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2005/10/24

贅沢な土曜日

土曜日の話、最後。
コープス・ブライドを観終わっていい気持ちで映画館を出て。で、ライブ会場のマリアの心臓へ。客入れ前、そろそろお客さんが集まりだしたちょうどいい時間に到着。
本日のライブのご出演は
聖黎邪(せりあ)さん、
AUTO-MODさん、
そしてVEXATIONさんでした。

聖黎邪さん。
男性Voと女性KeyBのユニット。男性はすらっとして背の高い方。女性物のドレスをお召し。
カウンターテナーと呼ぶそうですが、男性が裏声で女性の高い声を出す歌い方の人でした。伴奏の方はチェンバロみたいな?音を出すようにセッティングされた電子キーボード。

私、カウンターテナーを聞くのはたぶん初めてだと思いますが。
単純に男性が女性の声域で歌う、真似をするというのとはちょっと違った感じがしました。なんかカウンターテナーの声にはカウンターテナーなりの女性の声にはない、独特な味わいがあるような感じです。本当のところは、いろんな人のカウンターテナーを聞き込まないと良く判らないのでしょうが。

2番目がAUTO-MODさん。
AUTO-MODさんは東京ダークキャッスルでステージを拝見しています。ガンガンくるハードなロックの方。東京ダークキャッスルの時は白塗り、レザーボンデージの衣装でしたが、今回は白塗りなし、ちょっと抑え目の衣装をお召し。で、やっぱり会場は狭いので、メンバーを少し減らした特別仕様でした。たぶん、そのせいでしょう。大音量の伴奏が少し抑えられたのか、歌詞がよく通るステージだったと思います。

しかし、AUTO-MODさん、たぶん私より年上のはずなんですが、パワフル&セクシーです。見習わないと。

ラストがVEXATIONさん。
今回ちょっと早めのハロウィン・スペシャル仕様でした。FOOLさんは電気猫電氣猫フレーメンみたいな飛び跳ねたお下げ。ハロウィンにまつわる物語の朗読、歌詞がハロウィン仕様になったジョーカー・サンドマン塔の上…、ならぬジャック・オー・ランタン塔の上とか。

今回、お客さんはすし詰め。ずっと立って聞いていました。じっとしているとちょっと足がきつくなったのだけど、音楽に合わせて体を動かすとすっと楽になりました。迷惑だったかなぁ、周りのお客さん、ごめんなさい。

今回のライブはマリアの心臓の「小山哲生人形と絵とオブジェ」展覧会に合わせた企画。展示されていた作品をいくつか拝見しました。マリリン・マンソンの等身大フィギュア。あちこちが裂けていて、いろんなものが顔を出しています。人型のパーツの破片を四角く固めたオブジェ。この破片は最初から破片としてこしらえたのでしょうか、それともお人形を砕いて作ったのでしょうか、気になるところです。巨大な、チューブがぶすぶす刺さった女性器のレリーフ。重油まみれの女神像。
恋月姫さんや天野可淡さんの球体関節人形も飾られていて。ほんとに目の前に恋月姫さんや天野可淡さんのお人形が置かれていて。

というわけで高級ラーメン、映画、そしてライブと贅沢に楽しんだ土曜日は終わりました。

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