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2006/04/04

第24回全国大会

4月1日は第24回日本冒険小説協会全国大会でした。

こういう話をすると笑われるかもしれませんが、毎年全国大会は行こうか行くまいか迷います。出欠の葉書を送った後も「キャンセルしようかなぁ」と大会直前まで悩みます。
自分でもそういう心の動き、よく把握していないのだけど。例えて言えば、大好きな女の子とやっと取り付けたデートを前にした心境っぽいかなぁと思います。
心の底から会いたくて、会えるのが待ち遠しいのだけど。でも一方、会うのが怖いというか。
そういう感じじゃないかと思います。

まぁ例年のごとく全国大会前は少々情緒不安定な状態で、それでも時は流れ、全国大会当日。

いつもはお昼前に熱海に出発するんですが、今年はなんかうだうだしてて、午後に出発しました。上京して最初の全国大会、公認酒場「深夜+1」で「新宿から熱海なら小田原まで小田急、それからJRで熱海までがいちばん安上がりだよ。」と聞いてから、ずっとそのルートで熱海と往復しています。まぁ、ロマンスカーに乗るので多少は贅沢ですが、ゆったり座れるし、喫煙席もあるのでいいです。

しかし、今回乗ったのは全席禁煙のロマンスカー・スーパーはこね号。少々遅れたので。これがVSEとかいう新型車両で運用されているようでした。
で、VSE就役1周年だそうで、新宿駅で無料記念撮影キャンペーンとか、車内で記念乗車証の配布とかやってました。ちょうど読みさしの本のしおり替りに記念証。VSEは面白い車両でした。座席の前後幅はやや広め、かな?すこし外向きにオフセットされていて、風景が見やすいようになってます。それはいいのですが、網棚が楔形で少々小さいのがちょっと不便。トイレの壁は波打ったような感じで局面を取り入れてあります。全体的にウッディな内装。う~ん、そうむちゃくちゃ豪華な感じはしないです。まぁ、家族旅行向けの温泉旅館みたいな豪華さ、かな。
全席禁煙ですが、喫煙コーナーはありました。売店の脇にちょろっと区切られたカウンターがあって。立ってですがカウンターは窓向きで、風景を見ながら煙草を吸えます。

車窓の風景、春先の、のどかな風景。桜はもちろん、梅の花?とか、ちらほら花咲く風景がのどかです。しかし、途中でなんか煙が窓外に広がって。枯れ草でも焼いているのかなぁと思ったら、線路際、やや離れた所の家が一軒、黒煙を吐きながら全焼中でした。まだ消防車も到着してなくて、そこからまた少し走ると窓外にのんびりと歩いている人の姿があったり。
「もものけ姫」だったかなぁ、いちばん印象に残っているシーン。のどかな野原の光景が広がっていて、でも、その野原の一隅で斬りあいをしている鎧武者がいて。そののどかな光景の中で繰り広げられている殺し合いにショックを受けました。それを思い出しました。私もいつかのどかな風景の片隅で断末魔を迎えるような事があるのでしょうか。

スーパーはこね号は終点の箱根湯本の他は小田原に停車するだけです。その小田原で下車。これも数年前にリニューアルしてずいぶん明るくなった小田原駅でJR線に乗り換え、熱海へ。

会場の金城館へ到着、急いで迷彩服に着替え(なじぇ?)、本部に少し顔出ししてから熱海駅へ。お出迎えに。
しかし熱海駅着は4時を回っていて。やっぱりちと情けない。
熱海駅頭の足湯も4時でオシマイ。あの足湯は、うら若い女性もスカートたくし上げて使っている様子がほんとうに温泉場のゆる~い感じをかもし出していて好きなのですが。まぁ、温泉場って、若い女性が浴衣姿で、化粧っ気のない素顔が湯上りで上気していたりして、ドキッとするものですが。

熱海の駅頭も面白い光景が見られたりする時もあります。
ある年など制服姿の女子高生が大勢歩いていたりして、「これが噂のブルセラコンパニオンかぁ!」(違うって)と感動したりした年もありました。ある年などは駅頭に大勢その筋の方がいらっしゃって、どうもある大親分さんのお迎えだったそうですが。そのころはまだあまり迷彩服が街着になってないうえに、モデルガンとか携えていたので大いにびびりました。いや、さすがにモデルガンは出さなかったけど。そうですね、今はもう迷彩服・軍服姿の人なんて当たり前だし。
若い女性の姿は熱海の駅頭に初めて立った20年ちょっと前はほとんど見かけなくて、熱海はおぢさんとか家族旅行の場所だったのだけど。それからしばらくして若い女性の姿も当たり前で、温泉ブームなのだなと思いました。あと、ここ数年、若いアベックもよく見かけます。そういう若いアベックが気楽に温泉入っていちゃつく場所としても熱海は使われているようです。

今年はリクルートスーツ?姿に色紙を片手に歩いている人たちが何人かいました。どうも道行く人声をかけて、色紙に何か書いてもらっている様子。たぶん、新入社員研修の一環なのでしょう。営業職とかで知らない人に声をかける訓練なのでしょう。そういうスキルは営業職では必須とは思いますが、そういう研修のある会社はちょっと嫌です。たぶん、私の勤め先よかずっとお給料がいいとかあるんでしょうが。

あと、マンションのプラカードを掲げている人がいました。新宿界隈なら熱海だって通勤圏かなぁ。熱海-東京の快速アクティーとかもあるみたいですし。
でも、熱海駅の旅客案内係のおじさんが、マンションができるのを嘆いていたのを思い出します。やっぱり観光地としてやってきて、でも不景気で旅館とかホテルが潰れてマンションになってしまう。やっぱり悲しいことですし、長年観光業に携わってきた人にとってはある種の屈辱じゃないのかなぁと思います。

そう、いつもならちょっとだべったりする熱海駅頭の客引きのおじさんたち、今年はなんか不機嫌な感じがして、あまり言葉も交わしませんでした。ちょっと寂しかったのと、何かあったのかなぁと少し心配です。

5時半に引き上げ、金城館のマイクロバスで戻りました。そして全国大会。今年日本軍は西村健さんが大賞を受賞されました。馳星周さんに続いて日本冒険小説協会出身の作家さん、ふたり目です。日本冒険小説協会、会長が二十数年に渡ってなさってきた事がいくつも花開いていて。古参会員の よしだまさし さんも本を出され(サイン貰いました)、嬉しい限りであるとともに、古参会員であれど、第1回全国大会から何も成長してないような気がする私、なんか情けないです。いや、ぐちっぽいですな。

ビンゴ大会。今年は何か不思議な感じで、ふさわしい品物がふさわしい人に行ったような感じがします。深夜+1NAGOYAの稲山さんはミニチュア戦車のセットが当たるし、よしださんは「カンフーハッスル」のDVDセットが当たるし(いや、よしださんは確実にお持ちでしょうが)、女の子にはイリオモテヤマネコのぬいぐるみが当たるし。

という訳で全国大会も終了、あと、本部へお伺いして会長ご出演のビデオなど。例によって例の如く、いつの間にか轟沈。

やはり宴明けの朝はちょっと淋しいもの。いつもはグダグダしてるんですが、東京でお花見なので、朝食バイキングを昼飯分までタラフク詰め込んで出発。熱海をあとにしました。
来年も全国大会、行けるといいんですが。

皆様、どうもありがとうございました。

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