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2006/07/29

寺山修司と実験演劇

昨日は江古田ストアハウスへ。
九條今日子さんを迎えてのトークショー、『寺山修司と実験演劇』を観に。
実は先日、洞窟曼荼羅さんの公演をストアハウスに観に行ったのですが。この催しの告知が掲示板にあって、観に行く事にした次第。これも何かの不思議なご縁でしょうか。

道すがら日刊ゲンダイを購入。「人生万才」のコーナー。新宿ゴールデン街のニューウェーブ系の酒場紹介の小特集がありました。黒色すみれさんのお店の紹介があってびっくり。さちさんの写真が出てました。
宝探しはちょっと見当もつかないし、今日はとても動けないなぁ。

開演ぎりぎりにストアハウス着。前回、初めて来た時は入り口とか分からなくてちょっと迷ったのですが、今回は迷わず。

会場はストアハウスの稽古場?でした。
稽古場の前にロビーがあって、煙草も吸えます。ドリンクコーナーがあるのですが、アイスコーヒーソフトドリンク100円、発泡酒とかアルコール類が200円でびっくり。
ロビーに蘭妖子さんの姿がありました。

アイスコーヒーを飲んで、煙草を数服して。開演という事で稽古場へ。
稽古場はスタジオ形式の場所。学校の教室より少し広いくらいの場所になるでしょうか。演者席は学校のあの机でした。

お客さんは何人くらいだったか、ちょっとわからないのですが、大勢ですし詰めという感じではなかったので良かったです。

ややあって九條今日子さんとホスト役の西堂行人さんがご登場。
このイベントは西堂さんがホストを勤める「アングラの源流を探る」という企画の一環で、今回が第7回だそうです。唐十郎さんとか別役実さんとかもお呼びしたとか。

九條さんは「私は制作の人間ですから、演劇論は語れませんが」という事で、寺山修司と天井棧敷にまつわる思い出話がメインでした。
とても面白かったのだけど、でも、もっと寺山修司を読んでいて、もっと詳しければ、もっと楽しめたのになぁと思いました。私はまだまだです。

メモを取りながら観ていたのではないので、記憶違いの部分があるかもしれませんが。

1969年の初の天井棧敷海外公演のエピソード。寺山修司のラジオドラマ『コメット・イケヤ』を独語訳された方が、ドイツから日本の実験演劇の劇団を紹介して欲しいとの事で天井棧敷がドイツに行くことになった事。

海外公演の資金集めの苦労。
ほんと、あの頃は海外旅行なんてめったに行けるもんじゃない。ヨーロッパ旅行なんて夢のまた夢でした。「兼高かおる世界の旅」という番組が日曜朝にあって、行く事なんてないだろう世界の様子を紹介するのを観るのが好きでした。「アップダウンクイズ」での優勝賞品が“夢の”ハワイ旅行でした。
昭和精吾さんの公演、あるいは高橋咲さんの本にも海外公演のお金を用意する苦労が語られていました。ほんとうに大変だったと思います。

寺山修司の書いた本、生前に出た物が183冊、没後の再編集物などが200冊以上あるそうです。
183冊…。う~ん、コンプリートはもちろん無理ですが、集めてみようかしらん。しかし、文庫版でもない限り、3冊200円の棚に気軽に転がっていそうにもないしなぁ。

あと、寺山修司全集の話が出ました。出るみたいです。うぅ…っ、貯金しとかなきゃ。生前の183冊、全集にすると何冊になるか解りませんが。1冊2000円くらいにはなるでしょうか。たとえば全100巻となると@2,000×100で200,000かぁ。刊行ペースがどのくらいかなぁ。月2冊とかになると4,000円かぁ。さて、今度はどこを切り詰めよう…。酒呑まなきゃいいんですがね。寺山修司も酒飲みを馬鹿にしていたそうですが…。

という訳で2時間少々、意義深い時間を過せました。
ほんと、ギュウギュウですし詰め状態にならず、小人数でいい雰囲気だったと思います。
江古田駅前、コンパ絡みでしょうか、学生さんらしい声の騒ぐのもいいBGMだったような気がします。

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