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2005/08/16

妖怪大戦争

昨日は深夜+1で深プラ奴隷のゆーすけさん大おススメの映画、『妖怪大戦争』を見てきました。

主人公の少年、稲生タダシ(神木隆之介)。今年10歳。両親の離婚で母親に引き取られ、鳥取の母親の実家で、母親とちょっとボケ始めたおじいちゃん(菅原文太)と三人暮らし。村祭りの夜、タダシは麒麟送子に選ばれる。麒麟送子とは、世界に平和をもたらす者。
おりしも滅ぼされた日本先住民の末裔、加藤保憲(豊川悦司)はその復讐のため、ちゃくちゃくと準備を進めていた。加藤の手先は鳥刺し妖女・アギ(栗山千明)と自ら作り出した“機怪”たち。“機怪”とは、人に捨てられた廃棄物と捕らえてきた妖怪を合成したメカニカルな妖怪。廃棄物の「人に捨てられた恨み」により、加藤の忠実な手下として破壊と殺戮を行なうクリチャー。
麒麟送子の証たる剣を山に取りに行く道すがら、タダシは妖怪たちに出会う。最初は怯えていたタダシもだんだんと妖怪たちとうちとける。そして、妖怪たちと一緒に剣を取りに大天狗の住むという洞窟に入る。大天狗と出会い、剣を手に入れたタダシ、しかしその時、加藤達に襲われ、剣は折られ、タダシと仲良しの妖怪・スネコスリと大天狗がさらわれてしまう。
タダシと同行した妖怪たちは妖怪仲間に助けを求めるが、加藤の強大な力を怖れて、協力してくれる妖怪もほとんどいない。
戦力を整えた加藤は、巨大な飛行要塞に乗り込み、東京侵略を開始する。父方に引き取られたタダシの姉の住む東京へ。
というお話。
(以下ネタバレあり)

面白かったです。
ただ、バトルはあまりカタルシスが…。正義対悪のグワァ~っとした対決感と勝利のカタルシスはというのはないかなぁ。正義を求めて一致団結した妖怪たちが悪を討つという図式じゃないし。最後もなんかあれっという勝ち方だし。でも、意図してそういう風に作ってあるみたい。“正義”が一致団結して悪を討つという単純な勧善懲悪な図式は避けようとしているみたいです。“正義”が暴走しつつある現代にふさわしい描き方かもしれません。

プロデュースはチーム「怪」とか。荒俣宏さん、水木しげるさん、京極夏彦さん、宮部みゆきさんの4人のユニット。大沢在昌さんもちらりとご出演だし、大極宮も全面協力みたいです。
そう、カメオ出演も魅力的です。チーム「怪」さんの皆様もご出演だし。宮部みゆきさんの小学校の先生役はすごくはまっていました。もし私が小学生なら、宮部みゆきさんが担任の小学校に通いたいぞ。

敵役の加藤保憲は荒俣宏さんの『帝都物語』『帝都大戦』のキャラですね。阿部清明とは違って荒俣宏さんのオリジナルキャラと思いますが。『帝都物語』はむちゃくちゃ面白く読みました。
加藤保憲役の豊川悦司さんはどうかなぁ。不気味さは出ていると思いますが、超常的な力の持ち主という感じはいまひとつ。やっぱり嶋田久作さんの方が…。

鳥刺し妖女・アギ役の栗山千明さん。他の妖怪たちが和風な感じに対して洋風な衣装なのが印象深かったです。彼女も元々日本の妖怪の筈ですが。ただ、もちっと彼女が加藤を愛し、その手下となる過程を描いてほしかったなと。そうすればラストのアレも映えてきますし。なんとなくアレはお約束だから、みたいな感じがしました。

川姫役の高橋真唯さん。素敵でした。衣装がセクシー。フトモモがぁ~っ!!であります。ただ、やっぱり加藤との関係が、ラストのアレに至る関係が力不足のような感じがしました。向こうが憶えているほどの関係じゃないような気がするんですが…。

タダシ役の神木隆之介さん、むちゃくちゃ可愛かったです。時には美少女みたく見えますし、戦闘シーンでは凛々しいです。

ラストはちょっとホロ苦。そして、続編も作れるような感じ。
で、パンフレットを改めて見ると、セールス次第なようですが、どうやら三部作になりそうな構想のようです。う~ん、ちょっと食い足りない部分や消化不足な部分を感じましたので、ぜひとも三部作として完成させてほしいです。

妖怪大戦争、おススメであります。そして、次回作も作られるなら、ぜひとも会長を妖怪役に、であります。

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