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2005/09/06

上野下町風俗資料館

で、ウエノポエトリカンジャムを見るついでに上野下町風俗資料館をちょっと覗いてみました。
上野下町風俗資料館も不忍池のほとりにあります。前にも少し書いたけど、上野下町風俗資料館は以前から行きたい場所でした。近くに用のあるたびちょっと覗いてみたのだけど、改装工事中とか、そもそも閉館時間過ぎてたりとかでなかなか入れませんでした。ポエトリカンジャムの会場、上野水上音楽堂に行く道すがらチェックして、今日は開いてるみたいなのを確認して、途中で行けるようなら行こうと思いました。

敬敬さんのミニライブが終わって、それから上野下町風俗資料館へ向かいました。着いたのは4時ちょっと前、閉館時間は4時半だから、30分くらいしか見る時間がないのだけど。

上野下町風俗資料館、小さな建物です。2階建て。1階は昔の長屋なんかを再現したコーナー。それから2階はこまごまとした展示コーナーになってるみたいです。館名の通り、下町風俗が中心。江戸末期から戦後しばらく、昭和30年ころあたりまでがメインになるかしら。“下町”というものが存在していた時代ですね。

1階の建物コーナー、スタジオセットのように昔のお店とか長屋が立ち並んでいて。こういうのって、大好きです。
上がれるようになっていて、メンテとか大変と思うけど、そういうサービスも大好きです。こういう昔の建物を再現した展示はいくつか知っていますけど、実際に上がれるというのはここの他は江戸東京たてもの園くらいしか知りません。全部の建物に上がりたかったけど、時間がなかったので鼻緒屋さんにだけちょっと上がりました。これは長屋の店先といった他の建物と違って、ちょっと立派なお店の再現という感じだったのですが。久しぶりに板敷きの床の感触を味わいました。どことは解らないのだけど、小さな頃、古い建物の、木目が浮いた板敷きの床を歩いた感触がフラッシュバックしたりして。

他にあるのは銅壺職人さんの住居兼作業場と駄菓子屋さん銅壺職人さんの家は狭い土間に炉を切って作業場にしていて、よくもまあこんな狭いところで作業できるものかと感心しました。4畳半に一間に一家3人とか4人暮らしみたいで、大変そう。しかし、子供といっしょに寝るとして、あっちの方はどうしたのか知らん。
駄菓子屋さんの店先に並ぶのはけっこう新目の駄菓子たち。1950年代あたりという設定なのでしょうか。
あと、締め切った長屋の奥から三味線の音が聞こえて、三味線のお師匠さんの住まいという趣向、面白いです。軒先に襦袢?がかけられていてけっこう艶っぽいです。

小さなお稲荷さんとおみくじがあって。おみくじは引けるようになってました。引いてみたけど、「もうすぐあなたの人生は開けてきます」というようなのが出て、ほんの少し慰められました。

他に1階の展示は昔の六角形をした電話ボックスとか、人力車とか。紙芝居屋さんの自転車があって、紙芝居の実演もやるそうです。できたらくじとか水飴とかせんべいとかも売ってほしいぞ。

2階へ。2階は風俗資料のこまごまとした展示なのだけど。いよいよ閉館時間が近づいていたので駆け足で。
昔のおもちゃとか遊具の展示。ブリキのオモチャとかメンコとかおはじきとかベーゴマとか。
面子って、昔は型抜きした素焼きの品物だったみたいです。それが鉛製になって、で、鉛を舐めた子供が中毒するという事故があって、今みたいな紙メンコになったそうです。紙メンコは何とか私も記憶があります。展示されていた丸いのじゃなくて四角いのだったと記憶していますが。
昔のパズルとかもありました。いっこも解けんかった。チト悔しい。

榎本健一・エノケンの展示も小さな硝子ケースひとつだけでしたけど、ありました。簡単な紹介とか写真とか。エノケンはアドリブがお好きだったとか。エノケン最後の弟子であらせられる内藤陳・日本冒険小説協会会長もアドリブが大好きで、お芝居なんかでアドリブを発して、相手役の方が一瞬詰まるというのを何回か拝見していますが。エノケン譲りであったのですね。

関東大震災、戦災の展示もありました。
刃のところが硝子になってる鰹節削りがありました。たぶん、刃にする鉄がなくて硝子で刃をこしらえたのだろうけど。印象深かったです。

2階は銭湯の番台の展示がありました。上がれます。番台に上がるのはオトコのゆめでありますが。上がりたかったけど、落語の「湯屋番」ごっこでもしたかったけど。もう閉館時間だったのでパス。残念。

ここの特徴は、館員さんがフレンドリーなことでしょうか。館員さん達はお歳を召したおじいさんたちだったんですが。昔の玩具の展示とかで子供たちに遊び方を教えてたりしていらっしゃいました。小体な博物館である事を逆に活かしていらっしゃるような感じです。

ほんとにもっとゆっくり見ていたかったんですが、館内に蛍の光が流れ、閉館時間。
今度またゆっくり見に来ようと思います。

あ、そうそう、入館料は大人300円、子供100円。お値打ちです。

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