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2006/03/22

もしも宮中晩餐会に招かれたら

もしも宮中晩餐会に招かれたら-至高のマナー学(渡辺 誠:著 角川oneテーマ21)
読了。

イメージフォーラムの卒展。イメージフォーラムの近所に古本屋さんがあって、上映の合間にちょっと覗いてみました。新書で探し物があったのですが、探し物は見つからず。かわりに、ちょっと面白そうな本書を買ってみました。

非日常的な世界のマニュアル本って好きです。やくざの杯事、ジャンボジェットの飛ばし方、ライオンの飼い方とか、結構そういう本を読んだりします。自分の日常の外に広がっている世界、その世界でのノウハウ、面白いです。

で、タイトルどおり本書は、「もしも宮中晩餐会に招かれたら?」という設定で、宮中晩餐会の招待状が届き、それに向けての衣装とかの準備、それから晩餐会本番、後日までの流れを解説し、「どういう事があるか?」そして、「どうしたらいいか?」のHow toについて書かれた本です。

そうですね、招待状からしていろいろな決まりがあって。晩餐会の式次第、そして、晩餐会ゆえの食器の選ばれとかもあって、面白いです。

それと、本書にはある程度実用的な部分もあって。
礼装であるホワイト・タイ(燕尾服)、ブラック・タイ(タキシード)についての解説とかも面白かったし、そのうち買うようになったら参考にしようと思いました。必要になるような事、買うようになる事は当分なさそうですが。
そして、テーブルマナー。本書には“至高のマナー学”というサブタイトルがついていますが、
しかし、ガチガチの「こうしないといけない」式の形式至上主義者的にマナーを解説してはいません。ガチガチマナーも多少は触れつつ、しかし、けっきょくマナーは自分が快適でいられる、他人に不快を与えないような振る舞いである、という観点から、マナーはフレキシブルな部分があるというポリシーで解説されています。それが正しいと思いますし、いい感じです。そして、困った時のちょっとしたコツもあり。

著者の渡辺誠さんは宮内庁管理部大膳課、つまり皇居の厨房で晩餐会とかの料理をこしらえていた方のようです。ここら辺のフレキシブルさは、やっぱりコックさんが書いた本だからでしょうか。コックさんにとっては、お客さんに料理を楽しんでもらえるのが何よりの喜びと思います。ガチガチマナーで料理もまともに味わえないんだったら、それはコックさんにとって悲しい事だと思うし。儀典係みたいな人が書いたらまた違う意見になるかもしれませんが。
私はこちらの考え方のほうが好きです。

なんかあっという間に読んで、楽しめました。
宮中晩餐会は無理だけど、ちょっとしたフォーマルなパーティーというのもたまには行きたいな、なんて思いました。

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