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2006/01/14

BloodRayne

という訳でブラッドレイン(1と2がありますが、1の方になります)の日本語PC版をちょっと前に買ってみました。最終ステージで止まっておりますが、感想など。
アクションゲームを買うのはアリス・イン・ナイトメア以来だから、ほぼ5年ぶりになります。

アリス・イン・ナイトメア。「不思議の国」「鏡の国」の冒険ののちアリスは不幸な事故で家族を失い、アリス自身も事故のショックでそのとき以来ずっと眠り続けたまま。そしてアリスが18歳になった日、アリスはウサギの導きにより、再び彼女の夢の世界へ旅立つ。悪夢の世界と化した不思議の国を救い、彼女自身を取り戻すために。というお話でした。
とても面白かったし、その世界観、とても印象深いゲームでした。いまだにアリス・イン・ナイトメアの壁紙を愛用しています(上掲公式サイトで公開されています)。返り血の付いたエプロンドレス姿の18歳のアリス。よく考えたら、私が生まれて初めて“ゴス”の世界に触れた&はまった経験かもしれません。

自機背後視点、シューティングで敵をやっつけ、パズル性のあるアクションで先へ進むというスタイルのゲームにはまったのはトゥーム・レイダーが最初。ダイアモンドマルチメディアシステムズの3D専用カード、Monster3Dにデモ版が入っていたのがきっかけ。トゥーム・レイダーが遊べただけでもMonster3Dを買ってよかったなと思えます。しかし今やダイアモンドマルチメディアもMonster3Dのビデオチップ発売元の3Dfxも今や亡く、ですな。トゥーム・レイダーシリーズも2まで買いましたが、難しすぎて2の途中でギブアップしました。

で、ブラッドレインですが。

ブラッドレイン、難易度はイージー、ノーマル、ハードの3段階から選べます。イージーなら私でも比較的サクサク進めます。ラストで引っかかってますが。難易度はそのくらい です。セーブはステージごと制です。アリス・イン・ナイトメアみたいにどの時点でもセーブ可能ではありませんし、キーひとつでクイックセーブ&クイックロードという訳にも行きません。アリス・イン・ナイトメアなら難しいところの直前でクイックセーブ、しくじったらクイックロードして素早くやり直しができます が、ブラッドレインではステージ開始まで戻されてしまうのでちょっとめんどいです。

前にも書きましたが、回復方法が敵を吸血する、というのは斬新です。(吸血できない敵もありますが)だから、群がる敵をバッタバッタとやっつけて行くという進み方じゃなくて、「このくらいはあとから食べるのに残しておこう」というような思考が必要になります。時にはほんとに「食べてね」とばかりに丸腰の兵士がぽつんと置かれている場所もあります。
また、吸血中は敵の攻撃に無防備になるので、吸血する時は吸血する相手だけ残してあとは皆殺しにしておいたほうがいいです。また、ゾンビ兵は吸血で倒すと吸血で倒せないモンスターに変身するので注意が必要です。

攻撃方法は腕につけたトンファーみたいなナイフと銃器類、ハープーン、そして吸血。ハープーンは吸血できる相手をたぐり寄せる事に使うくらいでそう威力は無いみたいです。銃器は隠し場所から入手したり、倒した敵兵から入手します。イージーモードだったせいか、銃器は潤沢にありました。そう無駄撃ちしなければ銃器が足りなくて進めないという事もないかと。ナイフ攻撃をするとブラッドラストゲージというのが溜ります、これがフルチャージになるとブラッドレイジという半無敵状態での攻撃が可能になります。

何度も書きますが、難易度はイージーなら私でもラストステージまでたどり着けるくらい。攻略本片手ですが。攻略本じゃないと解くのに苦労しそうな謎は数箇所かなぁ。アレとアレとアレくらいか。あとはスイッチを見つけたらとりあえずドついておく、壊せそうな壁がないか気をつけて周りを見渡す、ぐらいで何とかなるかと。

それでお話しなんですが。

ゲーム冒頭、レインがヴァンパイアのゲットーを襲うムービーから始まります。ヴァンパイアの少女をなぶり殺しにするレイン。一気にキャラへの入れ込み度が下がります。レインはヴァンパイアの父親と人間の母親のハーフ。そうやってヴァンパイアの集落を襲っては父親を探しているらしいんですが。どうやら父親は母親を孕ませて逃げたみたいで。でもそうだからと言ってヴァンパイアを襲っては拷問してなぶり殺しにしているってのはねぇ。

そして、このあとレインはエージェントとして某機関に雇われると。
ゲームはそれからのお話になります。お話しは大きく分けてルイジアナ編とアルゼンチン編、そしてドイツ編があります。それぞれがいくつかのステージに分かれています。

ルイジアナ編はチュートリアルを兼ねてのようですが、結構ボリュームあります。バイオマスのせいでゾンビと化した村人を倒し、バイオマスとその母体を破壊するというお話です。
アルゼンチン編とドイツ編はナチが入手しようとしている太古の邪悪な力をレインが阻止するというお話。ここらへんは映画のレイダースとかと同じ道具立てですね。だいたいゲームのトゥーム・レイダーもナチではないけどそういうお話でしたし。

そのアルゼンチン編とドイツ編に出てくる銃器とか、元ドイツ軍マニアの私から見ればものすごくマニアックで喜んだのですが…。しかし、年代設定が1938年。???であります。1938年なら劇中のマニアックな銃器類、FG42(空挺部隊用特殊自動小銃)も突撃銃(ドイツが生んだ新しいコンセプトの歩兵用小銃)シリーズもパンツァーシュレッケ(ドイツ軍の“バズーカ砲”)もパンツァーファウスト(使い捨て対戦車榴弾発射器)も“影も形もない”時代です。そりゃ架空のお話だからと言えばしょうがないですが、考証が根本から間違ってるよぉ(涙)。せめてお話を1938年と設定せず、1944年末か45年あたりにして、「大戦末期。敗色濃いドイツ軍は太古の邪悪な力を復活させる事によって連合国に対し起死回生の反撃を試みようとしていた。」というお話にしてくれれば…。それでもちっともおかしくないし。ここらへん、大戦前夜を舞台にした「レイダース~失われたアーク(聖櫃)」あたりを意識していたのでしょうが。

いや、ここら辺の「詰めの甘さ」が、いまいちブラッドレインが没入度に欠ける原因かと思います。決して面白くないゲームではないのですが。やっぱりトゥーム・レイダーとかアリス・イン・ナイトメアみたいに入れ込めません。ゲームをしてないときでも思わず白日夢でゲームの世界に浸っているという感じはしません。

ううむ…。やっぱり七千円くらいしたゲームにしてはいまいちだったかなぁ。廉価版で出れば遊んでみるくらいの作品だったかと。

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