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2005/11/01

RADEON X800GTO

RADEON9600の異音がするファンを交換したのですが。また異音がするようになってしまいました。ファンをさかさまにするというのは負荷がかかる物なのでしょうかね。
とりあえずケースを2・3回どつくと静かになります。しかし、手も痛いし、なんか嫌な感じ。
実は先日あぶく銭が手に入る機会があって。あぶく銭ってのはなんともなしに使ってしまうものです。それぐらいならお金を足してビデオカードを新調しようと思いました。

さて、何にしようか迷います。ATI系にしようとは思ったのですが…。ATIのビデオチップのモデルナンバーって複雑怪奇な感じになってます。中の上くらい、2年くらい使えるものという感じで。まぁ、重たい3Dゲームをするのでなければローエンドでも構わないのですが。なんかちょっと懐が暖かくなったら少しゲームもしたいなと思いましたし。

それと出回り始めたX1000シリーズにも興味はあります。でも、新チップのせいで従来機種が値下がりしてるんじゃないかという思いもあります。それに今のところX1000シリーズはハイエンドのX1800とX1300は出てるけど、ミッドレンジのX1600は出てないし。

価格サイトを見たり、レビューを見たり、脳みそがややこしくなってきました。
で、最終的にRADEON X800GTOカードにしてみることにしました。

X800GTシリーズは従来のハイエンドだったX800ビデオチップの機能を制限してミッドレンジに持ってきた製品みたいです。製造プロセスもこなれて、数もそこそこ出て、けっこう安く作れるようになったのかな?
X800GTシリーズにはGTとGTOというのがあって、ここらへんを見るとGTがパイプライン数8本で動作クロックが475Mhz、GTOがパイプライン数12本で動作クロックが400Mhz。メモリクロックは256Mモデルなら両方ともDDR3の490Mhzらしいです。メモリ量によって動作クロックも変わるというのがまたややこしいです。

で、どのメーカーの品物を買うかですが。もう最近のビデオカードはリファレンスデザインそのままみたいですね。
かつて、カードメーカーはビデオチップメーカーが提供するリファレンスデザイン&リファレンスドライバをベースに、技術力のないところはデザインもドライバもリファレンス同等、技術力のあるところは独自デザインでドライバもチューンナップしたり独自機能を付加して、ビデオカードを提供していました。だから、カノープスあたりの独自デザイン&チューンドドライバというのは憧れだったのですが。今時はチップメーカーがリファレンスデザイン以外を許さないそうです。それにそもそもチップもドライバも代替わりが激しくて、独自設計やチューニングをやっている暇はカードメーカーにもなくなってるみたいです。

じゃあどこのボードを買っても一緒なのかなぁ。でも、ある程度は使ってるパーツの品質とか変わるかもしれませんが。
で、悩んで買ったのがHIS(Hightech Information System)X800GTO IceQ IIという品物です。PCIExpressボード。ボードはリファレンスデザインですが、2スロット占有型のボードです。ASRock 939Dual-SATA2のPCIExpressX1スロットは1つしかないんですが、それがふさがってしまいます。まぁ、PCIeのカードは導入する予定はないし。

で、どうして2スロット占有しているかというと、IceQ IIという大きな冷却ダクトがついています。オリジナルクーラーより11度冷えて動作音は20デシベル以下。そしてケース内から吸気して暖気をケース外に出す仕組みなので、ケース内の温度低下にも役立つ。というのが売りみたいです。オリジナルクーラーの動作音がどのくらいかは判らないのですが。

あと、本製品には通常版とTurbo版があるようです。Turbo版はお値段はちょっと高めで、オーバークロックソフトがついているみたいです。ビデオチップに選別品を使ってるとか、メモリも高クロック品を積んでいるとかという、カード自体の品質は違うのかはちょっと判りませんが。私、オーバークロックならPowerStripを持ってますし。通常版との差額も惜しかったので、通常版を買いました。

051101_1これがカード全景です。カード自体の長さはRADEON9600よりちょっと長いくらいですが。IceQ IIがでかいです。透明プラのダクトにイラスト入りシールが貼られています。このクーラーにイラスト入りシールってのが最近のビデオカードに多いみたいだけど、ちょっとオモチャっぽいなという感じもします。なんか時代は変わったなぁと思わせる部分です。
で、透明プラだから埃とかのたまったのが見えやすいけど、どうやってダクトの中の掃除をすればいいんでしょうか?分解できるのかな?

051101_2カードをひっくり返してちょっとびっくり。
カード裏面にもメモリヒートシンクがつけられています。しかし、シンクも取り付けネジも盛大に出っ張ってるなぁ。939DualはPCIeX16スロットの上にソケットM2ドータボードを挿す仕様になってますが。ひょっとしたら干渉して取り付けられないかもしれない。ネット上でカードの裏画像まで見てなかったのが失敗でした。まぁ、SocketM2は出ても当分は導入できそうにないし、何千円かのドータ買うぐらいならもうちょっと足して1万円くらいのマザーを買いなおすようにしてもいいし。

さて、取り付けです。
まず、ATIのアンインストールユティリティを使ってATI関係のソフトを全削除します。ドライバはもちろんMMCまで。
そしてAGPに挿していたRADEON9600を外して、PCIeのX800GTOを挿します。939Dualならではのムフフなシーン。ほんとはもうちょっと後の楽しみにとっときたかったんですが。ちなみに939DualのAGPスロットのカードロックはプラスチック製の“ベロ”になってます。これが外しにくいです。プラスチック1枚のパーツ構成ですからコストダウンの役には立っていると思いますが。ASRockマザーに安パーツ以外のものを期待するのは間違っていますけどね。

で、PCIeX16スロットにX800GTOをサクっと挿して一丁上がり…、と思っていたのですが。カード自身のサイズはRADEON9600よりちょっと長いくらいなんですが。ウリのIceQのダクトがかなりカード後端からはみ出ています。HDDと干渉するのでHDDの位置を動かさないといけませんでした。あと、下のスロット用に排気用のスリット入りスロットカバーがついていますが、これはカードを取り付ける前につけておいたほうが楽です。

大騒ぎして取り付けて。で、立ち上がるとあとは楽でした。ドライバを入れて一丁あがり。後でMMCを再インストールしないといけませんが。
能書き通り静かな気がします。いや、リファレンス版クーラーのノイズレベルは知らないのですが。

ベンチを簡単に取ってみました。常駐ソフトはある程度切っていますが、アンチウイルスソフトとかは入れたままです。
3DMark03(設定はデフォルト)だとRADEON9600が3759で、X800GTOが9246です。ただ、手元の3DMark03はX800GTOで動かなかったので、改めて最新版を落としてきてインストールし直しました。その上での数値です。しかし、数値以前に、今までカクカクしていた3DMark03のデモムービーが滑らかに動くようになったのが何よりも嬉しいです。
ゆめりあベンチだと、1024*768画質最高で9600が4423、X800GTOが12215です。
ゆめりあベンチってのは面白いベンチマークソフトです。「ゆめりあ」というゲームに出てくる女の子達が水着姿で次々出てくるというベンチなんですが、CPUパワーなんかにほとんど影響されない、ビデオカード単体の数値が見られるようです。倍率可変のマザーを使っていた頃、AthlonXPを1G程度にセットしても2Gオーバーにセットしても数値がほとんど変わらないのに驚いた経験があります。

で、PowerStripでオーバークロックしてみます。メモリは定格DDR980MhzのところDDR1.2Ghz、ビデオチップのほうは定格400MhzのところPowerStripで設定できる上限の530Mhzまでオーバークロックできました。ビデオチップの耐性のすごさに驚きですが、IceQ IIのおかげでしょうか。それと前述のここを見ると、X800シリーズの最上位チップであるXTモデルのクロックが520Mhz、X800シリーズをミッドレンジに降ろしてもいいぐらい高品質チップが安定して生産できる体制になっているとしたら、このくらいの品質が普通になっているのかなぁと思います。

で、CPUもオーバークロックして限界まで上げようとしたのですが…。定格だと3DMark03が通るビデオカードのオーバクロックもCPUをオーバークロックすると通らなくなります。いや、ビデオカード定格でも通らなくなります。AGPの9600を使っている時はCPUをオーバークロックさせても安定した感じだったのですが。BIOSでPCIeのクロックは上げないように設定しましたが。ひょっとしたらPCIeのクロックも上がってるのかなぁ。(BIOSは1.30で試してみました)
(追記)BIOSでCPU-ノースブルッジ間とノースブリッジ-サウスブリッジ間の速度をAUTOにしたら大丈夫っぽいです。どっちが絡んでるか判りませんが。

で、色々遊んでいるうちにOSを壊しました。いやはや…。
で、OS再インストールでひどい目に遭いますが、これはまた別の話。

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コメント

BUFFさん

私もビデオカードを新調しようかと考えています。これから買うならAGPよりPCI-Eにしたいのです。ベンチマークが参考になりました。交換すると良さそうですね。
但し私の場合はビデオカードより先にマザーボードをPCI-E対応の物にしないと・・・。天候だけではなくてフトコロも相当寒いので中々部品の更新できません。

投稿: よっちゃん | 2005/11/02 07:15

丁度同じカードのレビューがありました。ミッドレンジでは良いビデオカードとの評価です。私も欲しいぃ~。

http://www.tweaknews.net/reviews/x800gto/

投稿: よっちゃん | 2005/11/02 08:02

>よっちゃんさん
そうですねぇ。AGPからPCIEへの移行は悩みどころです。
ほんとは私もX1600が2万円強くらいになるまで待つつもりだったのですが。まぁやっぱり待てませんでした(苦笑)。

しかし、AMD64でPCIEというと、939Dualを除けばチップセットはnVIDIAかVIAになりますか。nVIDIAは嫌いだし、VIAもちょっと使いたくない気分です。SiSが出してくるという話も聞きましたが、それまで待つのがいいかなとも思います。SiSなら廉くでてくると思いますし。939Dualはスロット数が少ないのがやっぱり心もとないです。

X800GTO IceQ IIは紫外線を当てると光るんですねぇ。ちょっと遊んでみたい気もします。

それと、もし IceQ IIのついたビデオカードを購入するなら、サイズに注意されるといいと思います。私の使ってるケース、決して小さい品物じゃないはずですが、ケースファンで風を当てていたHDDベイがつかえなくなったし。このカードを挿すスロットの上にもスロットがついてるマザーだと、それも使えなくなる可能性大です。939Dualなら発売予定のM2ドータがつかない可能性が出てきましたし。
IceQ IIのおかげか最大にオーバークロックすれば上の下クラスの性能が出そうですが。

あと、やっぱりATIの商品構成はややこし過ぎます。nVIDIAとの対抗もあるのでしょうが。最後はやっぱり“値段なり”という感じでしか性能把握はできなかったです。

投稿: BUFF | 2005/11/02 10:51

>よっちゃんさん
そんでもって私もこういう3Dにつおいカードを買っておきながら、ゲームを買うお金がないとぼやいています。今のところ食指の動くゲームもないのですが。
中古でPS2でも買って、評判の高いゲームを中古で買って遊んだほうが幸せになれると判っているのですが。

投稿: BUFF | 2005/11/02 14:49

BUFFさん

ビデオカードは2万円以下でとお決まりがあるので、もう少し待ってからになるでしょう。現在使っているマザーのChaintech S1689ですがFSB設定が限界の232MHZで動いています。特にトラブルもありません。このAthlon64 3000+がどの程度回るか判りませんが、マザーにもっと高い設定が欲しいので安価な939Dual-SATA2を買おうかと思っています。出来れば@270MHzX9倍=2430MHzくらいで常用して見たいです。

投稿: よっちゃん | 2005/11/03 09:55

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