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2006/07/12

引越話その4~本の整理~

やっと本の整理がつきました。
結局引越に持っていく本は段ボール箱大小取り混ぜて15箱くらい。
もうちょっと減らせたかもしれないという思いと、もっと持って行きたいという思いと。まぁ、まず小説の類は再読しないし、もっと大鉈振るえば良かったかもとも思います。

しかし、今回は段ボール箱の選択を誤りました。
小さい方の段ボール箱はあまり本が入らず、大きい方に本を詰めるとちょっと重過ぎます。
ちょっとしか手に入らなかったのですが、A4のコピー用紙の箱が文庫本を詰めるのにけっこうぴったりで便利でした。

しかし、ユニット式の本棚とか出ないかなぁ。
箱を積み上げる形式で、引越の時は箱にばらしてフタをすれば荷造り完了。横積みで本棚風、フタをつけて縦積みにして積み重ねるのも可。空いた箱は重ねて置ける、あるいは折り畳めてもいいかな。そういうのがないかなぁ。
私の残りの人生、あと数回は引越する事になると思うので、そういうのが欲しいです。

今回、本を残す基準として。
作家名で無条件に残すのは、寺山修司、稲見一良、中島らも(文庫は少し処分しました)、リリー・フランキー、桐生祐狩、そしてもちろん内藤陳会長。会長本は『読まずに死ねるか3』が行方不明なのでがっくし。古本屋さんで探さないと。

それから日本冒険小説協会大賞受賞作は残しました。
来年は第25回日本冒険小説協会全国大会ですから、1回から24回までの大賞受賞作をずらりと並べて展示したいのですが。日本軍外国軍最低でも1 年2冊、上下巻とかもあるから、トータルで50冊少々を背負って運ぶのはちょっと無理です。それに私は本を汚く読むので状態もちょっと。
どなたか本をきれいに読む方で自動車で全国大会に向かう方がいらしたら…。

こんどの引越先でありがたいのは、ブックオフが歩いて15分少々のところにある事です。ブックオフに定期的に本を持ち込む事になるとすると、もっと本をきれいに読まないといけないのですが。ブックカバーでも買おうかなぁ。

本屋さんでかけてくれるブックカバー、故郷にあった金栄堂という本屋さんを思い出します。『本の雑誌』で、書皮愛好家協会かなぁ、そんな感じの記事があって、金栄堂のブックカバーが紹介されていました。
今回の引越、金栄堂カバー本も持っていく事にしました。中身は何か忘れてしまったけど。

金栄堂のブックカバー、小包に使う包装紙みたいな茶色の紙(白い紙に印刷されたバージョンもあります)に、伊丹十三さんのイラストが印刷されてい ます。バスタブで本を読む男とか描いてあったと思います。伊丹十三、世間では映画監督とかですが、私にとっては日曜の朝にやっていた『天皇の二十世紀』と いうTV番組に出てる人であり、金栄堂のブックカバーのイラストを描いた人でした。

金栄堂はブックカバーのかけ方も丁寧でした。普通、本屋さんでのブックカバーのかけ方は、カバーの上下を折って本のサイズに合わせ、両端の袋状に なった部分に本の表紙を差し込みます。この方式だとハードカバーとかの表紙に厚みのある本だと、カバーがきっちりフィットしません。折ってる部分とかに無 理がきて、カバーがしわになります。

金栄堂方式のカバーのかけ方は、カバーの上下を本にあわせて折り込むところまでは一緒なのですが、それからカバーの折り込まれたところを切って、 表紙を差し込むところをわざわざ折って作ります。言葉だとうまく説明できないけど。こうするとカバーが本にぴったりフィットするのです。

これを金栄堂の店頭でやってもらうのが好きでした。だから、まず、欲しい本は金栄堂で探しました。
それで、見よう見まねで金栄堂方式のカバーのかけ方もやってみました。そこそこはできるようになりましたが、いまいち本にフィットしません。どこかコツがあるのか、そもそも私が不器用なせいか。

素材が包装紙みたいな茶色の紙というのも、その包み方も、松本清張が「職工の街」と吐き捨てるように呼んだ私の故郷、工場街に似つかわしい感じがしました。

ちなみに金栄堂ではミリタリー本のコーナーのお向かいに同性愛者向けの本が置いてありました。棚に平たく積まれていた「美少年」という雑誌の表紙、そのイラストが高校時代の同級生そっくりで、それからしばらくはそいつの顔がまともに見られなくなったのはまた別の話。

ところで、金栄堂方式のカバーのかけ方、他にやっているところを知りませんでした。ところが、たまたま入った八重洲地下街のある本屋さんで金栄堂と同じカバーのかけ方をしてもらいました。
う~ん、ひょっとしたら金栄堂の方が東京駅を利用するついでに入ったその本屋さんでカバーのかけ方を見つけたのかもしれない。逆かもしれないけど。
しかし、金栄堂もその八重洲地下街の本屋さんも今はなく。

いや、思いっきり閑話休題。

いつか書庫のある家に住みたいと思っています。いや、ひとり住まいを続けるつもりなら、3LDKくらいのマンションで一部屋本部屋にするとか、そういうのでもいいのですが。
まぁほんと、夢のまた夢であります。

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