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2006年6月

2006/06/30

引っ越します

とーとつですが。

引っ越す事になりました。
こちらの事情ではなく、今住んでいる安下宿が取り壊しになるのです。
おかげさまで色々お助けを頂いて、もう転居先も決めてあります。
転居先は今住んでいる近辺ではなくて新しい街にしました。

そこらへんのいきさつはおいおい書いていきます。
嬉しかった事もあるし、カチンときた事もあるし、自分も含めて人の本性を知る時もありました。

まぁ、まず第一にやらなきゃいけないのは荷物の整理。
その中でも本の整理がいちばん悩みの種です。
小説なんかいちど読み終えたらもう読み返す事もないし、理性的に言えば処分してもいいのでしょうが。
でも、やっぱり一度は情を交わした相手です。処分するのにはだいぶ踏ん切りがいります。

それに、二束三文でも売れるか、あるいはどこも引き取ってくれそうにない書物でも、新刊価格でトータル10万かそれ以上の値段だった物を処分するわけです。もったいないとも思います。

で、よろしかったら、どなたか本を持って行って下さる方はいらっしゃらないでしょうか?
もうそろそろ処分本と持っていく本を仕分けします。その仕分けが済んだあたりで。
引越しは7月下旬を予定しておりますので、7月中旬ぐらいまでにご連絡頂ければ。

どうかよろしくお願いいたします。

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2006/06/29

PHS解約

少々事情があって、来月から生活費がちょちあがります。悪い方向ではないのですが、金銭的にどうしようかなぁと考えています。昇給も期待できないし、賞与も出るかどうかすらあてになりません。で、こういう時は支出の見直しなんですが。

まず、PDAでネット接続するために加入していたCF型PHSを解約する事にしました。
帰省とか旅行した時にメールとか巡回先の掲示板チェックに使おうと思って加入したのですが。ほとんど使っていませんでした。それに、私の使っているVisorPrismですと、電池が3割くらい減った状態でもう使い物にならなくなってましたし。

で、先日会社の近所のDOCOMOのサービスセンターに行こうとしたのだけど。数年前、携帯の不良品交換で行った事があるので場所は判ってるし。しかし、行ってみるとサービスセンターは影も形もなし。仕方ないのでOCOMOのサービスセンターで、立ち回り先にあって唯一知っている秋葉原のDOCOMOショップへ行きました。

申し込み時の書類は失くしてしまったし、通信専用ですから電話番号も控えてないので大丈夫かなぁと思いましたが、機械と身分証明書の運転免許証だけであっさりと解約できました。

PDAで通信できなくなるのはちょっとさみしいけど、まぁ、モバイラやるほどコアでもないし。
最悪NM502iの赤外線ポート経由でネットには繋がるし。いや、9.6Kbpsの通信速度なんて現在からすれば悪夢だし、短いテキストメールの送受信くらいしか使えないだろうけど。
ほんとうに収入が大きく上向く事があればモバイル環境も欲しいのですが。
ま、現状を受け入れるなら夢のまた夢であります。

しかし、これでせいぜい月間千円とか二千円くらいの倹約です。もちろんそういう細かい見直しが大きい倹約に繋がるのでしょうが。
んでもって帰り道、またガチャポンをドカ回ししたり。
倹約分を軽く吹き飛ばしてしまいましたよ。

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2006/06/28

ちょっと欲しいかも

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060627-00000121-mai-bus_all
『<MDプレーヤー>ソニーからヒット商品、生産追いつかず』
だそうであります。
上掲の記事で紹介されているソニーのMDウォークマンMZ-RH1の紹介は
http://www.sony.jp/products/Consumer/himd-rec/index.html
です。録音もできるポータブルMDプレイヤーで、MDからPCへの音源の流し込みにも対応しているとか。

ライブハウス通いを始めていちばん驚いた事は、お客さんがライブを録音するのが当たり前ってことでした。
もちろん普通のメジャーミュージシャンのコンサートとかライブは撮影とか録音厳禁で、入り口でカメラとか録音機を持ってないかチェックされるわけです。カバンを開けて中を見せないといけないというのはずいぶん失礼な話だと思いますが。
で、その、普通だと厳禁ははずの録音がライブハウスでは当たり前ってのにずいぶん驚いたものです。

で、私も録音してみたいなぁとか思いました。ポータブルプレイヤーを持ち込んで。
で、カセットは音質がしょぼいから、録音可能なMDかDATで録音して、PCに取り込もうと思いました。録音しておいてPCで聞くのもいいし、好きな曲を集めてCDに焼いても楽しいだろうなと。それで量販店巡りをしたのですが、DATは高い上に機種があまりなくて。録音可能でPCと繋げられるMDはありましたが、PCからの音源の流し込みには対応していましたが、MDからPCへのデジタルインターフェイス経由の取り込みには対応していませんでした。店員さんに店頭に無いのでもそういう機種がありますかと聞いたところ、そういうのは無いって返答でした。
まぁ、著作利権がらみなのだと思いますが。
で、録音はあきらめました。

で、まぁ、MDがフェードアウトするこの時期、MDの音源をPCに取り込みたいという需要を当て込んで、こういう品物が出てきたようです。まぁ、ソニー製品ですから取り込みにもいやらしい制限がついているかもしれませんがね。それに、今頃になって出てくるとは、頑なに著作利権を守ろうとしている連中がしれっとしてこういう品物を出すのは、ちょっとカチンときますが。
でも、MD上の音源を、MDがなくなっても持っていたいという人にとっては福音的な製品であるわけですし、目くじら立てる筋合いもないというのも理解しています。

私はこれ、欲しいかなぁ。4万円くらいするので、ちょっと手が出ませんし、そのくらいのお金を出すなら、動画再生機能付きiPODの方がいいかもと思います。
ライブはその“場”のもの、消えもの、記憶に残して記録には残さなくてもいいもののような気も今はしています。

まぁ、MD→PCへの移行作業が済んだら不要になる品物かもしれませんから、ヤフオクあたりで網を張ってるとそのうち廉く手に入るかもしれません。そうなったら手を出してみようかなとも思いますが。

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2006/06/27

高品質CD-Rドライブ

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060624/etc_premium2.html
実売2万円の高額CD-Rドライブが登場、音質重視設計
(“AKIBA PC Hotline!”より)

ライブハウス通いをするようになって、そこで売られているCD-Rの音源をいくつか買いました。愛聴しているのもあります。そういう経験がありますから、こういう品物に需要があるだろうなと思います。

ただ、この品物はATAPI内蔵型みたいですが、ある程度のパソコンに関する知識がないと取り付けられないと思うのですが。(ここをご覧の知り合い関係のインディーズミュージシャンさんで、取り付けたいという方がいらっしゃいましたら、気軽に声をかけてくださいな。)
挿すだけの、扱いやすいUSBにした方が、パソコンにあまり詳しくない方々にも便利かと思うのですが。USBにされたらドライブを気軽に貸し借りされてあまり売れないと思ったのでしょうか。

ただほんと、-Rメディアってのは色々難しいです。大好きなインディーズミュージシャンさんのCD-R音源を買って人にプレゼントしたら、「うちのプレイヤーじゃかからない」って言われた事が何度かあります。実は私の安物CDラジカセも-R音源はかかりにくいです。何度もトレイを開け閉めしてやっと認識されたりする状態です。まぁPCのドライブではたいてい読めますので、そっちで聞けばいいんですが。

だから、音質重視を謳うより、「プレイヤーとの相性が少ないCDが焼ける」というCD-Rドライブがあれば良いと思うのですが。
どうかなぁ。

DVD-Rも普及して、映像作家さんが自分で気軽に作品を焼いて配布できる環境が整ってます。ほんと、-Rメディアはインディーズの味方であります。
しかし、逆に、同人誌とか紙メディアの方が、個人で作品を複製して配布するコストは高い感じですね。
ある種の逆転現象?であります。

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2006/06/26

上映会

24日、土曜日は南阿佐ヶ谷のギャラリー・煌翔へ。
かわなか先生主催の上映会という事で。

煌翔は展覧会としては萩原葉子・朔美さんの展覧会「小授鶏の部屋」が催されていました。
先年亡くなられた萩原葉子さんは萩原朔太郎さんの娘でいらして、朔美さんはそのご子息であらせられます。

萩原朔美さんの作品はガラス絵など。ガラスに描かれた絵です。透明なガラスに絵、きれいでした。
萩原葉子さんの作品は布を素材にした作品、そしてご衣装とか。モチーフに猫を使った物が多いように見受けられました。

女性が動物に擬して自画像を描く時、猫にする人とウサギにする人が多いように思われます。いや、私は女性経験なんてほとんどありませんが。萩原葉子さんは猫型の方でいらっしゃったようです。

展覧会初日だったようで、オープニングパーティーが開かれていました。ほんとそうそうたる方々ばかり。私にとっては雑魚のトト交じりでありました。

ややあって上映会が始まりました。

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2006/06/25

少年の叫び

23日、金曜日。渋谷屋根裏へ母檸檬さんのライブを見に行きました。
題して「少年の叫び~新しい出会いシリーズ~」とか。

母檸檬さんはトップバッター。
前回のライブ、行きそびれたので、久しぶりという感じでした。
母檸檬さんは8月にアルバムが出ます。
今回拝聴して、なんか演奏が整ってる感じがしました。やっぱりレコーディングがあったせいでしょうか。

個性派バンド揃いっていう感じの企画ライブでした。
いちばん印象に残ったのはクンクンニコニコ共和国さんかなぁ。
ブラスセクションありの賑々しいバンドでした。
スカとかそういうジャンルになるのでしょうか、よく分からないけど。

ちょっといろいろあってくたびれていたので、最後までは観ずに帰りました。
今回は母檸檬さんの常連さんたちも早上がりの方、多かったみたいでした。
ワールドカップ日本戦明けのせいでしょうか。私は観なかったんですが。

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2006/06/23

ジム・ビーム

近所のスーパーでジム・ビームが千円弱で売られていたのでホクホク顔で購入。最近は廉価版のバーボンでさえあまり呑めません。
なんかキャンペーンでショットグラス付きで売られていて、それもありがたかったです。アパートの近所の商店街、どうもショットグラスを置いてあるお店がないみたいで。ショットグラスが必要な時は、高円寺のライブハウスに行くとき、ついでに高円寺のお店で買っていました。

ストレートのウィスキーが飲めるようになったのは数年前。たまたまショットグラスを手に入れる機会があって。で、それで飲んでみたらけっこう飲めました。広口のグラスだとアルコール臭が鼻についてストレートは駄目だったみたい。

いや、酒飲みなんだけど、アルコール臭は苦手です。小さい頃、注射がほんとに嫌で、そのせいか今でもアルコールの臭いを嗅ぐとなんかやるせない気持ちになります。体育館で注射の列に並んでいた時の怖かった気持ち、充満していたアルコールの臭い。
痛いから嫌というのもありますが、異物を体に挿入される恐怖もあったと思います。

んで、そのジム・ビームのキャンペーン版には、ジム・ビームの新しい飲み方として、冷凍庫でうんと冷やしてトロリとなったジム・ビームをショットグラスで飲ろうというのが提案されていました。やってみましたが、悪くはないかなぁ。もちろん凍らせる事で香りとか鈍くなるんだろうけど。

度数の高い蒸留酒は冷凍庫でも凍らなくて。冷凍庫で冷やしてトロリとなったのを飲むというのは、ウォッカやジンでやった事があります。だから、そういう飲み方、ウィスキーでも可能な訳なんでしょうが。

しかし、ストレートウィスキーとなるとつまみが少々難しいです。
食事に合わせる訳にもいかないし。せいぜいチーズとかナッツ類くらいになるでしょうか。
つまみなしでもいいかもしれませんが。それはさすがに胃に悪そうだし。

あ、そういえば。「シャドウ・ダイバー」に出てくるアル中の元レック・ダイバーの人が飲んでいたのって、ジム・ビームじゃなかったっけ。

もうひとつそういえば、昨日紹介した『杉浦日向子の江戸塾』によれば、もう江戸時代にはウォッカが江戸で売られていたとか。樺太あたりでは、ロシアの漁師にとっては、昆布は漁具に引っかかったりする海の雑草扱いで、日本の漁船が昆布取りをすると、雑草を取ってくれたというので、お礼にただでアラキ(ウォッカ)を貰えたとか。
しかし、ウォッカを飲む江戸っ子、ちょっと想像つきませんが。

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2006/06/22

パソコンは爆発かぁ!

http://slashdot.jp/mobile/06/06/21/2034201.shtml
http://www.theinquirer.net/?article=32550(ネタ元)
日本で行われた某社のカンファレンスでラップトップパソコンが爆発した、という話。
ネタ元は上の方で、私の立ち回り先のニュースを紹介している一般サイトや、PC WatchにもASCII24でも今のところ報じられてないようなので、真偽も分かりませんが。

まぁたぶん、バッテリーのショートなんでしょうが。私はいちど、電動エアガンをカスタムしようとして、バッテリーをショートさせた事があります。見る見るうちに被覆が煙を吹いて、手で触れないほど熱くなりました。手元にあったタオルで掴んで灰皿に投げ込んで、爆発したら嫌だなあと思いながら、雑誌を盾にかぶせてしばらくドキドキでした。おかげさまでバッテリそのものは破裂しなかったんだけど。
ノートパソコンのバッテリーの方が大容量だろうから、ショートした時の反応はもっと激しいのでしょう。いや、そうならないように構造を工夫すべきなんでしょうが。

上掲のサイトでも言われていますが、飛行機の機内でとかでこういうことが起こったら大騒ぎでしょうな。よほど運が悪くない限り墜落はしないと思うけど。まぁだいたい使ってる席の人と両隣の人がヤケド、燃えた煙を吸い込んでお客さん何人かが気分が悪くなって。それともちろん飛行機は緊急着陸でしょうが。

ほんと、難儀ですな。

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2006/06/21

杉浦日向子の江戸塾

杉浦日向子の江戸塾(杉浦日向子:著 PHP文庫)
読了。

大脳生理についてのちょっと面白そうな新書を買ったんですが。いきなり「ゲーム脳」とか出てきて読む気をなくしました。別にトンデモ理論を支持しているからと言って、必ずしもトンデモ本じゃないんでしょうが。その、トンデモを支持している部分をナスのへたとでも思って取り除けて読めばいいんでしょうが。まぁ、ちょっと萎えて。
で、地下鉄の売店であわてて買ったのが本書です。

杉浦日向子さんが対談形式で江戸のあれこれを紹介してくれるという本。脚注つき、対談形式だからレイアウトもちょっと空いていて。いや、何よりも面白くて、あっという間に読んでしまいました。

対談のお相手は宮部みゆきさん、北方謙三さん、山崎洋子さん、田中優子さん、石川英輔さん、高橋義夫さん。

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2006/06/20

関心がない

日曜の夜のこと。
いつも通り酒呑んで酔いつぶれて寝て、トイレに行くたくなって目が覚めました。
で、ふと気がつくと、開けた窓から怒声みたいなのが聞こえてきます。酔っ払いの喧嘩かなぁ。係わり合いになるのは嫌だけど、暴力沙汰だったら通報しないといけないかなぁなんて思って。で、ふと、ああ、サッカーの日本戦やってるんだなぁと思い出して、そのまま寝ました。
2002年の時もアパート近辺を歩いていて、突然怒声が聞こえてきてびびった事がありました。

まぁ本当にそういうのには疎い奴です。
だいたい小さい頃だって、楽しみにしていたTVマンガとか特撮物の放送が野球中継でつぶれると不機嫌になってました。今だって、野球中継のある時は深夜アニメの放送がずれたりするので困ってます。この前も一本録り損ねたし。かえって野球中継とかない方がいいなぁと思ってしまったりします。

まぁ、親がそういうの見ない人だったから、私も関心がないのかなぁと思います。
妹夫婦の甥っ子は、妹の旦那が野球を見る人だから、野球好きみたいだし。

しかしまぁ、あまりに関心が無さ過ぎるような気もします。
ちょっとは雑談のネタになるくらいの興味があってもいいと思いますけど。

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2006/06/19

デトロイト・メタル・シティ

デトロイト・メタル・シティ 第1巻(若杉公徳:著 白泉社:刊)
読了。コミックスであります。ヤングアニマル誌連載の作品とか。

主人公は根岸祟一、23歳。大分県の片田舎から大学入学で上京。
で、ミュージシャン志望。方向性としてはスウェディッシュポップ、愛聴してるのはカヒミ・カリィ。お洒落系。
しかし、なぜかデスメタルバンド、「デトロイト・メタル・シティ」のリーダーとなり、自分の理想とする音楽のギャップに苦悩しつつも、ステージの上では結構ノリノリでムチャクチャしている、と。おかげさまでバンドもメジャーデビュー寸前、と。
その理想と現実のギャップに苦悩する主人公・根岸の姿なんかをギャグタッチで描いた作品であります。

いや、スウェディッシュポップもカヒミ・カリィも知らないんだけど。たぶん、耳ざわりのいいメロディーに載せて、ささやき声で唄うとか、そんな感じかなぁ。アニメ『月詠』のテーマ曲とかみたいに。
デスメタルはメジャーどころは知らないけど、ライブハウスでそんな感じのを何度か聴いた事があります。日比谷カタンさんなんかはジャンゴ・ラインハルトとデスメタルの融合だそうですし。いやほんと、轟音でだみ声で歌うような感じ、くらいの認識しかないけど。

話は変わりますが。

実は、ライブハウス通いを始めた時、ちょっと怖かったです。
それこそザ・スターリン時代の遠藤ミチロウさんのエピソード、客席に豚の臓物をぶちまけたりとか。あと、大槻ケンヂさんの本に出てくる過激なバンドパフォーマンスとか。で、そういうライブに行くと、「お前なんかここに来るんじゃねぇ!」とか、喧嘩を売られたりしたら嫌だなぁとか思っていました。ま、何度か行って、そういう事はないってわかりましたが。

それに、パンク系はどうも波長が合うみたいです。パンクの轟音、何言ってるのかわからない歌詞の絶叫。でも、不思議とそういう場にいて和んでいる自分を見つけて、面白かったです。それも、パンクだといいんですよね。メタル系のバンドだとその、和んだ感じがしません。

まぁ、パンクバンドの連中以上に私の方が鬱屈を溜め込んでいる自信があります(爆)。若造よりも中年サラリーマンの私の方がね。それに、私には、彼らみたいに鬱屈を吐き出す場がないですし。酒とか呑んでもドロドロを抑えるだけで、吐き出す事はできないし。

いやいや。

そうそう、『デトロイト・メタル・シティ』にはゴシック系ファッションとかゴスロリに身を包んだ観客が出てきます。そこらへんも面白かったです。ゴスロリはよく見かけるけど、ゴス系の、男服も含めたファッションがね。
この前『ブラッド・レイン2』のデモ版を遊んだけど。そのデモ版のステージって、ゴス系のパーティーの会場にブラッド・レインが潜入するという設定で、敵キャラはゴス系のファッションに身を包んでいました。白塗りとか、黒を基調にした衣装とか。
マリリン・マンソンあたりは定番だと思いますし、「しろはた」さんでも紹介されていますし、聴いてみたいとは思っています。

話を元に戻して。

ほんと、面白く読みました。ギャグに包んであるのがGOOD!であります。ギャグに包んでいるからこそ、主人公・根岸祟一の想いも強く心に届きます。行きたかった方向じゃないスタイルでデビューしなきゃいけない。たぶん、あらゆるメジャーデビューしているミュージシャン、いや、“表現者”さんたちにありがちな苦悩であると思いますが。でも、それもまた、根岸という人物のもうひとつの顔で。好きだった女の子に嫌われたと思い、思わずデスメタル化しちゃうところなんてね。

『デトロイト・メタル・シティ』お勧めであります。

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2006/06/17

雨の猫

梅雨時ですが。

猫ってのは濡れるのが大嫌い雨降りの時なんかは雨がしのげる場所伝いに、小走りで移動するものと思っていたのですが。
アパートの窓から見た猫は、道の真ん中、雨に濡れるのも気にしてない風にのっしと歩いていました。まるで何かを決意したように。

なんかかっちょいいと思いました。

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2006/06/16

嘲笑はるかなり

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000074-jij-pol
自殺対策基本法が成立=行政側の防止策・親族支援を明記
だそうであります。

この前の健康増進法といい、なんか故郷のお袋みたいにおせっかいな法律ばっかりできてますが。いや、故郷のお袋はたとえおせっかいでも心の底からこちらの心配をしているのでしょう。しかし、政治家とかお役人とかにとってこんなのはせいぜいちんけなパフォーマンスに過ぎません。

何度も書いてますが。

少子化、ニート、そして自殺者増、その他もろもろのこの国のゆがみの原因は、この国の未来を目先の利権とか権力争いに引き換えにした、政治家とか高級官僚とか政財界の皆々サマのおかげではないでしょうか?
それに対しての猛省なく、こうやって小手先対策の法律を作る、ほんと嘲笑するしかありません。

いや、国民にだって問題はあったのでしょう。もちろん私もその責任の一端を担っているのでしょう。少なくとも政治家は国民の選挙によって選ばれていますし、政治家が高級官僚を選任しているのですから。

小手先でカネをばら撒いたり、あるいは規制をかけたりしても、その根底にあるものを何とかしない限り、自殺者問題も、ニート問題も、少子化問題も解決しないと思います。だいたい涙金を掴まされるだけでガキを作る作らないを決めるような奴がいたら、そいつの方がほんとに狂っています。もちろん、子育ての支援は必要だと思いますが。

豊かになるためにガムシャラにやってきたこの国。
でも、豊かさを手に入れてふと見渡してみれば、広がるのは空っぽの荒野。
それでおかしくならない奴の方がどうにかしてます。

そしてほんとに今のこの国の人々は『経済の生贄』にされていると思います。『消費する家畜』にされていると思います。もともとは幸せになるために、良かれと思って育ててきた経済、しかし、いまや、巨大な怪物となった経済に、逆に我々は食い散らかされていて。

私だって経済の生贄だし、消費する家畜であります。ブヒブヒ。その枠組みに気がつきつつも、その枠組みの中で生きる事しか知りません。だいたい、たいていの人はそれに気がついているんじゃないかしら?ブゥブゥ。

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2006/06/15

世界でいちばん苦手な場所

歯の詰め物が取れました。歯医者に行かなきゃいけません。
歯医者は世界でいちばん苦手な場所なので、今から気持ちがどよ~んとしています。

私が小学校の頃かかった歯医者さん。
ずいぶんお年を召した方で。
歯の神経を取るのに麻酔一切なし、コルク栓抜きみたいなのでえぐり出す方式でした。
すさまじく痛かったです。(今書きながら思い出しても脂汗が噴き出します)
で、もがくと、甲冑の手甲の親指部分だけみたいなので口をこじ開けられます。

待合室で待ってると、先生が廊下の奥からスリッパをパタパタいわせてやって来ます。
そのシーンも覚えています。
思い出したら、その病院も昔ながらの洋館風で風情があったと記憶していますが。
しかし、痛さの記憶の前にそういったのは吹っ飛びます。

ああほんと、「マラソンマン」だけはぜったい観られません。

しかし、ちょっと按配が悪くて近々外れるかなぁと思った詰め物は取れずに、詰め物しているのも忘れていたような歯の詰め物が取れるっていうのも。
ほんと、起きると思っている事は起きず、思いもつかない事が起きるものです、私の人生って。

しかし、本当に、まとまったお金があったら、歯を徹底的に治したいんですがね。
インプラントとかもしたいなぁ。
んで、当分は歯医者の厄介になるような事がない人生を送りたいです。

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2006/06/14

カラシニコフⅡ

カラシニコフⅡ(松本仁一:著 朝日新聞社:刊)
読了。前作『カラシニコフ』に続き一気本でした。あっという間に読み終えました。
ハードカバーなのに。もちっともって欲しかったです。

私の部屋にもカラシニコフ-AK47があります。
もちろん東京マルイの電動エアガンですが。

AK47。

第2次世界大戦当時、歩兵用小銃は900メートル以上(たぶん原書だと1000ヤード以上)の射程を持っていました。そして、連発式だけど、一発一発手でボルトを操作して空薬莢を排出し、弾倉の弾を込めるボルト・アクションというのが主流でした。

そして、第2次世界大戦勃発。
ドイツ軍の調査によると、歩兵同士の小銃の撃ちあいって、だいたい360メートル(たぶん原書だと400ヤード)くらいで行われるというのが判明して。
で、だったら小銃の弾は火薬を減らして、そのくらいの射程にしよう。そして、その代わり、強度的に歩兵用小銃の重さに組み込むのが難しかったセミ・オート(引き金を引いて弾を発射すると、自動的に空薬莢が排出され、弾倉の中の弾が装填される)やフル・オート(引き金を引いていれば、機関銃のように、連続して弾が発射される)メカニズムを組み込もう、というアイディアが出ました。
(ここらへんの数字類は記憶違いがあるかもしれません。ご容赦)

そうして生まれたのが“突撃銃”と言う新しいコンセプトの銃でした。突撃銃はヒトラーの理解のなさもあって、結局終戦までドイツ全軍には行き渡らなかったのだけど。しかし、第2次世界大戦後、歩兵用の小銃はこの“突撃銃”のコンセプトで行こうという事になりました。
で、いち早くソ連で開発されたのがこのAK47です。
対して米軍は銃弾の開発から勘違いをし、まともな“突撃銃”が登場するのはベトナム戦争中にM16が登場するまで待たなければいけませんでした。まぁそれは別の話。

AKシリーズは東側諸国に採用された事もあって、爆発的に普及したのだけど。また、その弊害として、第三世界のゲリラとか、アンダーワールドにも大量に流入する事になった、と。
本書は前作『カラシニコフ』に続き、「カラシニコフ銃」を通して見た、その、“世界のシワ”のありようを描いています。

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2006/06/13

痴情小説

痴情小説(岩井志麻子:著 新潮文庫)
読了。各作品に色の名を冠した短編集であります。

先日、岩井志麻子さん原作の映画『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ』を見に行った訳ですが。
で、途中読む者を切らして飛び込んだ本屋さん、文庫でも買おうと思って。で、見つけたのが本書です。

あたし、恋愛小説ってのは大の苦手です。私はもてませんが、まぁ、そのおかげで男女のドロドロは経験していません。好きだった女の子に振られてド凹む事は多々ありますが、でも、ある程度深い仲になった相手とドロドロになった経験はありません。それは悪い事ではないかもしれません。そして、そういうドロドロは経験せずに一生を終えられたらと思います。そうなるような恋愛は要らない。恋愛するんだったら、幸せに残りの人生過せるような恋愛が欲しいです。まぁ、最初からドロドロしようとして恋愛する奴ぁいないと思いますが。
ただ、ドロドロになりそうな恋愛というのはある程度予想はつく場合があると思います。不倫とか二股とかね。そうなりそうならきっぱり諦められるくらいの意志の強さは持ちたいと思います。

何度か書いてますが。
恋愛にもダイエットは必要だと思うんですよね。
あたしはデブです。ダイエットしてないから。あまり見てくれもよくないし、体も壊すでしょう。
恋愛も同じ、ダイエットしないと心が醜くなるし、心も壊れていくでしょう。食欲のダイエットとの違いは、ただ、体の美醜はすぐわかるけど、心の美醜はすぐには解らないってだけくらいだと思います。

もちろん、食欲の赴くまま食べあさってもちっとも太らない人もいます。また、無理して食べないと栄養失調で倒れそうな人もいます。ほとんど食べてないように見えるのに、別に栄養失調にもならない方もいらっしゃいます。恋愛のダイエットも同じことが言えるでしょう。
そして、ダイエットするたびに太っている私は、恋愛のダイエットもずいぶん大変なのだろうなと理解します。気軽に「食べなきゃいいじゃない」と言われると、ちょっとムカっときます。

それと同じく「恋愛も節度を保って」と言われても、どうしてもそうできない人たちがいるだろう事も理解できます。どうしても食べたくなる、食べずにはおられない気持ちになる事があります。だから、男(女)になりふり構わず、たとえドロドロに踏み込む事になると解っても、むしゃぶりつきたくなる心情も理解できます。理解できますが…。

閑話休題。

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2006/06/12

早朝寄席

昨日は上野の鈴本演芸場へ。三遊亭あし歌さんご出演の早朝寄席へ。
深夜寄席ってのは行った事がありますが。早朝寄席ってのは初めて。鈴本演芸場へ行くのも初めてです。
だいたいの場所の見当はついてると思って上野広小路。しかし、ちょっと迷いました。やっぱり地図とかプリントアウトしておきゃよかった。

鈴本演芸場、新しい感じのする場所です。寄席というよりホールといった感じ。フロアを目いっぱい使うためか、3階に演芸場で4階がトイレ、2階が売店と自販機コーナー(3階にも売店がありますが)。あと、喫煙コーナーが1階、ちょっと不便だけど、時節柄しょうがないか…。
座席の前には小さな折りたたみ式のテーブル。お弁当とか飲み物とか置けるようになっていて便利です。ここらへんの気配りも新しい場所だからでしょうか。

ステージはお芝居にも使えそうな感じ。天井が高いです。ただ、そのせいか、残響がだいぶあって、落語とかの話芸だとちょっと聞き取りにくい感じ。もうちょっと天井を下げて、吸音材を貼っておくといいかもしれない。まぁ、小さい頃から中耳炎がしょっちゅうで、だいぶ耳が悪くなっているあたしの感想ですが。

早朝寄席、10時開演でだいたい11時半くらいまで。ご出演は4方ですから、だいたいひとり20分少々の勘定になります。
お客さん、たくさん入っていました。雨降りでこのくらいですから、お天気が良ければ満員札止めになりそうです。

この日のご出演と演目は
柳家初花さん『宗論』、
鈴々舎風車さん『佐々木政談』、
三遊亭あし歌さん『ちりとてちん』、
三遊亭天どんさん、『ドライブスルー』
でした。
(こういう寄席関係&落語関係の用語をPCのかな漢字変換に一括登録できるようなファイルはどこかにないかなぁ)

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2006/06/10

負ける時もあるだろう

昨年末から今年初めにかけて、三上寛さんの音源が新発・再発含めて何点かリリースされたのだけど。実はまだ全部買っていません。
で、今回は『負ける時もあるだろう』を購入しました。例によって例のごとくAMAZONの通販であります。
通しでざっと1回聴いただけですが、感想など。

『負ける時もあるだろう』は再発でそうです。1979年にベルウッドレコードよりLPレコードとしてリリースされたのがオリジナル版だそうで。それをディスクユニオンさんがリマスタリングの上、CDアルバム化したのが本作であります。

紙ジャケット仕様。ちょうどLPレコードをCDサイズのミニチュアにしたような感じです。
さすがディスクユニオンさん、むちゃくちゃ凝っています。CDにはLPレコードを小さくしたみたいに印刷されていますし、CDを包むビニール袋もLPレコードのそれみたいに底が丸くなった梨地のビニール袋です。もちろん、紙ジャケットですから、LPコレードのジャケットと同じスタイル、二つ折りになっていて、片方が袋状になっていて、そこにCDを収めるようになってます。

オリジナルのLPをCDサイズにミニチュア化した趣向はとてもいいと思いますし、好きです。私、模型が大好きですし。しかし、ジャケットに印刷されている歌詞とかライナーノーツは字が小さすぎて読めません。虫眼鏡でもあればいいのですが。いや、ほんの数年前の自分なら読めたであろう字のサイズですので、かえって悔しい感が募ります。ほんと目が悪くなりました。歯目魔羅といいますけど、ね。トシ取ったのをいやおうなく感じさせます。
ジャケット写真も、花満開の中、小さく三上寛さんの姿のある白黒写真なんですが。LPジャケットサイズならいい感じだろうと思うのですが、CDサイズだと三上さんの姿が小さすぎてよく見ないと判らないし。

しかし、オリジナルのフィルムとか版下とか素材類はさすがに現存していないと思います。たぶん、オリジナルジャケットをベースに版を起こしたものと思いますが。でも、文字とかあまり潰れた感じがしません、さっき読むのに虫眼鏡がいると書きましたが、逆に言えば虫眼鏡があれば読めそうな感じ。よくできています。

あと、聴いている時、曲によってちょくちょくCDラジカセのボリュームを変えないといけませんでした。これは私の耳の問題でもあるのだろうけど。耳もだいぶ悪くなっている感じがします。

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2006/06/09

iPod要らず

実は、自宅パソコン、起動に5分くらいかかるようになってます。
スイッチを入れて、立ち上がって、デスクトップ画面が出て、HDDアクセスランプが消えて、使えるようになるまでの時間です。
ちょっと長すぎると思います。ただ、今はS3(Suspend To Ram)を使っているので、いちから立ち上げる事は滅多にないのですが。

なんか色々常駐しているせいかなぁと思います。
で、タスクマネージャを開いてみると、いろんな常駐アプリがぶわぁーって表示されます。このうちいくつ要らないのがあるのかなぁと思います。
安月給はたいて買った大事なメモリを、要りもしない常駐ソフトに食われ、その上起動も遅くなる、ほんと腹が立ちます。

なんか、iTunesがらみのアプリも常駐しているようです。
たぶん、iPod持ってたら、iPod挿したとたんこいつが大活躍してくれてとっても便利!なんでしょうがね。とりあえずiPod買う予定はありません。
iPodに興味は持っています。動画対応タイプなんかあれば楽しいかなぁと思います。アニメを通勤電車の中で見られるし。積読アニメもだいぶ消化できるかと思います。

まぁしかし、今よりよほど収入が上がるか、そこそこまとまったあぶく銭でも入らない限り手を出す事はないかと思います。

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2006/06/08

同時代も歴史である 一九七九年問題

同時代も歴史である 一九七九年問題(坪内祐三:著 文春新書)
読了。

三上寛さんの2003年3月に出たアルバムに『1979』というのがあります。
イラク戦争、米軍がイラクに侵攻するちょうどその時に出たアルバムです。
「戦争反対叫んでも戦う事は美しい」(大きい羊は面白い)など、強烈な反語なのでしょうが、偶然とはいえ無茶苦茶タイムリーなフレーズとか入っていて。
それで、その時三上さんが「今の時代のありようってのは、1979年に始まったんじゃないか?」あるいは、「1979年と今の状況ってのは似てる」か、そんな事をMCで仰ったのを憶えています。

ただ、私には1979年というのがどういう年かはピンとこなくて。それ以来、1979年というのは私の中で引っかかっていました。で、書店でモロに「一九七九年問題」と謳っている本書を見つけて購入した次第です。

本書は雑誌『諸君』に2003年6月号から2004年11月号まで、最初は隔月、あとには不定期に連載された評論をまとめた物だそうです。ひとつひとつの評論は独立しているけど、通して読むとひとつのテーマを語っている事になる、というスタイルだそうですが。

いや、私がどのくらい本書を理解したかはわからないのですが。

1979年とはポストモダンが始まった年じゃないかとされています。具体的にはイランでイスラム革命が起き、ソ連軍がアフガニスタンに侵攻した年として。

ポストモダン、あたしは良く解らないのですが。
町山智弘さんの映画論『ブレードランナーの未来世紀』という本を読みました。ポストモダンを背景にした80年代の映画に関する評論です。で、これ 知っておかなきゃ解らないというので、ポストモダンに関する簡単な説明がありました。それでちょっとだけ、ポストモダンが解りました。ほんとちょっとだ け。

ポスト・モダンつまり、モダニズムの後の時代、ということで。モダニズムとは、進化主義というのかなぁ。物事すべてある方向に“進化”する、“進 化”すべしという考え方。で、ポストモダンとは、その考え方に対して、そういう“進化”というのはないんじゃないかという考え方、でしょうか。

よく考えたら、その考え方、ずいぶん前に知ってました。寺山修司の『さかさま世界史 怪物伝』だったと思いますが。ダーウィンの項にそういうのが ありました。たしか、「ダーウィンの「進化論」というのはおかしい、せめて「変化論」と呼ぶべきじゃないか」という文章だったと記憶しています。その考え 方、とても新鮮でした。

あたしは、高校時代、演劇部の部室にあった寺山修司の戯曲からテラヤマワールドに入って。それからこの「さかさま」シリーズで完全にやられまし た。既存の価値観、物の見方を軽やかに逆転させて、「もうひとつの世界」「もうひとつの価値観」を見せてくれる寺山修司の魔術。当時、閉塞感を感じていた 私にとって、その閉塞感に風穴を開けてくれるものでした。

もちろん、今のこの国の有様、「劣化」と呼ぶべき現象の背後には、モダニズム、つまり、皆で共有している進化すべき方向というのを見失っている部 分があると思います。ポストモダンな状況があると思います。しかし、その各人がそれぞれの方向性を見つけていくというのもずいぶん難しい作業になると思い ます。あたしだって見つけられないもの。

閑話休題。本書に戻って。
ちょっと感想とか。

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2006/06/07

消費セラピー

消費セラピー(辛酸なめ子:文章&絵 集英社文庫)
読了。

辛酸なめ子とおっしゃる方のイラストエッセイ集です。前半はお買い物エッセイ、後半も少々お金に関わってくるエッセイが何本か。あと、辛酸なめ子さんは皇室マニアだそうで、紀宮妃結婚タイアップグラビアエッセイとかもあります。
そのグラビアのなめ子さん、紀宮妃にちょっと似ていて。いや…、実はあたしの好きなタイプでもあるんですが。

辛酸なめ子さんの本は初めてなのですが。そのお名前からして、お書きになる文章はちょうアナーキー、ちょうパンキッシュ、無茶苦茶でついていけないような内容なのかと思いきや。「そーだそーだ」と思わせる部分もあり、「あ、そういう見方もあるのか」と思わせる部分もあり。私の感性にもしっくり来て、楽しく読めました。
あたしの感性が普通かどうかはわかりませんがね。

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2006/06/06

ぼっけえ、きょうてえ

昨日はシアター・イメージフォーラムのレイトショー、三池崇史監督の『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ』を観に行きました。1時間くらいの短めの映画です。
本作の公式サイトはこちら

原作の岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』は読んだ事がありますが…。どんなお話だったか完璧に忘れております。嗚呼鳥頭。ただ、読んだシチュエーションだけは憶えていて。帰省して、東京に戻る時、新幹線の車中で読むものが無くて、駅ビルの本屋さんであわてて購入したのを憶えています。
それと、解題。“ぼっけえ、きょうてえ”とは、岡山弁で「とても、怖い」という意味だそうで。

だから、映画のストーリーは原作と比べてどうなのか、は解らないのですが。
映画のほうのお話は。
ある、島丸々ひとつが遊郭になっている、ある岡山の島が舞台。
アメリカ人の記者・クリストファーがその遊郭を訪れる。
彼は「小桃」という女郎とねんごろになって、結婚の約束までした。でも、急にアメリカに戻らなくてはならなくなり、彼は彼女を置いて帰国してしまった。そして彼は再び日本にやってきて、小桃を探すのだけど。彼女はお店を替わっていて見つからなかった。
で、彼女を探すクリストファー、噂によると小桃はその遊郭島にいるらしい。それで彼はその島を訪れるのだけど。でも、小桃は見つからず。しかし帰ろうにも渡船は翌朝まで出ない。それで仕方なく工藤夕貴演じる女郎と一晩を過す。彼女は、顔の半分が引き攣れた畸形の女郎だった。そして、その女郎の寝物語は…。という作品であります。

しかし、先週は『ヨコハマメリー』を観に行きましたし、2週続けて娼婦物の映画であります。

映画が始まってびっくり、全編英語で字幕つきであります。どうも向うのホラー・アンソロジーヴィデオの中の一本として作られた作品みたいです。

工藤夕貴ですが。工藤夕貴の映画は『逆噴射家族』をヴィデオで見たくらいです。話題になった『ミステリー・トレイン』も未見です。少女時代の、あの、キンキン声が苦手でした。
本作ではさすがにそのキンキン声ではないのだけど。
いや、実は、三池監督作を映画館できちんと観るのも初めてなんですが…。

(以下ネタばれゾーンにつき)

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2006/06/05

2度目の歌会

昨日はある短歌結社の歌会にお邪魔してきました。前回もその結社さんの歌会にお邪魔まして、私にとっては2度目の歌会になります。
前回はおっかなびっくり、いや、結構デカイ面していたかもしれませんが。
今回は勝手も少し解ってきました。

そこで行われる歌会の方式についてもういちど。
まず短歌を一首、事前に投稿します。
で、その短歌を、作者名を伏せた状態でプリントした物が当日配られます。
参加者が短歌全部をざっと読み上げて。それからいいと思った短歌5首を選んで、記名式で投票します。

そのあと、講評に入ります。講評といっても誰か偉い先生が…というのではなく、歌会参加者全員でわいわいとやります。
まず、司会者から指名されたひとりがその短歌を読み上げ、それについての解釈と感想を述べます、それからみんなでわいわいと講評しあうというスタイルです。
それが楽しいです。あーでもない、こーでもないとやるのが楽しいです。ま、逆に参加者がいい“場”を作ろうという自覚を持ってないと一気に会の雰囲気がぶち壊しになってしまう危険性がありますね。馴れ合いでもいけないと思うし。

その結社の主宰の方は、“アララギ派の生き残り”の老婦人でいらっしゃいます。その方の采配がほんと上手です。基本的に手綱のゆるい方で、参加者にワイワイガヤガヤやらせてますし。時には突き放し、時にはすねて見せたりして、本当にうまい方だと思います。
しかし、アララギ派なんて教科書以外じゃ知らないんですけど(滝汗)

そして、全短歌の講評が終わった後、作者名を記したプリントが配られ。投票結果の発表があります。そして作者が明らかになってから、改めて作者にその短歌についての質問があったりします。

いや、面白いです。知的ゲームという気がします。

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2006/06/04

銭湯値上げ

6月1日から銭湯が値上げになりました。今まで大人400円だったところ、430円。
ただし、私は回数券を使っていますが、回数券ですと10枚綴り3800円つまり@380円だったのが、10枚綴り4000円、@400円でありますから、実質20円の値上げです。

数年400円時代が続いていました。最初に東京に越してきた時、20年位前はいくらだったかなぁ。340円とか360円とかそのくらいだったと記憶しています。430円となるとほか弁でもミドルレンジのメニューになりますね。

まぁ、仕方ないかなぁと思います。私が今住んでいる所に越してきた時、気楽に歩いていける場所に銭湯は3軒ありましたが、今残っているのは1軒だけです。銭湯なんて夜中まで働かないといけないから大変だと思いますし、銭湯つぶしてゴージャスなマンションにでも建て替えたほうがずっとたくさん儲かると思いますし。

あと、組合の規定により、6月1日から銭湯の脱衣場は禁煙になったみたいです。例の“健康増進法”のとばっちりですが。
小谷野敦さんの指摘によると、健康増進法は公共の場所での分煙を定めているだけで、禁煙は定めていないそうですが。でも、分煙設備を整えられる銭湯はごくごく少数派でしょう。それもまた仕方ないかと。ただ、ここら辺は銭湯の店主の裁量でフレキシブルにやって欲しいものです。

“健康増進法”なんてくだらねー、余計なおせっかいと思っていますし。喫煙者のせいで医療費がという物言いにも反発します。まず、国庫の事を考えるなら、政治家や役人と癒着している御用業者への無駄遣いをまず何とかしろといいたいです。やらずもがなの“公共”工事とか。それをやめれば医療費なんてもっと使えると思いますが。自由診療扱いの高い薬とか医療行為も保険がきくようにできると思いますが。

それに人間は必ず死ぬものですが。
タバコのみはずるずると医療費を無駄遣いして死んでいき、健康な人はあまり医療費を使わずにぱっとクタバルものなのでしょうか?健康なひとはポックリ死ぬのかなぁ。どうなんでしょうね?

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規則正しくある事

1週間は7日だから、2日に一度とか、3日に一度とかいうのは無理だ。
ひと月は31日の事があるから、2日に1度とか、3日に1度とか、10日に一度とか、無理だ。
規則正しい生活は、それを思いついたときすでに、規則正しくやるのは難しくなっている。
でもそれが、人間らしいとも思っています。

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2006/06/03

久しぶりの独パン

昨日は大久保HOTSHOTに独唱パンクという企画ライブを見に行きました。
独唱パンクを見に行くのは久しぶりです。

独唱パンクとは、インディーズミュージシャンのチバ大三さんが主催する企画ライブ。
“独唱(ソロ)”にこだわったライブです。
初めて独唱パンクに行ったのは4年くらい前になるでしょうか。三上寛さんご出演というのがきっかけだったかなぁ。

“ソロ”にこだわるというところが気に入りました。
私はライブ活動はやっていないけど。でも、ひとり暮らしだし、たいてい動くときはソロで動いています。人生において“独唱”であります。誰かと一緒に行動するってのは、年に何回もありません。さみしいと思うときもあるし、気楽だと思うときもあります。誰かと一緒なら心強いだろうなぁと思うときもあります。誰かと一緒なら煩わしいだろうなぁと思うときもあります。
まぁ、団体行動のとれない奴ではあります。

という訳で、一時期は独唱パンクに足しげく通ったのですが。ここんとこあまり行けてなくて。で、昨日は久しぶりの独唱パンク。

ご出演は
函館くん さん、
まちゅこけ さん、
和気優さん、
楠木菊花さん、
 遠藤ミチロウさん、
そして、チバ大三さんでした。

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2006/06/02

ZOO

ZOO(1・2)(乙一:著 集英社文庫)
読了。短編集です。

乙一さんの本は時々買います。文庫で買うくらいの人であります。
初めて買った乙一さんの本は『夏と花火と私の死体』だったかなぁ。
タイトルがちょっと変わっていたので手を出してみたんだけど。

ふたりの少女。好きな男の子を巡るちょっとした喧嘩で、片方の子がもう片方の子を誤って死なせてしまう。で、その死んだ女の子の死体を隠すのでどたばたするっていうお話。
なんとお話が、その死んだ女の子の、死体の一人称視点で進むという所に唸りました。

で、何冊か乙一さんの本を読むようになって。
乙一さんの魅力は。なんていうかなぁ“切なさ”とかリリカルさにあるんじゃないかと思います。それと、ちょっと奇妙な味とか。
好きな作家さんです。ただ、ハードカバーは買っていませんし、途中まで読んで積読状態の本もあります。そのくらいのファン度であります。

で、『ZOO』文庫版ですが。
同じく乙一さんの文庫版『GOTH』と同じく、ハードカバーを文庫化に際し2分冊にしてあります。ZOO 1&ZOO2と、シンプルな表紙に横文字でそのタイトルが書かれています。2001、2002とか読めてしまいます。

ZOOはその収録作の何作かがオムニバス形式で映画化されています。
公式サイトはここです。おぉ、この前劇場で見た『妖怪大戦争』の神木隆之介君が出ているようですね。レンタルで見つけたら観てみようかしらん。
で、ZOO1はその映画化された作品を、ZOO2はそれ以外の作品を収めています。
そして、ZOO1は文庫版特典として、映画版の一編『陽だまりの詩(シ)』のキャラクターデザイン・脚本・絵コンテを担当された古屋兎丸さんと乙一さんの対談が、ZOO2は単行本未収録の掌編、『むかし夕日の公園で』が収められています。

(以下ネタばれゾーンにつき)

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2006/06/01

刀削麺

先日、秋葉原で刀削麺のお店を見つけたので食べてみました。

麺というのは、粉を練ってから、延ばして作る、切って作る、型から押し出して作る、の3通りくらいの作り方が主流であると思うのですが。
延ばして作るのはそうめんとか、切って作るのはそばうどん、押し出して作るのはマカロニとかあると思います。いや、いい加減な知識なので間違ってるかもしれませんが。で、刀削麺とは、練った小麦粉の塊から削りだして作る麺だそうです。前、雑誌かテレビで見たと記憶しています。ちょっと食べてみたいなとは思っていました。しかし、根が不精ですから、わざわざお店探して、という気もなくて。で、秋葉原にできたというので買い物ついでに行ってみた次第。

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