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2006/03/20

はじめての歌会

んで、昨日はある方のお誘いで歌会というのに初めて行ってきました。
都内某所の公共施設の一室。

どういう風な会だったかというと。
事前にお題にそって作った短歌を一首、主催者の方に送ります。
んで、当日、私を含めて参加者がこしらえた短歌がプリントされて、参加者各人に配られます。そのプリントには作者名は入っていません。
で、その短歌からいくつかを選んで、記名式で投票。
それから一首づつ短歌をみんなで講評しあいます。
で、最後に投票結果の発表と、それぞれの短歌の作者名が明らかにされます。
だいたい歌会って、そういうシステムみたいです。

いや、こういう自分の作品を誰かに評価してもらうっていう集まりは初めてでした。結構ドキドキ緊張しました。短歌を送る前はほんとに「やっぱりやめとこうかなぁ。」と何度も思いました。

しかしまた一方。
ライブハウス通いを初めて4年半くらいになります。そういう“表現活動”される方の作品を楽しむと同時に、自分も何かやってみたいなぁと常々思っていました。ギターを買ってみたりしたのですが。楽器を弾くのは難しいです。ライブハウスではポエトリー・リーディングというのもあって。詩の朗読なんですが。それをやってみようかなとも思ったりしたのですが。でも、楽器が弾けないからポエトリー・リーディングというのも、きちんとポエトリー・リーディングしている人たちに対して失礼じゃないかとも思っていて。突き詰めればポエトリー・リーディングも楽器を弾くのと同じくらいか、下手したらもっと難しい世界と思いますし。

いや…。

歌会の冒頭。講師の方?が古参会員さんが亡くなった事を告げられました。その口調、冷淡でもなく、大仰でもなく、淡々と。その口調にとても深いものを感じました。凄いなぁと思いました。昔読んだある山岳冒険小説。パーティーの仲間の死を淡々と処理する主人公の姿に感銘を受けたことがあります。大仰に悲しむのではなく、かといって冷淡でなく。それと同じ感覚を受けました。

会じたいもいい雰囲気で、リベラルな感じがして面白かったです。短歌の解釈なんて高校時代の国語の授業以来ですが。

いやしかし、深いです。
自作、ケレン味を出そうとして変な感じになった部分、この言葉、ちょっと違うんじゃないかと思ったけど、別の言葉が見つからずそのまま出してしまった部分、ぴしゃり指摘されました。
嗚呼…。

詩歌を作る。そしてそれを人に見てもらう。怖い部分もあります。自分にすら隠しておきたい自分を見せてしまうんじゃないかと。でも、隠れずに、そうやって自分を出していく部分も大切かなぁとも思いました。しかしそうなると私は悪乗りして、思わずフリ○ンになったりすることもあるんですが。見せるべき所と見せるべきじゃない所。

歌会は4時間弱くらい。それで19首を扱いました。結構いろいろ意見が出て、時間ぎりぎりまで会は行われました。ひとつの短歌を理解したり、あれやこれやと意見を言い合うこと、面白かったです。短歌、三十一文字。なんとはなしに読み下してしまえば一瞬なんですが。

いや、面白かったです。

そして、歌会のあとには会場近所のイタリア料理店でお酒と食事。いや、かなり緊張したあとだったので少々飲みすぎました。帰りの電車、中央線快速、最寄り駅で降りた時はなぜか東京方面からの電車でした。眠ってしまい、東京駅まで、それから東京始発になってそのまま…、みたいでした。
しかし不思議と二日酔いではないです。やっぱりいろいろ自分の中に溜まっていた言葉を吐き出せたせいかと。

ほんとうにどうもありがとうございました。

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