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2006/01/03

デモ版で遊ぶ

正月休み、久しぶりにゲームでもいっぽん買おうかと思いました。
せっかくRADEON X800GTOのビデオカードを買ったのだから、3Dグリグリのアクションゲーム。それとも興味を持っているシナリオが泣かせるエロゲにしようか、つらつら考えていたのですが。でも、買わずに終わりそうです。

興味を持っていたゲームのデモ版は少しやってみました。

エロゲはやってみよかなと思っていたLittleWitchのQuartett!というゲームの体験版。絵柄が好みだったので。ちょっとセピアがかった、かわいらしい絵柄です。
舞台はどこかの音楽学校、四重奏のコンテストを前にしたそのチームメンバーとか学院の生徒たちを相手にした恋愛模様といったゲームみたいです。

デジタルコミックというのかなぁ、コマ絵や吹き出しが流れるように表示されるスタイルも流麗です。BGMはクラシック調でそれもいい感じです。
ただ、こういう、選択肢を選んでいくデジタルコミック物は最後まで飽きずに遊べるかなぁと。やりこんで、一から何度もやり直しながらお話を楽しみつつ、いろんな女の子を攻略する根性はもうないかなぁと。

あと、BloodRayneというアクションゲームの体験版も遊んでみました。1と2があるのですが、両方とも。

1は2003年ごろの作品、2は2005年ごろの作品ですが、流石Athlon64&X800GTO、グリグリと動いてくれます。どうもバックグラウンドで録画とかやってもへいちゃらっぽいのもポイント高いです。

1からやったのですが、最初は難儀しました。なんせ回復方法がわかりません。回復アイテムも出ないようですし、時間で回復するっていう仕様でもないようです。回復できないので殺られまくり。で、サイトで調べてみると、主人公のBloodRayneはハーフバンパイア、つまり、人間とバンパイアのハーフという設定らしくて、つまり、敵を吸血するという方法で体力を回復するみたいです。それを知った時、少々震えがきました。吸血コマンドでどんどん相手の血を啜ると回復しまくりやがります。そうなると結構サクサク進めます。

1ではナチス(もどき)の兵隊を、2ではゴシックファッションに身を包んだ兄ちゃん姉ちゃんを切り刻みまくりです。1は銃器とかもナチの奴がたくさん出てきて、使うこともできます。プラモマニアで第2次世界大戦のドイツ軍のプラモを作りまくったので、嬉しかったです。ゴシックファッション、マリリン・マンソン(聴いた事ないけど)とか、アラモードナイトとか東京ダークキャッスルで見た事のあるようなファッション&メイクだったので、面白かったです。逆に向こうで言うゴシックファッションってこういう感じなのかと参考になりました。

自機のBloodRayne姉ちゃんも1では赤と黒のボンデージ風ファッションに身を包んでいて、なかなかにキュートです(2のデモ版はハロウィンパーティーに潜入という設定なので、パーティードレス姿です)。TombRaiderのLala姐さん、アリス・イン・ナイトメアのアリスもカッコよかったですが、それ以上。ショートカットになびく髪飾りも可愛いです。3Dアクセラレータの進歩に乾杯!であります。吸血の時には相手にしがみつくんですが、その時の腰の線とか絶妙であります。
コスプレ姿を見たいくらい。ただ、ほんとに着る人を選ぶ衣装でしょうが。すらっとした、セクシーというよりは可愛い系の女性じゃないと似合わないかなぁ。ちょっと間違うと場末のピンサロ状態になりそう。

しかし、さすが洋ゲー、残酷描写てんこ盛りであります。BloodRayneのメインウェポンはナイフなのですが、それで切り刻みまくってくれます。血だまりの上を歩くとしばらくは血の足跡がついたり、うへぇと思いつつ芸が細かいなぁと感心しました。2になると切り刻み方もバリエーションも増えて、縦に唐竹割りとか、うまく相手を飛ばして、尖った物に当てると串刺しになるとか、腕を切り飛ばすと悲鳴を上げながら走り回ってから倒れるとか。

最近なんかヲタクっぽい事件が起きると、残酷なゲームとかコミックを規制しろという声が上がるようですが。
しかし、ねぇ。小説とかコミックとかアニメとかゲームとか、それは現実という共同幻想から取りこぼされた私的幻想の受け皿であります。そして、現実という共同幻想から必ず取りこぼされる私的幻想というのは発生します。人は現実のみに生くるにあらず、です。そういうのを規制できるものか?できたとして、それで“現実”は脅かされずに安定するのかどうか?それは判りません。

もちろん、物語に、遊戯に耽溺したあげく、ドン・キホーテと化する人間は現れるでしょうが。
ドン・キホーテだって槍を抱えて向かって行った相手が風車だからギャグになるのであって、それがどこかの農夫だったら三面記事の通り魔殺人になってしまいます。
本当にどうなんでしょうかねぃ?

そうそう、以前、コミケで買った同人誌を整理していたら、「残酷なゲームをやりまくっているヲタクが殺人事件を起こすんだったら、恋愛ゲームをやりまくっているヲタクは恋愛しまくっているのか?」という突っ込みが書かれているのを見つけました。
いや、恋愛幻想は一般人も含めて吹き込まれまくっているなぁと思います。恋愛教・恋愛資本主義というもの。「恋愛はすばらしい」「恋愛してなきゃいけない」「恋愛してないと恥ずかしい」「お前も恋愛しろ」、そして「恋愛のためにカネを使え」的な強迫観念は世を覆っていまると思います。そして、三次元恋愛から疎外された恋愛弱者・恋愛難民が発生していると。

BloodRayne、買おうかなと思いますが。ただ、アクションゲームは最後まで行けるかどうか判らないんですよね。難しすぎたりしますし。特に洋ゲーは気違いみたいな難易度のものもありますし。AI搭載でプレイヤーのレベルに合わせてくれるようなゲームがないものかしら。もうあるかもしれないけど。易し過ぎてもつまらないし、難し過ぎてもめげるし、そのさじ加減、大変かと思いますが。

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