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2005/09/28

冷却強化

おととい夜、億劫だったのですが、マザーをケースから外して。

もう一度CPUクーラーを外してみます。またまたCPUクーラーにCPUが貼り付いてやがりました(涙)。939Dual-SATA2でも起きるとは、K8UのCPUソケットが特に不良という訳じゃなかったのか。本当に何とかならないものですかねぇ。シリコングリスを使った状態以外でも、リテールクーラーを普通につけた状態でも同じ現象が起きたから、けっこうこのトラブルは起きてるはずですが。IntelがCPUにピン方式じゃないLGA775に移行したのもこれが理由の一つかも知れません。LGA775も扱いにくいソケットのようですが。
以前はCPUのピンは大丈夫だったのですが、今回はピンが曲がりました。先端がチューブ状になったシャープペンシルを探してきて、チューブにピンを差し込むようにして、曲がったピンを整えてやります。何とかソケットにはまるようになりました。

その作業にてこずって気がうせたので、手持ちのサーマルシートを挟んでリテールクーラーを付け直していったん組み直し。その夜は録画があったので。
翌日、再作業。

サーマルシートだとそう貼り付き現象は起きないみたいで、今度はCPUクーラー単体で外れました。替えたばかりだから簡単にはがれたっぽいです。ただ、サーマルシートだと冷却能力は落ちるみたいです。外したサーマルシートを見てみると気泡が入っていたみたいでした。ここらへん、Athlon64のリテールクーラーについているサーマルシートは縦横に溝が切ってあって、密着性は若干犠牲になるけど、空気を逃がす構造になってます。

それからノースブリッジとサウスブリッジのヒートシンクを外します。ノースのヒートシンクは以前買ったZalmanの大型ヒートシンクに交換。青い、剣山型のやつ。ファンつきのヒートシンクをつけたほうがよいのでしょうが、後からつけるCPUクーラーの風が来ると思って。サウスのヒートシンクは山洋のチップクーラーを着けてみましたが、うるさかったので組み上げてから外して、オリジナルのヒートシンクを付け直しました。AGPの面倒までサウスが見るので、熱対策はきちんとしときたかったのですが。

で、今回の本題、CPUクーラーであります。何にしようか迷ったのですが。軽めでマザーに負担をかけないやつ。それからCPUクーラーの交換は怖いので、安物を買ってあとから交換する愚は避けて、最初からそこそこの高級品で行こうと思いました。

で、買ってみたのがThermalrightSI-120です。ヒートパイプを使った、12センチファン使用の大型ヒートシンクです。
ヒートパイプを使うヒートシンクというのは初めてです。エンジンのエクゾーストパイプみたいなヒートパイプの取り回し、アルミの板金から切り出したフィン。今まで使っていたヒートシンクとはまったく違う風情です。ヒートパイプというのも面白そうな品物ですが、使った事がないのでちょっと購入をためらいましたが…。
ここらへんを見るとSI-120はリテールより10度くらい温度が下がるようです。ここを見たのが最終的に購入を決定するきっかけでした。

SI-120をみるとCPUに触れるパーツにはフィンとか一切ついてません。SI-120に似ている品物でついている品物も見かけたんですが。そこらへんも変に色気を出さず、ヒートパイプに頼るのみという設計者のポリシーが感じられます。いや、CPUに触れる側は半端に冷却すると冷媒の効率のいい流れを阻害して、かえって効率が落ちるのかもしれませんが。
CPU側と放熱側の温度差がある程度以上あるほうが効率がいいように思えます。いや、物理の単位は落したけど…。

SI-120を買ってきただけでは939Dual-SATA2に使えません。
まず、SI-120はファンが付属していません。ファンは別売り。静音タイプを買って静かに使うとか、大風量タイプを買ってCPUの限界までオーバークロックするとか、そういう使い分けができるようになのでしょうか。ファンはできたら山洋と思ったのですが、山洋は3千円以上するので千円少々のやつにしました。1500回転の品物。ファンはパッケージにも書いてありますが、リブ無しにしか対応しません。リブつきだとファン固定用のクリップがつかないようです。
それと、SI-120のリテンションはオリジナルのリテンションのバックプレートにネジで固定するタイプなのですが。939Dual-SATA2はバックプレートがないので、バックプレートを別途買ってこないといけません。SI-120を買った店ではバックプレートは置いてないみたいだったので、ちょっと探し回りました。

で、まず、オリジナルのリテンションを外します。それからバックプレートをつけて、SI-120付属品のリテンションをつけます。SI-120は4つの板バネ状のフックをそのリテンションに引っ掛ける形で装着します。けっこう力が要ります。まぁ、CPUはヒートスプレッダつきなので、AthlonXPみたいにコア欠けとかでCPU破損の心配は少ないのですが。
私はリテンションキット取り付けまでマザーを取り外した状態で作業して、SI-120本体の取り付けはケースにマザーを組み込んだ状態でやったのですが、クーラー取り付けまでマザーを外して作業したほうがやりやすいと思います。

改めて取り付けた状態を見ると、さすがにでかいです。小型の筐体だとケーブルの逃がし方とか面倒かもしれません。かなり背も高いし。幅の狭い筐体だと収まらないか、収まってもファンの吸気に支障が起きたりするかも。逆手にとってケースサイドにファンをつけて、外気を直に吸い込むという方法も取れそうですが。

SI-120にはサーマルグリスはついています。でも、私は別買いしたサーマルグリスを使いました。シリコンオイルじゃない、特殊オイルを使ったサーマルグリスだそうで、硬化しにくいそうです。それが買った理由です。CPUのクーラーへの貼り付きもある程度防げるんじゃないかと。組成がセラミックというのも安心して使える点。銀グリスの方が高性能なのは知ってますが、ショートが怖くて銀グリスは使った事がありません。気にするほどじゃないとは思いますが。

で、組みつけてみて。動作チェック。SpeedFanで温度を見てみました。だいたいリテールクーラーより7~8度くらい冷えるようです。しばらく使ってサーマルグリスが落ち着けばもう少し冷えるでしょう。AthlonXP3200+の定格2.0Gのところ、2.5Gにセットして、UnitedDevicesでCPU負荷を100パーセントかけた状態で、リテールクーラーだと50度を少々超えていたのがSI-120だと45~46度くらい。Veniceコアだと65度が仕様上の限界温度みたいですが。現状と盛夏の室温との差を考えると、SI-120なら盛夏でも2.5Gのオーバークロック状態で65度を越えないかと思います。

あと、動作音ですが。リテールクーラーは3000回転から6000回転くらいまでの回転数自動調整式です。盛夏だと定格でUnitedDevicesをかけてない状態でも6000回転くらい行ってました。今時分でもオーバークロック&UnitedDevicesをかければ6000回転行きます。低速回転状態ならそううるさくはないのですが、フルスピードで回転すると「シャー」という回転数が耳につきます。6000回転にしてはうるさくないほうだと思いますが。SI-120に使った12センチファンは1500回転で、お店にあったファンとしては高速回転の方ですが、うるさくはありません。ケースファンとか電源ファンの方がうるさいです。

ま、ほんとに満足する買い物でありました。ただ、将来939Dual-SATA2用のSocketM2ドータボードが出るとして、それにはSI-120はつかない可能性が大ですが。その時はその時、というか、M2に移行する目処はありませんが。

やっぱりちょっと予算外の出費が重なりましたが、とりあえずこれで当座は落ち着いた環境ができたと思うので、PCいじりはしばらくお休み、かな?
いやいや…。

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