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2005/08/20

PSE Solid Collection Vol.2

お使いで壊れたプリンタを抱えて秋葉原へ。エプソンサービススポット秋葉原は便利です。カラリオシリーズだけなんですが、持ち込めば基本的に小1時間くらいで修理してくれます。もちろんパーツがないとか、駐在の職人さんレベルで対応できない故障になれば預りになるのでしょうが。しかし、まぁ、難しい修理とかだったら買い換えたほうが安いかも、でありますな。

で、修理待ちの時間、ぶらぶらと秋葉原を。939Dual-SATA2が出てないかと。しかし、見つからず。がっかり。道すがらガチャ屋を見つけたので何か少し回してみる事にしました。

ちょうど『村田蓮爾 PSE Solid Collection Vol.2』が新入荷しているみたいでした。ちょっと嬉しい気分。
“PSE~”はVol.1、Vol1.5(Vol.1の色替え再販)と買ってます。村田蓮爾さんはどういうお仕事をされている方なのか良く存じ上げないのですが。イラストレーターさんみたいですが、画集とかは持っていません。でも、PSE~に再現されている村田蓮爾さんの世界、好きです。ゴスっぽい、黒や暗色を基調にした衣装を着けた女の子たち、静謐さを感じさせる佇まい、ノスタルジックというかレトロというか、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気、好きです。
で、今回は1回廻した後、ちょっと迷ってもう1回廻しました。3回以上廻すと歯止めが利かなくなると思ってガチャ屋を後にして。ちょっと路地に入って戦果確認。

050820_1猫が背中に乗った女の子と水着姿の女の子。猫が背中に乗った女の子はPSE09で水着姿の女の子はPSE08だそうです。ちなみに今回はVol.2ということで、シリーズナンバーはVol.1から通しでついていて、Vol.2はPSE07からラインナップの番号は始まってます。
つらつら眺めていて気がついたのですが、PSE08と09はVol.2はVol.1やVol.1.5に使われていた肌色のグラデーション表現が使われてい ないようです。肌色はベタ1色塗りみたい。私が手にしたPSE08と09だけがたまたまそうなのか、Vol.2全商品がそうなのかは判らないのですが。だ から、Vol.1や1.5の品物と比べてほんのちょっと繊細感がなくなっています。まぁ、肌のぼかし塗りって難しそうだし(元モデラーの私にはどうやって 塗ったのか見当もつきません)、ここらへんコストに直結するのでしょう。人民元も上がったしね。でも、ほんと、あと10円か20円か出せばあのグラデーション 塗りが復活するのなら、私は出したいと思いますが。

050820_2PSE08の水着姿の女の子。膝から上の姿です。だから、サイズ的に他の作品と合わせるためか全身像の女の子より大柄です。PSEシリーズにはVol.1にもVol.2にも半身像があって、けっこう素敵なのですが。この作品は全身像で欲しかったような気がします。白と緑色の水着姿、緑色の髪留め、モノトーンやダークな色調の衣装が多かった本シリーズとしては珍しい気がします。髪はお下げが別パーツ。でも、このパーツを使わず、取り付け穴を埋めてて、髪のモールドをちょっと掘り直して、ベリーショートの髪型にしても面白いと思います。というか、私はそっちの方が好みなので…。土台はパイプのメクラ蓋を思わせる無機質な感じのものですが、透明樹脂とか使ってプールみたいなディオラマ仕立てのベースを自作しても面白いかも。私は昔イメージフォーラムで見た『ツバル』っていう映画の舞台になった廃墟寸前の室内プールみたいなのをこしらえてみたいです。タイル張りの室内プール。

050820_3PSE09の猫が背中に乗った女の子。女の子の表情が抜群です。たぶん、この体勢だと猫は爪を立てていると思いますが、それでちょっと痛いのでこんな表情になってるのかなと思うのですが。その感じがよく出ていると思います。
帽子の縁取り、スカートのサスペンダー、ブーツの上辺に覗いている靴下、そして靴底が共色の赤です。サスペンダーは胸のふくらみが始まるあたりから下が表現されていません。パーツ割り上、きちんと塗るのは無理みたい。
スカートはセミグロス(半つやあり)の黒。ブーツがマット(つや消し)の黒。これは逆じゃないかなと。スカートは布地だからマット、ブーツは皮かビニールだろうからセミグロスがいいんじゃないかと。Vol.1で衣装はマットブラック、ブーツはグロス(つやあり)ブラックの品物があって、そういう素材によってツヤあり/ツヤなしを使い分ける繊細な色使い、好きだったんですが。それと前作同様に、帽子の金具(風抜きの鳩目?)、サスペンダーの金具、ブーツのジッパーとかに金属色のシルバーが使われていて、いいアクセントになってます。ちなみにショーツはグレー。女の子のグレーのショーツってのはちょっと…。色数を増やさないのなら、黒かセーターと同じベージュの方がいいかなと。

前述したように肌色がベタ1色になったのを見ると、Vol.2はVol.1やVol1.5と比べて、ほんのちょっと手を抜いたのかなぁと思います。でも、ほんと、ガチャとかの原価計算って大変だと思います。ギリギリのコストの制約の中、パーツ構成や彩色とか、何を省略して何を出すか。なんて言うのかなぁ、作品の“見せ場”をどうするかと言った事、きっちりと考えないと魅力的な作品はできないかと。

『海洋堂クロニクル』を読んで考えさせられましたが、やっぱり向うの職人さんと深く付き合い、“感性”レベルまでこちらの意図をきちんと解ってもらう、そして、向うの職人さん達のスキルなんかも理解し、それをどう活かすかプロデュースする。そうしないといい品物はできないんだろうなと。でも、それをやるのは、物凄くパワーのいることなんだろうなと。文化も、それを土台にした感性も、そしてもちろん言葉も違う他国の人に対してそれを行なうのは。それこそ海洋堂クラスのある種“ブチ切れた”レベルの人たちじゃないとなかなか難しいのだろうなと。

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