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2006/10/09

秋刀魚

最近、週末にスーパーでどさっと食材を買って、ウィークデイはそれで食いつなぐという生活パターンに落ち着きつつあります。そーゆー所帯じみたことはあまり好きではなかったのですが。

日曜日、スーパーの特売品で秋刀魚がありました。1匹98円。ニュースで見た、秋刀魚漁船の遭難事故を思い出しました。1匹98円なら漁師さんの儲けは微々たる物、だから嵐の中、無理して出漁しなきゃいけないのだろうと思います。そういえば、ロシア領海に密漁して、射殺された漁師さんもいらして。
いや、その手の想像力は働かせると身動き取れなくなるんですが。

生秋刀魚、綺麗です。銀色にピカピカ光って。海中ではどんな風情だったのかと思います。
新鮮だから目も澄んでいて。その目許もなんか愛嬌あって、可愛いんですよね。死んでるけど。魚が食べられない人、目が怖いって話を聞きました。そりゃ死んでも目を開いているってのは怖いかもしれません。しかし、ほんと最近の人は感性が生活の求めに応じて鈍るって事がない人が多いような気がします。

焼き魚、めんどくさいと思いましたが、やっぱり魅力には勝てません。1匹購入。
前のアパートから持ってきた一口コンロに焼き網で焼いてみました。早くロースターつきのガステーブルが欲しいものですが。
綺麗な銀色の魚体もあちこち焦げて、澄んだ目も白くにごって。
でも、おいしいです。

秋刀魚のはらわたのほろ苦さ。ふと思いましたが、魚って、はらわたを抜いて焼くのと抜かずに焼くのとがありますね。どういう基準なんだろう。

忘れずに大根も買って大根おろし。これも久しぶりです。おろしたての大根の辛さも久しぶりに味わって。

しかし、今年は豊漁の秋刀魚、そのうち獲れなくなるのでしょうね。
落語家さんが『目黒の秋刀魚』とか演る時に、「今ではすっかり高級品な秋刀魚ですが、昔は…」なんて枕を振るような日もそう遠くないような気がします。

…という訳で、今、食っておかねば。

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