文化的生活
日曜日には洗濯機と電子レンジが届きました。
これで引っ越し関係の騒ぎも一区切り、かなぁ。
電子レンジ。20年くらいの作品でしょうか、村上たかしの『ナマケモノが見てた』というマンガに「うちは電子レンジを買う踏ん切りがつかないほどのビンボーなのよ」という台詞がありました。そのビミョーな貧乏に笑いました。
親戚が電子レンジを買ったというので家族で見に行った事があります(笑)。サツマイモをふかしイモにして感激しました。あの頃の、昭和40年代の、テクノロジーが人を幸せにすると無邪気に信じていられた頃の話です。
ま、今時だったら、電子レンジなんて安いのを探せば1万円でおつりが来ますし、そう無理せずに買える代物ですが。欲しかったのだけど。ただ、四畳半一間では置き場所がありませんでした。引越しでこの度やっと買える事になった次第。
電子レンジが届いて。設置して。
冷蔵庫の冷や飯を温めてみます。おぉっ!!ぬくぬくです。なんか感動しました。以前なら冷や飯は味噌汁をぶっ掛けたりして食べていたのですが。これでご飯を炊き溜めできますな。
スーパーのお惣菜コーナーで買ってきたローストチキンもぬくぬく。冷えたのより何倍もうまいです。嗚呼テクノロジーバンザイ!
そして洗濯機到着。実は電子レンジの送料は1,050円で、洗濯機は配送設置料が630円で、ずいぶん安いなぁと思っていたのですが。工事屋さんから「水道の蛇口が傷んでいて水漏れの可能性がありますから、取り替えてはいかがですか?」と勧められて+2,400円。まぁ、ご商売ですねい。言われるままに交換しました。ま、確かに水漏れは怖いですし。いいとこ衝かれました。
ほんと、コインラインドリーじゃなくて自分用の洗濯機があるというのも初めてです。
でも、他人も使う洗濯機を使う、銭湯で他人が入った風呂に入る。そこらへんで潔癖症とか、プライバシー意識が暴走せずに済んでいた部分も自分にはあると思っています。自我の肥大が抑えられた部分があると。
さて、これからどうなりますかねぃ。
しかし、これでほんと人並みなブンカ的生活であります事よ。
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