすごい欝状態になりました。歌詞とかメロディーがそうというのではなくて、つまり、意識経由じゃなくて、無意識レベルで欝にさせるような、なんていうのかなぁ、催眠効果というか暗示効果があったみたいです。
数日激欝状態になってしまって。ひょっとしたらその欝状態は今日まで続いてるのに繋がってるのかも。

で、『BGM』を聴いた事のある人に会うと、ちょくちょくその件を聞いたりしてるんだけど。
そうなった人って、いないみたい。
あたしが変だってことかなぁ。いや、その自覚はありますが…。やっぱりどっか神経の接続がおかしいのかなぁ…。

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