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2006/06/26

上映会

24日、土曜日は南阿佐ヶ谷のギャラリー・煌翔へ。
かわなか先生主催の上映会という事で。

煌翔は展覧会としては萩原葉子・朔美さんの展覧会「小授鶏の部屋」が催されていました。
先年亡くなられた萩原葉子さんは萩原朔太郎さんの娘でいらして、朔美さんはそのご子息であらせられます。

萩原朔美さんの作品はガラス絵など。ガラスに描かれた絵です。透明なガラスに絵、きれいでした。
萩原葉子さんの作品は布を素材にした作品、そしてご衣装とか。モチーフに猫を使った物が多いように見受けられました。

女性が動物に擬して自画像を描く時、猫にする人とウサギにする人が多いように思われます。いや、私は女性経験なんてほとんどありませんが。萩原葉子さんは猫型の方でいらっしゃったようです。

展覧会初日だったようで、オープニングパーティーが開かれていました。ほんとそうそうたる方々ばかり。私にとっては雑魚のトト交じりでありました。

ややあって上映会が始まりました。

当日のプログラムは、
かわなかのぶひろVS萩原朔美『映像書簡1』(1979)
三角みづ紀『東京心中』(2005)
かわなかのぶひろ『新宿・ゴールデン街vol.1』(2006)
でした。

『映像書簡1』。かわなか先生と萩原朔美さんによる「映像の文通」の作品。以前、伺いましたが、寺山修司と谷川俊太郎のビデオレターの元ネタにもなったそうです。まず、かわなか先生が撮った映像、そして、萩原朔美さんがフレーム内フレームにその映像を投射して、そしてこんどはかわなか先生がそれをまた変調させて…。と進行していく作品。一種のセッションですね。

『東京心中』。この上映会は煌翔で月いち、1年がかりで開かれる予定だそうですが。
若手の作品を紹介しようという事もあって。それで本作が上映されました。
『東京心中』、私は青い部屋でのライブ&お披露目上映も拝見しています。
煌翔での上映、プロジェクターがいいのか画面が明るいです。青い部屋での上映だと潰れ気味になってた部分も見えていい感じでした。

『新宿・ゴールデン街vol.1』。今回の上映会に合わせての新作です。この月1上映会、必ず新作を1本かけるという趣向であります。『新宿・ゴールデン街vol.1』はゴールデン街のある酒場が代替わりする様子を映したドキュメンタリー。

かわなか先生のお話によると、どうやらまた新宿ゴールデン街の再開発話が持ち上がってるようで。まぁ、権利関係とかどうやってクリアするかデベロッパーの方のお手並み拝見という感じですが。
まぁ、新宿ゴールデン街も永遠ではないとは思っています。いつか消える日が来るとは思っています。それはたとえば六本木ヒルズが永遠には存在しないだろうというのと同じ意味においてですが。

しかしゴールデン街といい、吉祥寺のハモニカ横丁といい、ある意味、都市の、都心の空洞に生まれたオルタナティブな“場”という物は、いつの時代でも存在していておいて欲しいものですが。

そういうオルタナティブな“場”が消滅する時が、ある意味、“スタンダード”な時代にとっても真の終焉の始まりでしょう。いや、新しいものが始まるのなら終焉してもいいけど。しかし、終焉の後、だだっ広い荒野が残るだけというのなら嫌です。

上映会の後、飲み会があったようですが、私は混ざらずに帰宅。
次の上映会は7月29日だそうです。楽しみです。

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