イメージフォーラムフェスティバル~1~
前にも書いたけど。
毎年ゴールデンウィーク期間はイメージフォーラム主催の実験映画の祭典、イメージフォーラムフェスティバルに行きます。場所は新宿駅西口徒歩数分のパークタワーホール。
フェスティバルは30日からだったけど、ちょっとで遅れて昨日、今年初めて行きました。
数年ぶりにフリーパス券。どうしようか迷ったけど。
フェスティバルのチケットは1回券が1200円、私はイメージフォーラム会員なので会員割引で1000円。4回券が3200円。全プログラム自由に入れるフリーパス券が8000円。
4回券ふたつ買って、会員割引の1回券2つ買うと3200×2+1000×2=8400円。だから、10プログラム以上見るとするとフリーパス券の方がお得です。今年は10プログラム以上見ようと。予定もあって全プログラム制覇は無理なんですが。数年くらいまでは全プログラム制覇!もやってました。いや、ほんと、“観ただけ”なんですが。
昨日見たのはLプログラム。「ビデオ・ディクショナリー」とか。
スペインの作品みたいです。ある単語に引っ掛けた1分間のショート・フィルムで「映像の辞書」をこしらえようという試みとか。ある一人の作家さんの作品じゃなくて、世界中のたくさんの映像作家さんを交えた作品です。全部で49作品あるみたい。
五島一浩さんの「迷路」。"FADE into WHITE"シリーズのような白黒モノクロームのCGアニメ。"FADE into WHITE"もイメージフォーラムフェスティバルで観たんですが。また観たいなぁ。
ツイ・クワンユという方の「職業病」。"otaku"という語に日本語のテロップで"職業病"とあります。台湾でotakuというのは"職業病"の事なのか?それともスペインでそうなのか?ちと不思議であります。公園とかで鳩がいっぱい地面を歩いているところにボーリングのボールを転がして、鳩が飛び立つのを写す、という趣向の作品でした。これが海外におけるotakuのイメージか…。群れている鳩=一般大衆とすると、そこにボーリングの球を転がして、無用の騒ぎを起こす奴=otakuなのか、それとも、皆の中に入ろうとすると逃げるようにみんな向こうに行ってしまう奴=otakuなのか?解るような気がしますが…。
「しがみつき」。離陸する飛行機の窓の向こうにへばりついた蚊トンボが、一生懸命しがみついてるんだけど、やっぱり飛ばされていってしまうという様子。偶然撮ったのかな?面白いです。
フリーパス券。最初の受付で頼んで、写真を撮ってもらって、それを貼り付けたチケットをプログラムが終わってから受け取る方式。以前はパウチされたカードだったけど、今は首から下げる紐もついていて、便利そうです。
さて、今年は何プログラム見られるんでしょうか?
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